歴史遺産学科

歴史/考古/民俗・人類
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2009-10-06

ジャカルタ旅行記二日目その1【いつ睡眠とるんですか??】

9月22日。昨晩遅くに到着したので、今日は昼頃まで休息を取り、午後から周辺散策でジャカルタに慣れる予定…だった。

午前4時頃。(眠くてよくわからない)自分の安眠がいきなり妨げられた。何か遠くから変な話し声がする…カーテンを開けてもここは7階、外もまだ暗い。隣の部屋からも声は聞こえない…いきなり出たかッ!!!(幽霊の類いが…)窓を開けて新鮮な空気を吸って寝直そうとした時、その話し声が大きくなった。

コーランだったか…

それから毎日コーランが目覚ましになることをまだ予測してませんでした。

二度寝をしてからホテルの朝食を食べに行きました。欧米風だったらつまらないな、と思いながらロビーに到着するとスパイスの良い香りが…晩飯抜きだったせいもあり、香りだけで心躍りながら席に着く事に。しかし、そんなウキウキ気分もつかの間。インドネシア語も話せない自分に気づき、誰かに何か話された時の対処法を考えていなかったのです。朝食はビュッフェスタイルで恐る恐るお皿を取りながら、食べ物を選ぶ事に。しかし、インドネシアではどのように盛りつけるのが当たり前なのかわからないので、キョロキョロ周囲を伺いながらのぎこちないお客さんになってしまいました。

朝食はナスィゴレンを中心に野菜の炒め物、肉じゃがのようなもの、スイカ、ピンクグレープジュースでした。ナスィゴレンは辛いチャーハンに卵が乗ってロコモコ風になったようなものです。一口食べるとスパイスの香りと辛みの中の甘みが口の中に広がって、食欲をそそってくる味です。調子に乗ってガツガツ食べていたらチリの辛さがだんだん強くなってくるので、そこでおかずが登場!!!おかずは辛いものもありますが、自分でチリソースをかけなければむしろ日本料理に近い味が多いです。ナスィゴレンとおかず、スイカを交互に食べてお腹も心も満腹に…部屋に帰ると胃腸が休まるまで動けませんでした。

9時にホテルを出発し、一番近いショッピングモールに行く事にしました。目的は今後着る服を入手すること。服を日本から持って行くと鞄が重たく、現地で買うとかなり安いこともあったので、服を持ってきませんでした。明日着る服ない…そう思いながら急いで買いに行くことに。

ここでまた問題…移動手段を何にするか、ということです。タクシー、モーターサイクル、バイジャイの三択。極貧旅行なので、値段安いモーターサイクルに乗せてもらうことにしました。モーターサイクルと言っても、ただバイクの二人乗りをするだけのこと。「ポリスがいるから一応ヘルメットかぶってくれよ」と言われ、ヘルメットを装着。夜遅くに到着した自分に取って初めて見る日中のジャカルタ…どんな風景が広がっているんだろう…

車とモーターサイクルとバイジャイのせめぎ合いです…

道路は少し広い一車線。その中を我が先にとカーレースを繰り広げる乗り物。モーターサイクルには5人乗ってるのが当たり前。人数制限は乗れるだけということでしょうか??道端には屋台(ワルン)やインドネシアのイメージっぽい建物が建ち並び、たまにHONDAやTOYOTA、パナソニック、日本でよく知られるメーカーの看板がちょくちょく顔を見せます。なんだか不思議な気分にさせられました。






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