東北一万年のフィールドワーク「大鳥」「養蚕と紙漉きの記憶―白鷹町 深山 萩野―」が刊行されました。
東北文化研究センターより刊行しているブックレット<東北一万年のフィールドワーク>シリーズは今回で13、14冊目。
歴史遺産学科の学生たちもこのプロジェクトに関わり、大きな学びを得ています。
春休みは刊行に向けた追い込み期間。
調査に関わった学生たちが研究員の方々に指導を受けながら、編集作業に取り組んでいました。
一冊のブックレットが完成するまでの一つ一つの作業は、4年間の学生生活はもちろんのこと、卒業後の活動のどこかで必ず役立つ実践的なことばかりです。
調査の中で調べる喜びを知ったり、何を伝えたいのか、現地の方に何を残したいのかを考える時間は、学生たちにとってかけがえのない経験になっていくのだと思います。
そこでの関わりから、その土地に住んで、地域に貢献しながら活躍されている先輩方もいます。
今回関わった大鳥地区、白鷹町の皆さまありがとうございました。
突然の訪問にも関わらず、いつもあたたかく迎え入れていただきました。
現在もお住まいの方はもちろんのこと、昔この場所に住んでいた方々にも読んでいただければと願っております。
そしてご指導いただいた研究員の皆さま、本当にありがとうございました。
関わった学生たちのこれからが楽しみです。
是非機会がありましたら、お手にとってご覧いただければ幸いです。