「勝又家資料」は2011年の東日本大震災で津波をかぶってしまった「被災文書」です。
翌年にNPO法人宮城歴史資料保全ネットワークがレスキューし、それから整理のお手伝いをさせてもらってきました。
月1回のペースで東北大学に通い、古文書1点1点をクリーニング。それを芸工大に持ち帰り、デジタルカメラで撮影をして目録を作ってきました。
整理は4年経った今も終わっていませんが、整理が終了した分の目録を第一弾として刊行した次第です。
2012年度に卒業した学生から作業に参加してくれています。参加してくれた皆さんの名前も入れさせてもらいました。
なつかしい名前と思いつつ、皆さんが卒業するまでにこのようなかたちにできなかったことを心苦しく感じました。
欲しいという方はこちらまで連絡ください。「takehara.kazuo@aga.tuad.ac.jp」
そして、先輩たちの意志をついで、まだまだ続く作業に現役の学生たちにも参加してもらえればと思います。