6日目はまず北海道博物館へ
北海道博物館は、2015年4月にリニューアルしたばかりの、北海道の歴史や、自然、アイヌ文化など、北海道のあらゆることに通じた総合博物館です。
新しい博物館なだけあって、具体性の強い展示、触れる展示ですごく面白かったです。
展示スペースも広く、見せ方も工夫が凝らされていて、子供から大人までどんな人も楽しみながら学べる博物館でした。
印象的だったのは、「熊を”駆除”するか”共存”か」という意見の投票スペースです。
自分たちにとって熊を危険な動物として捉えるか、尊重するべき生き物として捉えるかを分けて考えることは非常に難しく、考えさせられました。
そのあとは、札幌市街で自由行動です。
時計台を見たり、さっぽろテレビ塔で写真を撮ったりなどしながらお土産を買いに行きました。
夜は先生がたと居酒屋で飲み会をしました。
札幌といえばスープカレーを食べないわけにいきませんよね。
札幌出身の子おすすめのお店で食べました。ボリュームもあって、美味しかったです。
また、お店のトイレがディスコみたいで最高でした。
この旅行はほぼ大自然の中で過ごしていたので、札幌のような街中は久しぶりでテンシ
ョン上がりました。
先生や友達の、普段は見えない顔が見えた6日目でした!
網走を出発していざ知床へ!海岸線を走り続けて着いたのが、知床八景に数えられるオシンコシンの滝。豪快な流れ!
名前の由来はアイヌ語で「川下にエゾマツが群生するところ」を意味する「オ・シュンク・ウシ」から転じた。(Wikipedia引用) とのこと。観光客いっぱい。
涼しい気持ちになったところでいよいよ知床国立公園内に入っていきます。
右手にはオホーツク海が悠々たる眺め。
この写真の右下の方に、クマがマスを食べにくるという養殖場があって上からヒグマがみられるポイントなんだそうですが、
生憎みれませんでした(悲しみ)
知床でパシャリ。非常に天気が良くて、まぶしいくらいでした!
クマ除けの柵には電気が走っていて、結構高いところに設置されていました。ヒグマの大きさを感じる……。
車を走らせて道を登っていくと、羅臼岳の峠にでます。右手にきれいに羅臼岳が見えます。
この日は晴れていて標高の高いところはものすごく風が強かったです。朝、田口先生から、「風が強くて寒いからスカートはやめておいた方がいい」と言われたのですが、まったくその通りでした。やめて正解でした。本当に極寒です。
ここは、正面に海が広がり、国後島が間近に見えます。国後島は現在ロシア領となっているので、海を渡れば隣の国です。
こうして近くでみると、領土問題がけして遠いものではなく、身近なものであることを感じさせられました。
知床を降りて、ちょうど旬の鮭の川登りがみれる川に行きました。
生きている鮭が流れに逆らって、豪快に川を上っていく姿をみることができました。
その瞬間的な勢い、生命力を感じる一方、産卵を終え力尽きた鮭を糧にするカラスを見ると、自然な命の繋がりを感じます。
これぞ食物連鎖。地球の生命の営みなのだなあと思います。
この日は釧路のスパカツがおいしいというお店(田口先生のお気に入り)へ行き、
それぞれが、スパカツか、スパカツ以外のものを注文して食べました。
4日目にして北海道旅行初の、普通のビジネスホテルに泊まります。
続いて、5日目へと続きます⇒
2日目は、北海道へ到着して旅行がようやく本番を迎えます。
では、まず
海に囲まれた船で見る朝日はきれいですね。甲板に登ると朝早くにも関わらず多くの人がいました、
やはり船旅の醍醐味と言える景色です。
そして苫小牧から北へ約八時間進み、西興部村へと行きました。読み方は”にしおこっぺ”と言います。同じ日本でも難解な地名が多い北海道は、アイヌ語由来が多く初見では中々読めませんね。話が脱線しましたが、西興部村では鹿狩りが待っています。旅の目玉です!
西興部村には16時頃の到着、日が落ちる前に猟を終えるため一同車に乗り鹿を探しました。車から鹿がちらほら見えると「あっ鹿だ!」と驚きの声が上がりました。その時に、普段は味わえないゼミ旅行ならではの面白さを感じました。このように車で獲物を探す猟は、「流し猟」と呼び猟と言っても様々なんですね。そして仕留めた鹿はその日のうちに解体に回されます。
この鹿は、体重80キロの小鹿でした。ここでの解体では頭と手足そして内蔵を取ります。それまで生きていた鹿を、目の前で捌く様は何か考えさせる景色でした。生き物を肉にする工程には、特有の臭いや衝撃があります。それを五感で感じること、心に留めることが重要だと思う場面でした。
以上2日目をお送りしました。
3日目に続く。
こんにちは、謝ゼミです。
私たちは、9月20日~27日間に田口ゼミ・謝ゼミ合同で北海道へ旅行に行きました。
ここでは1日目の模様をお届けします。
初日は、大学から仙台港まで車で移動すること約2時間
ここからはフェリーでの移動になります。
私たちが乗る太平洋フェリーは、仙台~苫小牧間を沿岸沿いに航行し約15時間の船旅になります。夜には街の明かりが遠くに見え、まさに旅情という感じでした。こちらは船内の様子、ラウンジでしょうか?落ち着いたよい雰囲気ですね。
と、初日はこのような一日を送りました。しかし、やはり船旅で船内を歩くと揺れを感じましたが、床に着くとより全身に揺れが伝わりますね。ここで疲れていては残りの予定に響く、なんせ翌日は旅の目玉の一つが待っています。早いうちに眠りについて体を休めます。
初日はここで終わります。
2日目に続きます。
こんにちは。久方ぶりのさちこです。
去る10月21日(日)、高畠町で「クラシックカーレビューin高畠2012」が開催されました。
今回はその会場の様子と、山から現れた珍客の紹介をしたいと思います。
2年に1度開催されるこのお祭りでは、毎回商店街に日本各地からクラシックカーが集い、展示やパレードが行われます。
展示会場では、珍しい車がたくさん並んでいました。国産車・外国車ともに1987年までに生産されたものだそうです。間近で写真を撮ったり、手で触ったりすることもできました。中には試乗させてくださる持ち主の方も。
また、会場には屋台やフリーマーケットの出店もあり、フラリと立ち寄られた方、あまり車に詳しくない方も気軽に参加できる内容でした。わたしは知り合いの方に玉こんにゃく(米沢牛入り!)や納豆汁をいただきました。食べ歩きも楽しみの1つですね。
次回の開催は再来年。機会がある方は、ぜひぜひご来場くださいませ!
もちろん、ただ遊んでいたわけではありませんよ!
実は、いつも「高畠まちあるき」でお世話になっているお蕎麦屋さん、「そば処ふるかわ」のお手伝いと卒業研究のため、前日20(土)から泊りでおじゃましていました。
20日、調査中に集落の方と立ち話する中で、「最近はサル多い。ブドウ辞めだ人多いがら、家の傍まで寄ってくるんだ。」という声が聞かれました。
そして21日、なんとお祭り会場に1匹のサルが!
サルは、しばらく民家の屋根をウロウロしてから、どこかへ行ってしまいました。わたしは、野生のサルを間近で見たのは初めてのことでした。町場まで野生動物が現れる時代に…。
さまざまな方が訪れた週末の高畠でした!
すっかり秋になりましたね。
こんにちは、謝ゼミ相澤です。
10月14日日曜日に、毎年恒例となっております謝ゼミの芋煮会が行われました。
この日は天気にも恵まれ、馬見ヶ崎川周辺は芋煮をする“芋煮スト”たちで賑わっておりました。
先週は学科全体の芋煮会があったので2週連続で芋煮を食べる人もいたり。
鶴岡出身の3年ゼミ長は味噌味をご所望でしたが、カレーを入れるとどうなるだろうという議論の結果(というか芋煮セットを借りたら醤油が入ってたので)味のベースは醤油に。
そしてシメにはカレーとうどんを投入!
山形では芋煮の最後にカレーを入れることが少し前から流行のようですね。
とても驚きました。
後期がはじまりこれから忙しくなってきます。先輩方のちょっとした息抜きになればうれしいなと思う3年生でした。
今年のゼミ旅行は、恐山と函館に行きました。
専門のガイドさんから説明を聞きながら、恐山を回りました。
恐山の風景
あれ、番外編の「ゼミ生」もいました、大歓迎です。(笑)
グランドホテルで、下北南部裂織体験。
皆さんの作品はプロ並みですよ〜
ほら、見て、すごいでしょう!
仏ヶ浦にて
函館の夜。
屋台にたくさんの店が並んである。
何を食べようかなぁ、目移りしちゃいます〜
最終的に、全員がてんぷら定食を選んた。
美味しそう、にやにや……(笑)
めちゃめちゃ美味しかった!
幕末の見果てぬ夢の象徴ー五稜郭
函館市立博物館での見学。
学芸員の方から説明を受けてます。
北方民族の世界ー函館市北方民族資料館にて。
アイヌ民族をはじめ、ウイルタ民族、アリュート民族など、厳しい自然の中で生きてきた北方民族の伝統的な知恵と文化を表現した、貴重な民族資料の数々を展示しています。
今年のゼミ旅行は、長距離バスと船での移動は時間がかかったけど、ゼミ生たちが自ら考えたプランは充実していて、とてもよかったです。
ガイドさんや学芸員との出会い、また旅行中の喜怒哀楽といった出来事、きっとみなさんの成長につながっていくと思います。
最後、余談ですが、もっと感動的な出会いがありました。
最終日の赤レンガ倉庫のビアホールで、何十年ぶりでしょうか、偶然にも社員旅行中の上海の大学時代の同級生と会いました。
縁というものは、不思議なものですね。
北海道で同級生と再会したこと、本当に感激しています。
それも、ゼミ旅行のおかげですね。(笑)
「人」を大事することは、自分にとって何よりの宝物です!
by Xie li
みなさん、こんにちは謝ゼミ4年のBawdiesです。
今回の写真は、本年度の卒業論文中間発表会のレジュメ提出締め切り30分前の様子です。
今日は早くから209での作業が行われ、提出する人、追い込みをかける人、それぞれの目的に向けて気合が入っております。
歴史遺産学科では誰もが通る道です。その状況になって何を考えるかは、4年生になってみないと分かりませんね。
こんばんは、夜は涼しくていいですね。
謝ゼミから相澤です。
前期終了が近づくと共に、謝ゼミでは夏にあるゼミ旅行にむけての計画が着々と進められています。
私たちが行くのは青森下北半島〜函館。
移動がとても難しいようですが、プランナーの方のおかげですごく綺麗にまとまっていました。
簡単にここに行きたい!なんて言ってしまって反省です。
今回の旅行のメインは恐山なので、各自旅行までにイタコについて調べることになりました。
ビデオで見た程度の知識しかないので、これから八月までの間、面白い発見がありそうです。
同時に、今月末のオープンキャンパスの準備も進められています。
2回目のオープンキャンパスでは前回に引き続き『民族衣装体験』も行いますが、『刺し子』という物を作る体験も行うことができます。
簡単な刺繍にする予定なので、初めてでも楽しく作れると思います。
私は不器用なので少し練習しておこうかな、なんて。
次のオープンキャンパスもぜひ来てくださいね!
こんにちは、準備室です。
今回は昨日行われた民俗・人類学基礎演習1の様子を少しだけご紹介します。
この日の授業内容はスケッチ。演習室でスケッチのレクチャーを受けた後、大学の敷地内で各々好きなものを描いていました。