歴史遺産学科

歴史/考古/民俗・人類
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2011-10-03

研修旅行4日目〜出雲〜

研修旅行4日目は、前半3日間とはうってかわって快晴となりました。
この日は、島根県出雲市にある出雲大社と古代出雲歴史博物館、日御碕へ行きました。
はじめに出雲大社をみて回る予定でしたが、ガイドが始まるまでかなり時間があるとのことで、先に古代出雲歴史博物館を見学しました。
島根県立古代出雲歴史博物館は、出雲大社のすぐ隣に建っている博物館です。
出雲大社関係の展示は勿論、3日目に訪れた石見銀山やたたら製鉄、風土記神話、青銅器など、島根県全域に渡る歴史と文化を紹介しています。
ガイドが始まる時間までに一通りみて回れると考えていましたが、展示物がとても多く、私は常設展示室の半分もみることができませんでした。
チケットがあれば再入場できるとのことなので、博物館はひとまず置いといて出雲大社へ。

出雲大社は、大国様こと大国主大神を祭神とする古社です。
現在、出雲大社では「平成の大遷宮」が行われており、御本殿を囲む荒垣内が立入禁止となっています。
ガイドさんと共に神々の宿舎である十九社など、現在みることができる場所をまわりましたが、やはり御本殿をみることができなかったのは残念でした。
しかし、大遷宮が終わるまで大国主大神の仮住まいとなっている御仮殿で、皆しっかり御参りしてきました。
出雲大社で参拝するとき、拝礼は二拝・四拍手・一礼となっています。
ここで四拍手するのは「しあわせ」とかけているからだとガイドさんが言っていました。
昼食をとった後は、再び古代出雲歴史博物館へ。
館内の常設展示を一通りみて、特に印象的だったのは、やはり出雲大社関係の展示でした。
平安時代の出雲大社の模型は予想よりも大きく、驚きました。
次は、日御碕まで車で移動です。
根半島の最西端にある日御碕では、日御碕神社や出雲日御碕灯台に行きました。
日御碕神社は、『出雲國風土記』に「美佐伎社」と記されている古社です。
楼門を入ると、天照大神を祭る下の宮と須佐之男命を祭る上の宮とに分かれています。
楼門や回廊を含む14棟が国の重要文化財となっていて、鮮やかな赤塗りがとても綺麗でした。
出雲日御碕灯台から少し歩くと鳥見台があり、そこから国指定天然記念物であるウミネコの島、経島を一望できます。
とても景色がよく、写真撮影会になったのですが、CDジャケットのような写真が撮れ、面白かったです。




余談ですが、最終日のホテルはとても豪華で皆はしゃいでいました。
5日目に続く!

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