こんにちは、むらっちゃんです。
11月25日から27日まで、ススコゲ調査で北海道へと飛んで行きました。メンバーは北野先生、福田先生、神先輩、獅子座の女、自分の5人という比較的少人数でした。自分は初飛行機だったのですが、獅子座の女に「飛行中に顔が次第に土気色になるのが面白かった。」と言われました。
今回は北海道大学敷地内から出土した、サクシュコトニ川遺跡の土器のススコゲを調査させて頂きました。サクシュコトニ川遺跡の土器は『擦文式』で、アイヌ文化とはまた違った文化だったそうです。
25日の夜に山形を出発したので、北海道・札幌に着いたのは深夜近くでした。翌朝、さすが北海道、山形とは寒さが違うぜと思いつつ北海道大学へと向かいました。
ホテルから北海道大学までは徒歩1〜2分で、今回は移動が楽だなぁと思っていたのですが、そうは問屋が卸さない。北海道大学の広さをなめていました。か〜な〜り広い。獅子座の女曰く、「ディ○ニーランドが入るんじゃないか?」だそうです。なんせ一学部に建物一つですから、大学全体が街のようでした。
サクシュコトニ川遺跡のカマドは、土器が一つ掛けと考えられているそうなので火前が分かりやすいかと思っていたのですが、そうは問屋(以下略)。全体的に二次被熱が多く、土器を観察する経験の浅い自分には、なかなかに分かりにくいものでした。
次第に混乱してきて、「君は赤化しているのか。」と真剣に土器に語りかける始末…。
カマド掛けに使用された土器は、口縁部が短く模様が無いのに対し、直置きは口縁部が長く模様が付いているという作り分けがされていました。
その日の夜、神先輩、獅子座の女、自分の学生組は北海道の海鮮を求め、福田先生の情報を元にあるお店に向かったのですが、思いのほかお値段が高かったので断念。札幌の町をしばし彷徨い、結局札幌ラーメンを食べました。
最終日、引き続き作業を続けました。
今回で自分が参加させて頂いた調査は四回目なのですが、慣れてきたせいか、逆に土器から読み取った色々な情報を、上手く整理することが出来ませんでした。次回までに、もっと頭の回転を早くしたいです。
今回、北海道に行くにあたって、海鮮に胸膨らませていましたが、何故かラーメンばかりを食べていました。でも美味しかったです。