歴史遺産学科

歴史/考古/民俗・人類
*
2011-01-05

再びアッタ・プー C村と出会った〜。


6時に起きて、朝飯前に博物館から借りた土器の実測をする。

博物館に土器を返却に行き、再度、展示品を熟覧する。

早朝にとった実測図を博物館に展示してもらうことになった。光栄だ。2階に展示してあった52体の仏像が入った土器はチャンパサックの古代都市でトングリスが掘ったことが判明。18世紀のものだという。サバンナケートのブッドンのモーナムとよく似ている。

11:20博物館を出て、再びアッタプーに向かう。調査対象をS村に決めたからだ。そのまえに今日は郊外のC村をみておくことにする。

出発が遅れ、セーコンの近くで遅い昼食を食べていると、車のタイヤのパンクに気づく。暗くなる前にC村に着かないといけないのに・・・。パンク修理屋を探してなんとか走り出す。ラオスの道はダートが多いので車にとってはかなりハード。パンクも多いのだ。

もう暗くなった18:00前にやっとC村に着く。
家の前で夕食中の家に飛び込む。偶然にも村長Pさんがその場にいた。ここはいとこのpさんの家だった。鍋の蓋をあけてびっくり!大きなヘビだった・・・・。ここもOiの村だ。

水甕置き場に土器が5個ずらっと並んでいる。S村のモーエンナムと似ているが、ここではみな高台が付いている。
暗くてよく見えないが土器がたくさんありそう。ポターも50世帯以上いそうだということで、明日からの調査地を急きょ変更する。

宿を探すがなぜかどこも満室。やっとあったと思ったらお客が誰もいないゲストハウス。おばちゃんがあわてて電気をつけだしたので遠慮させてもらう。
最終的にはベトナム人が経営するホテルに泊まる。ラオ語がしゃべれない夫婦が経営していた。そして夕食を食べに行った食堂もメニューから従業員まですべてベトナム語にベトナム人。この町ではそれでやっていけるベトナム人コミニュティーが出来上がっているようだ。ラオス経済は中国やベトナムが牛耳っているという話を聞くがここでもそんな気配がぷんぷんしている。





ラオスでは食堂のテーブルの下に犬がうろうろしていることがある。食堂で飼われている犬ばかりでない。客のおこぼれをもらって生きている。たまには誤ってこぼしたものを掃除してくれる。
タイヤには大きなネジ釘が刺さっていた。スペアをはいて近くのパンク修理屋にいくが、結構荒っぽい直しで、後日再修理を余儀なくされた。
フラッシュ撮影すると砂埃が飛んでいるのがわかる。ラテライトの真っ赤な砂埃だ。







最近の投稿

最近のコメント

アーカイブ

カテゴリー

メタ情報

東北芸術工科大学
TUADBLOG