こんにちは!
5月21日土曜日に、野焼きにて長井ゼミと石器チュートリアルの親睦会兼ねたイベント、縄文launchを開催し、考古学的調理実験が行われました!!
今回調理実験として実験した料理は、4種類でした。
1つ目が南九州の縄文時代草創期から早期の時期にかけて多く見られる、連結土坑を使った燻製料理!2つ目が焼き石を使った鯛の包み焼き!3つ目が豚バラを石器でひき肉にして、つくね状にした縄文ハンバーグ!そして考古学ゼミの料理長である大将(3年永井)による、アサリスープが振る舞われました!!!
調理実験のほとんどの過程を、現代の利器を使わずに当時の技術を駆使して調理する事を約束事にしました!また連結土坑や焼き石などは、実際に遺跡から出土した遺構を出来るだけ復元しながら制作されました!!
今回はその一部をアップします。詳細については、春のオープンキャンパスで実験報告書として掲載する予定なので、興味のある方は5月28日に行われるオープンキャンパス学食前会場へ是非ご来場下さい!!!!
石器を使って鯛のうろこを取る 3年ひろき君
焼き石を使って鯛に火を通している 3・4年
焼き石で蒸しあがった鯛
石器を使ってひき肉にしている 2・3年
縄文ハンバーグと土器で作ったアサリスープ
連結土坑を掘っている2年堀江君・斉藤君
田口先生からもらったシカ肉を木に吊るして燻製した
連結土坑に火を絶やさなかった1年金彦中(キム オンジュン)君
今回は失敗に終わった連結土坑での燻製 次回への課題が残る…
次回の成功に向けてしっかりと記録を!!
日本画の末永先生もにも貴重なアドバイスをもらいました!
今回はあまり実験の準備が整っておらず、次回への課題も残る実験になりました。他の遺跡の遺構と比較分析したり、実験計画をきちんと練り直すなどして、実験考古学として認められる様な実験を続けていきたいと思います。
オープンキャンパスの一週間前である忙しい時期ではありましたが、1年生から4年生までで楽しく調理実験ができ、なおかつ参加者が親睦を深められた良い時間となりました。
歴史遺産学科4年 菊池