歴史遺産学科

歴史/考古/民俗・人類
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2009-09-12

アローイ!


みなさま、サワディー・カー!
?くいしんぼう?ことT橋一号です。

タイへやってきて3日目の今日は「パノム・ルン遺跡」と「ムアン・タム遺跡」に行きました。

ふたつとも「クメール遺跡」。これまでの遺跡とはまた異なる建築様式などを見てきましたよ〜。
クメールといえば、アンコールワット!私が一度は訪れてみたいあこがれの遺跡です。そのアンコールワットとほぼ同時期に作られた遺跡が見られるということで、とても楽しみにしていました。

まずは「パノム・ルン遺跡」
「パノム・ルン」とは「大きな丘」とういう意味で、その名の通り死火山の上にあります。
遺跡の中心部へと続く急な階段をなんとか息を切らせながら登れば、そこから見下ろす風景に感動。クメールの本拠地であるカンボジアを見渡すことができました。
そしていたるところに施されている神々たちの彫刻が素晴らしかったです。本当に細かいところまできれいに彫られていました。

次は「ムアン・タム遺跡」
「パノム・ルン遺跡」がある山のふもとにある遺跡で、「ムアンタム」は低い町という意味だそう。
こちらもまた彫刻が素晴らしかったのですが、他に石材の組方が興味深かった。クメール建築には木造もあるんですが、それを石造にも応用しているような跡があり、複雑な石の組方をしていました。

遺跡からの帰り道、ござ織りをしているお宅にお邪魔しました。二人がかりで一気に10mのござを織っていく様子や完成品のカラフルなござに興味津津なみんな。その中で、「ノーイナー」(日本語で釈迦頭)という果物を発見したワタクシ。おいしいと聞いていただけに、私はすっかりそっちに夢中。そうするとなんと!家の方がノーイナーを分けてくれました。
タイの方のやさしさに感動。そして感謝。
みんなでおいしく食べました。独特のまったりとした甘さがある不思議な果物でした。

そして夕食では本場のトムヤムクンを食しました。
辛さにいい汗をかきながらおいしく食べました。ぷりぷりのエビおいしかったなぁ。
私のおすすめは「プーパッポンカリー」ワタリ蟹のカレー炒めといった感じの料理なのですが、これがもうおいしいったらありゃしない。単品で食べるとやや濃いめかなと感じる味付けはご飯と一緒に食べると絶品!ご飯がすすむすすむ!一番ごはんをおかわりしていたのは私かもしれません…。
ぜひ、みなさまにも味わっていただきたい一品です。
あーもうまた食べたくなってきたなぁ。

タイの食べ物はどれもアロイ!(タイ語でおいしいの意)ものばかりです。せっかく異国の地にきて、周りの食べ物は見たことないものばかりとくれば、食べなきゃ損!損!
食文化を学ぶ勉強になりますからね。

てことで、本日は明日もアロイ!ものを食べまくる気満々のくいしんぼうがお送りしましたー!
明日はどんなおいしいものが食べれるのか、楽しみ楽しみ〜♪






赤鬼でみせた食いしん坊の片鱗、タイで全開!みんなよく食べましたが、あなたの右に出る人はいませんでしたね。でも日本に帰ってきたらみんなスマートになっていたのです。連日、炎天下高湿度の中を歩き、汗をいっぱいかいて、三食タイ料理、イサーン料理を腹いっぱい食べる。食って、汗して、寝て、出す?これが人間らしい生活です。旅の鉄則をみんなが実践してくれた成果です。

パノム・ルンは参道を進むにつれて塔や祠堂の姿が見え隠れするクメール寺院の典型的な構造を持っています。眼前に突如、荘厳・優美な建築が姿を現す光景は感動的で、言葉を失います。

回廊の窓枠はあたかも額縁のようであり、お堂の入口は鏡の奥を覗くかのように幾重にも四角い枠が連なってみえる。いやがうえにも人をいれて写真におさめたくなる。観光客をみてるとお国をとわず、美の感覚は共通しているようです。
でも、どこかでみたようなステレオタイプな感動とは違う、自分だけの美をみつけたり、遺跡の「光」だけでなく「影」を観察する、そんな心の揺さぶりが感じられる写真、レポートを期待しています。




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