歴史遺産学科

歴史/考古/民俗・人類
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2009-07-31

夏開始ッ!!!

どーも、Aこさんです。

今日は夏休み中のオープンリサーチ(民俗・人類学チーム)の予定とだいたいのメンバー決めの話し合いがありましたー。

一年生が多くてちょっと驚いています汗
自分の時はこんなにいなかった気が…

二年生は見慣れた顔がいて、三年一人だった自分に安心感を与えてくれました笑
ちょっと肩身が狭かったの、ありがとー!!

えー、場所はというと…
北から青森の尻屋、秋田の男鹿、長野の秋山郷の三か所です。尻屋と男鹿は漁村で、秋山郷は山ん中です。
今年の夏は『海』と『山』どっちにするか?? っていう違いですかねー。
内容は、集落図の作成とアーカイブを活用した聞き書きって感じっす。村を上から見た図と、その図と写真をもとネタにしてお話を聞くってことですねー。

みなさん、今年も頑張りましょーかッ
自分はこれでオープンは引退だと思うんで、後輩に教える最後の機会だと思って気合い入れてきすッ!!!

ほんじゃ、またー

2009-07-25

建築史演習 庄内の町並み


こんにちは!角田です。

7月18,19日に歴産2年で山形県の庄内地方へ研修旅行に行ってきました!
その時のレポを少し。

大学を朝9時に出発した私たちは、2時間足らずバスに揺られ、鶴岡市内の海岸沿いの集落を見て回ることになりました。
湯野浜海水浴場の近くの集落です。

あいにくの雨の中、それぞれ班ごとに分かれ、散策開始。

途中でお寺を見つけました。
その名も「熊耳山(ゆうじざん)少林寺」!

お寺の住職さんにお話をお聞きしたところ、達磨大師によって開かれた由緒正しいお寺だそうで、本堂の中や、住職が趣味で集めているだるまを拝見させていただきました。

これから本堂の中でビアガーデンをするそうです。
「堅苦しい寺に人が寄り付かなくなって先祖を見舞いに来なくなるのは悲しいこと。お寺は来たくなるような場所にしなければならない」と住職さんはおっしゃっていました…
目からうろこが落ちるようなお話、楽しいお話、ありがとうございます!
あと、カレンダーとポストカードをいただきました…!!
本当にありがとうございました(^O^)

その後、少林寺の裏にある地蔵尊を見学!
たくさんの地蔵様が私たちを迎えてくれました。

ぜひ皆さん行ってみてください。
たくさんの地蔵菩薩に癒されます。

散策に戻ります。
お寺を出る頃には少し雨脚も弱まって、歩きやすくなっていました。

町のスピーカーから流れるお昼のアナウンスに耳を傾けつつ、民俗トークに華を咲かせます。

たくさんの井戸を発見しました。
ただし、いま現在使用している井戸は見あたりませ…あ

現役の井戸発見!!
トトロごっこができそう!!

この井戸は共同井戸で、今でも住民の方々からきちんと整備されているようでした。

もちろん、水が出るか確かめて(顔を洗って)まいりました(^−^)田口先生のお顔がさっぱりしましたー

あとはみんなで道に迷ってみたり、井戸探しに奮起したり、神社が多いなぁと思ってみたり、とそうこうしているうちに集合時間が近づき、みんなのもとへともどって行きました。

散策するには時間が足りなかったなぁ…

新たな見聞を広げるいい機会になりました。
その後、私たちは致道博物館に行ったり、雨と深い霧(もや?)の中コテージに到着したり、晩御飯(自炊)を堪能したり、いろいろとお楽しみがあったのですが、その辺はまた後ほど…(●^o^●)



                 おまけです

2009-07-07

実測はじめました。


今日の1年生必修授業「民俗・人類学基礎演習」では、山形市の郷土資料収蔵所に行ってきました。
青田のマックスバリュさんの近くにあるので、芸工大生なら一度は目にしている…かも。

ここでは民具を中心とした文化財を収蔵保管しています。一般の人も見学できるそうなので、民具好きの方はぜひ。

今日の授業は、民具をスケッチして実測するというもの。
スケッチといっても、美術の授業で行うようなものとは少し違います。
実測とは、コンベックス(金属のメジャー)を使ってモノの各部を実際に計測しながら図面にすることです。図面におこすことで、モノの形・大きさ・文様などの情報を明確にし、第三者に伝えることもできるようになります。
考古学・民俗学を学ぶうえでは避けて通れないのが実測なのです。
(そして最初に挫けそうになるポイントでもあるんだな)





この授業では何度かスケッチを行ってきましたが、やっぱり絵は苦手、という人もいるようです。
暑い中、汗だくになりながら描いては消し、描いては消し…

大丈夫、田口先生曰く実測は算数(not数学)だそうですから。
描けば描くほど上手く速くなる、はず。
絵が上手い人が実測も上手いかというと、決してそうではありません。
がんばれ一年生!実測の道はまだ始まったばかり!

2009-07-05

マタギサミット最終日。


はじめまして。

サミットの最終日を託されたのですが…
なかなかこうゆうのに慣れていないので
所々「?」が多いかと思います。
伝わってなかったらゴメンナサイ!!(>人<)

最終日は猟場見学。
ほぼ一日中移動でした。

バスに乗り山道をぐるりと比立内と打当の猟場を見てまわりました。

途中バスを降りて、猟師の方から地図を使って説明していただきました。

今回のマタギサミットはこんな感じに終わりました。

私は今回が初めてだったけど、たくさんお話が聴けて良かった!!

さよなら阿仁、来年は山形で開催です!!

…あッΣ( ̄口 ̄;)

   名前書くの忘れてました!!
    
    S山です!!

2009-07-03

当日キタ――ッ!!!

Aこです。。武士に続いて書きます。

自分は後発隊で、朝に山形を旅立ってお昼まで移動でした。
お昼に先発隊と合流し、ご飯を食べて『くまT』に着替えました。

あ、知ってました??
田口ゼミでも念願のTシャツをつくったんですねー。

先輩方、その節は夜通しお疲れ様でしたッ!!!

で、くまTで会場に出陣…
会場設定や受付を済ませて、本番のサミット開始。

内容は、くま先生の話に始まり、『弘前藩にみるガバメントハンター』、猟友会の人達を交えての『パネルディスカッション』がありました。

まぁ、その後は飲み会的交流をして、それぞれに話に花を咲かせました

自分的に、武士とS山と話し合って充実した時間を過ごして嬉しかったょ笑

ほんじゃ 次、誰か最終日頼むわー



2009-07-03

マタギサミットin阿仁!!(先発隊・初日)

歴産3年の武士ことKです。
去る6月27日及び28日、マタギ発祥の地、秋田の阿仁で記念すべき第20回「マタギサミット」が開かれました。我々はこれに参加すべく、2班に分かれて山形を出発しました。武士は先発隊です。

マタギサミットは1年に1回開かれ、各地のマタギたちが、情報交換や交流、団結のために一か所に集います。学生には野生動物の現状を知り、様々な人達との交流が望めるチャンスです。

先発隊は6月27日(金)の夕方に山形を出発。夜の11時までかけて、阿仁の打当(うっとう)に到着しました。

とりあえずこの日は明日に備えて寝ました。
先生は「打当でも携帯が通じるようになったか!!」と驚愕。

2日目には先発隊だけで、猟場見学と熊牧場へ。猟場を実際に歩いたという先生の体験談を聞いたり、ツキノワグマを観察したり餌やったり。その後、後発隊との合流地点に赴き、昼食をとってマタギサミット本番に備えます。

…それでは、後発隊の話はAこに任せましょう。

2009-05-27

続・熊まつり!

遅くなりましたが、熊祭りの続きを書きにやってまいりました、橋本です!

熊祭りですが、んー言葉では説明できない。。。
ってな感じでうまく書くことができません!!
私橋本は熊汁を売る係りに任命されやした!
ほいで、歴産2年のM谷クンと一緒に熊汁売りまくりました!

予想外のお客さんの数に焦りましたーヾ(;´Д`●)ノぁゎゎ
いっぱい並んでるー!!!!!
なんだこの長蛇の列は!
東京の有名店のランチ並ぢゃないか!と1人でワタワタ。
でもお客さんは待ってはくれないのです。
みんなが親切なわけぢゃないですからね。
ヾ(°∇°*) オイオイと思うお客さんもいらっしゃいました。
ですが!!お客様は神様です!!を胸にがんばりました!

500杯近く売れ、橋本たちもお昼に熊汁をいただきました!
激うまッス!
やっとこさいすに座っての一言は「(。´-д-)疲れた。。 」
でしたが、本当に楽しかったですよ!
こうやって人と人の繋がりが生まれていくんだなーなんて感動しておりました。

ひとつのお祭りを通して地域の人の団結力、他地域の文化に触れる、他地域の方々との交流、すばらしい体験となりました。
小玉川地区のみなさん!熊祭りに関わったすべてのみなさん本当にありがとうございました!!
ヾ(*´Д`*)カムサハムニダ!!

2009-05-27

あんこの松田

どーもー橋本ですー。
えーっと、5月3日から6日まで小国町の熊祭りに参加させていただきました!
この記事の前の記事では五味沢の熊祭りについてかいてますねー。では私は5月3日の小玉川地区の熊祭りのお手伝いをさせていただいたことについてかきましょうかね。

何をしたかって言うと、まずあんこを作りました!
これが結構力が要るんです。
あんこをこがさないように、熱いけどかきまわす!
で、大量のあんこなもんだから大変大変。
ここで、我が歴産3年生の松田さんが大活躍!

体中の筋肉さんを使い、
必死であんこを混ぜてましたよ!
お母さんがたから「あんこに愛がこもってる」
「あんこの松田!」
なーんんていわれちゃって、
そりゃーもーたくましい限りでしたよ!

続きはまた後ほど!

2009-05-26

熊祭りin五味沢


初めまして!
角田と申します。

今回は5月5日に行われた小国町五味沢地区の熊祭りについて紹介したいと思います!
更新が遅れて、リアルタイムなレポができませんでした…!! 申し訳ないです(._.)

小国町五味沢地区の熊祭りとは何か紹介したいと思います。
五味沢の熊祭りは、猟師さんと招待客のみで、山の神様への感謝と猟期の終了を祝います。

私たちは招待客としてこの祭事に招かれました。
ここまでマタギの人たちとの交流を深めてくれた田口先生に感謝ですね。

その中で、お神酒を授かり、熊汁と一緒に小国の銘酒「桜川」を片手に飲めや歌えやの大宴会をするのです!
時間は2次会を含めて約半日。12時間にも及びます。

やっぱり漁師さんたちはお酒が強い!
酔った雰囲気の中でも、猟師さんたちの狩りのお話や自然と人間の関係についての考えには情熱と説得力がありました。
大自然と共存する生き方がすごくかっこよかったです。

在学生の皆さん、歴史遺産学科に興味がある方、ここに来ればこんなに貴重な体験ができますよ(^O^)
ぜひぜひ今度のオープンキャンパスでは、歴史遺産学科に立ち寄ってみてください←
今月31日です

さて熊汁の味ですが、見た目の豪快さとは相反して、全然くせがなく、筋張った中にも「とろとろぷるぷる」な柔らかいお肉にギットギトの甘い油、味噌ベースの熊の骨ダシがとてもうまくマッチした、絶妙な味でした…!
おいしいです。

ということで、五味沢熊祭りレポ終了です。
熊汁の味についてもっと知りたい人は歴産に来てね!



食べ終わったら蕎麦かひやむぎを絡ませて食べるのがいいですね

2009-05-22

青苧の野焼き


5月21日に山形県大江町本郷地区橋上集落にて青苧(アオソまたはカラムシ)の野焼きが行われました。

この調査は、菊地先生が主催となっておこなわれました。
今回は、菊地先生と岸本先生、そして田口研究室所属の松田の3人で参加させて頂きました。

本題に入ります。

みなさん、青苧ってなに?!とお思いのことだと感じます。

青苧とは、歴史的に言うと木綿糸使用以前から使用されていた糸の材料のことです。

山形の大江町を中心とした地域では、最上青苧といって山形の特産品でした。江戸時代では、上方への交易品として流通していました。

橋上集落では、その青苧の復興を目指しています。

本日は、青苧の栽培のはじめの段階である野焼きを行いました。

8時50分に現場に到着。

野焼きを行う場所には、藁と昨年収穫した青苧の茎と杉の葉がまんべんなく蒔かれていた。

火入れ前に会長さんからの挨拶があり、青苧の栽培にかける熱い思いを感じました。

そして、9時15分頃から火入れが始まりました。

火入れは、U字を描くようにしていきました。

少しずつ火が回り始め、煙地をあげて広がっていきました。

火が回っていくうちに、集落のおばさんたちが燃え広がりを防ぐために延焼止めをしていました。

10時5分ごろに全て焼きあがりました。

その後休憩の後、10時20分から焼きあがった畑に、肥料を蒔いていきました。
蒔いた肥料は、発酵鶏糞、油粕でした。
私も一緒に肥料を蒔いていったのですが、地区のおじさんたちのように旨く蒔けませんでした。
やはり、年季の入ったおじさんたちには手も足も出ません。
観て・体験して行くことが大切。何事も勉強です。

肥料が蒔き終わったら、炊き出しがあり、おにぎりと竹の子汁を頂きました。
作業後のご飯は、体に染み入りました。おいしかったです。
これからも、青苧の栽培の工程を見ていきます。
その回ごとにブログをアップしていきたいと思います。
次の作業は、6月中頃に雑草の草取りを行う予定です。
では、みなさん。また今度!!

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