歴史遺産学科

歴史／考古／民俗・人類

2016-05-24

南陽市の遺跡発掘現場を見学しました

　歴史遺産学科２年の守屋です。

　５月22日（日）、南陽市社会教育課、角田朋行さんのご案内のもと、今現在緊急発掘調査中の岩屋堂遺跡（川樋地区にあります）の発掘現場を見学させていただきました。最初に現場の状況をご説明くださり、その後出土した遺物を見せていただきました。縄文時代晩期の土器がたくさん出土しており、感動しました。

角田さんによる岩屋堂遺跡の説明

発掘の際に出た残土から遺物を探す

　午後からは、白竜湖の東側に位置する金沢山ノ神遺跡を訪れ、地表に転がっている遺物の採集をしました。携帯用の簡易GPSを使った、簡単な実習も行いました。

　GPSを正確に読み取り、記録することは大変でしたが、やり遂げた際は他では味わうことのできない達成感がありました。

金沢山ノ神遺跡でGPSを使って遺物を採集

暑い日の中での作業となりましたが、発掘現場の見学や表採など貴重な体験をさせていただきました。

お忙しい中私たち説明してくださった角田さん、懇切丁寧にご指導くださった長井先生、本当にありがとございました。