ゼミ旅行二日目は、長崎県の端島(軍艦島)からのスタートです。
前日の天気予報では台風の影響もあり雨とのことでしたが、曇り空と風が少し吹く程度の天気模様となりました。
予約していた船に乗り込みいざ出発です!
長崎港内を出港してからは、三菱の造船所やイージス艦といった様々な船を見ながら、観光案内のアナウンスを聞き端島の簡単な説明を受けて目的地へと向かいました。
約一時間ほど波に揺られ遠くの方に見えてきた島の姿はまさに「軍艦」そのものでした。
端島は天候や波の高さなどの都合により、船長が危険と判断した時点で上陸することができません。ゼミ生全員が上陸することを渇望していましたが‥
結果は上陸することが叶いませんでした。波の高さの影響だったようですね‥
上陸することができなくなったため予定を変更し、端島の周遊ツアーとなりました。
通常の上陸ツアーでは向かう事はない島の西側まで船で回り実際に島の隅々まで見ることができました。
島の娯楽施設や学校・社員住宅・島民の信仰の対象となっていた端島神社などの細かい住居の説明を一つ一つ受けることができました。
上陸できなかったとはいえ、普段見る事ができない島民の生活スペースについて詳しく説明を受けることができたためよい体験となりました。
端島を後にして向かったのが、炭鉱の島として共に栄えた高島です。
この島にある「高島石炭資料館」を見学しました。ここの資料館では、高島とその周辺の炭鉱の歴史的資料を展示しています。
上陸時間が限られているためすべてを見ることができませんでしたが、ガイドボランティアさんによる端島の全体模型を用いた説明は、話に飲み込まれるほどわかりやすく上陸ができなかった私たちにも、島のどこに何がありどう生活していたのかがわかるような想像力をかきたてる説明でした。
ボランティアさんに、端島は数日前に建物の一部が倒壊し崩れたと説明を受けました。
私たちが見た端島はその日限りの物であり明日にはまったく違う形になってしまいます、それをただ写真に収めるのではなく、是非自分の目でみて記憶に残して欲しいというガイドさんの言葉は今も記憶に残っています。
約二時間のツアーを終えて船を降りて次に向かった先は‥
美味しいラーメン屋さんです。
お昼休憩をはさんで次の目的地である出島を目指しました。
出島といえば、扇形の人口の島で海に取り囲まれている印象でしたが現在周りはビルに取り囲まれている状態でした。
東側ゲートの方から入場し、出島の歴史・修学スポットを回りました。
19世紀初頭の出島の姿の復元を目指しているらしく、南蛮貿易時代から明治時代以降までの建物を見ることでき、出島に住んでいた人々の生活の姿を再現しているジオラマなども数多くあり、19世紀の出島の姿をイメージしやすかったです。
また、映像で出島の歴史や現在の復元整備事業の説明と盛りだくさんの説明を受けることができたため、出島の史跡と建造物の「昔」の姿と完全復元を目指している「今」の姿を確認することができました。
出島を後にして向かった先は、同じ長崎市内の大浦天主堂です。
カトリックの教会であるため祈りをささげている人の姿や観光客の姿で賑わっており、外観や内装もとても綺麗で目を奪われました。
すぐ隣には有名なグラバー園もあったのですが、時間の都合で立ち寄ることができませんでした‥
二日目最後の目的地は、日本初のアーチ式石橋として有名な眼鏡橋です。
橋が眼鏡に見えると思っていたら、川面に映った影の跡が眼鏡に見えることからこの名前がついたそうです‥
眼鏡橋をはじめとする周辺のスポットでは、ハートストーンが埋め込まれており人が集まるパワースポットとして人気を集めています。
ゼミ生(女子)も祈りをささげていました。
そのあとは、今日の宿泊地である佐賀県の唐津まで向かい二日目は終了しました。
二日目は長崎市内での観光でしたね、三日目に続きます‥