どうもかくたです。
7月22日〜24日に、秋田県の八郎潟と男鹿半島に行ってきました!
今回はオープンリサーチ事業で秋田県の伝統的和船の調査に行きました。
今回見ることができたのは
・八郎潟の潟舟(ガタブネ)、丸木舟
・男鹿半島の丸木舟(エグリブネ)、テンマ船
・八森のハタハタ船
です。
特に潟舟に関しては、潟上市の職員であり潟船保存会の役員でいらっしゃる天野さんのご協力を得、昭和町の「八郎潟漁労具収蔵庫」にて実測をさせていただきました。
右上画像が潟舟です。実は右の方がトモ(トモ=船の後ろ)という海の船とはまた違った特殊な形を持っています。
船って奥が深い…かっこいいですね!!!!
この船は江戸中期以前のもののようです。
何に使っていたものなのでしょうか………。
しかし、すごく巨大な船です。目の細かい杉をふんだんに2本、真ん中には補強材が入っています。贅沢な丸木舟ですね。これは要調査です。
これは「秋田名物八森ハタハタ…」とうたわれるように、八森のハタハタ船です。
全長約12m!使われなくなったハタハタ船も多い中、この船は現役で使用されているそうです・・・!
時代を生きてきた船たちは本当に迫力がありました。
モノは人間以上にゆるぎないアイデンティティを持っていて、私たちに歩んできた道や歴史を語りかけてくれます。今回の調査はそれを直に感じるものでした。
漁船と対話をするつもりで、これからも伝統的和船の調査を進めていきたいと思います^^