歴史遺産学科

歴史/考古/民俗・人類
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2014-01-25

屋代村塾20周年記念収穫祭

 高畠町にある屋代村塾にて、創立20周年記念収穫祭が行われました。(2013年11月23日)

屋代村塾は、長井先生率いる日向発掘調査団が夏に2週間も寝食を共にした、とても思い出の深い場所です。約二ヶ月ぶりの屋代村塾。お世話になったみなさんにお礼を告げるべく、私たちも収穫祭に参加しました。地域の方々はあの時と変わらず、私たちを温かく迎え入れてくれました。

 

 屋代村塾の設立者であり初代塾長も務めた大塚勝夫先生のお墓参りの後、記念式典が開催されました。先生ほか各方々の挨拶・祝辞の後、まさかの学生に発表の場が…! 参加した学生3人は緊張しながらも各々の思いを壇上で述べました。(写真は長井ゼミ3年のI君が壇上で挨拶の様子。堂々と立派でした!)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

式典の後には、餅つきが行われました。

同時に、台所では美味しい料理の準備が着々と進められています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

餅つきの様子。冨樫さんの力強い杵さばきが伝わってきます…(笑)

学生も先生も餅つきをやらせていただきました。皆笑顔で楽しそうです!

 

 

  餅が出来上がった後には机にたくさんの料理が並べられ、懇親会が始まりました。

 

 餅料理は鴨肉を使ったお雑煮と納豆餅と、ザーサイの葉で包んださっぱりとしたお餅の3種類です。私は納豆餅とザーサイを使ったお餅は初めて食べましたが、お雑煮も含めてどれも美味しくて感激しました。他にもラ・フランスを使った料理や緑のトマトを使ったピクルスなど普段食べる機会がないような、様々な美味しいものを頂きました。

 下の画像はラ・フランスを使ったサラダです。長井ゼミ3年のI君がすごく気に入っていました(笑) 色とりどりのもみじがとても綺麗です。

 

  懇親会では、屋代村塾に関わる方々をはじめ、参加された地域の皆さんとたくさんお話をさせていただきました。食事の大切さや地域の農業についてなど様々なお話を聞き、普段日向の考古漬けな私たちにとってこの地域の知らなかった一面も新たに知ることができました。

 

 日向の歴史を調査し学んでいく上で、この地での生活や地域性などについて知っておくことはとても大切なことです。お世話になった地域の方々と交流をしながら、地域の生の声を聴くことができ、とても有意義な時間を過ごすことが出来た1日でした。

 

 

ーおまけー

 

 今年の発掘調査において大変お世話になった冨樫さんと屋代村塾に、発掘参加メンバーの感謝の言葉を書き入れたTシャツを贈ったのですが、それが屋代村塾の壁に飾られているのを発見!

(ちなみに今年度のTシャツは青色で、背中に『「なぜあなたは掘るのか?」ー「そこに過去があるから」』とプリントされています。)

 

 来年度はその隣に、もう一つTシャツが増えていることでしょう。。。

冨樫さんありがとうございました!

 

 

 

 

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