9月23日、昼。今日もジャカルタは暑いです。モーターサイクルのドライバーと待ち合わせの公園に来ました。こんなに広い公園なのに一部にしか人が密集していません。何でなんだろう??
あぁ。現地の人でも暑いのね…
緯度が異なると太陽の降り注ぎ方も異なる訳です。みんな日差しを避けるために日陰に避難しています。屋台すらも日陰に店を構える始末。体験したことない人は想像がつかないと思いますが、これほど日差しを浴びて人間が溶けないのが不思議に思える位の太陽光です。
ドライバーとの待ち合わせ時間。来ません…写真を撮って時間をつぶすことに。それでも一向に現れないので不安になってきました。しかし、この広い公園を約束場所にしてしまったけれども見つけられるのか??と、思ってたところにドライバー登場。いきなり肩を掴まれて人攫いだと勘違いしてしまいました。午後は午前中上った博物館という名の展望台から見えた船着き場を見に行くことにしました。
船でかッ!!!
日本の漁村にある船が見慣れている自分にとって、これが漁業に使う大きさの船とは思えない規格でした。それが海岸にずら〜っと並ぶものですから、圧倒されたの一言に尽きます。船は三日かけてボルネオに行って商売をして帰ってくるそうです。話を伺った片言英語を話すお兄さんはなんとクルーザーでした。仲良くなったついでに船に乗せてもらうことに。船には10人が寝泊まりできる環境が備えてありました。丁度休みの時期だったので、他のクルーザー達は船内でお昼寝中…暑さに負けているのか、ただのんびりしれるのかわからない程まったりしていました。その後は、先ほどのお兄さんに色んな所を案内してもらえることになりました。地図もない、情報もない、言語も通じない自分にとっては、片言でも英語を話せる人が友達になってガイドしてくれることが本当に幸運です!!!
その後はスラム街の中を歩き、魚市場を見て、その友達のアパートの中を見せてもらい、スーパーマーケットで大量のビールを購入しました。スラム街は想像していたのとは全く異なり、路地裏のような雰囲気でした。スラム街の中にしっかりした建物があり、なんとそれは小学校でした!!!自分の中にあるスラム街は、治安の悪い危険な場所というイメージだったのですがガラッと変えられました。魚市場は朝以外の時間は数店しか開いていません。店先に釣れた魚を板の上にただ置いている状態です。氷を下に敷くなど鮮度を気にする光景はありませんでした。スーパーマーケットはアメリカのミニチュア版だなっと思いました。やはりチリソースが大量に並んでいます。ビールは特に冷やして売るという環境がないのか、常温で管理されていました。ホテルに帰って速効冷蔵庫にビールを入れました。
9月22日。9時にホテルを出発し、カーレースのような中をモーターサイクルですり抜け、無事にショッピングモールに到着しました。現在9時30分前。店が開くには少し早すぎたと思い、ショッピングモールの前を散策しようかなと考えていると、普通に人が建物に入って行くじゃないですか。こんなに早くに開店しているなら中に入ってしまおう!!!お姉さんが地下に下って建物に入っていくので、それに習って着いて行くことに。
シャッターひとつも開いてねぇッ!!!
どうした、どうした??この建物全部が模様替え中か??しかしお客さんが数人椅子に座って開店を待っているということは、もう少しで開店すると判断していいのでは…それから二時間半、ようやく全てが開店しました…10時頃になると1フロアで2、3店舗が開店しますが、それ以外はまるでシャッター商店街。そんなこともおかまいなくお客さん達は買い物を始めます。それが当たり前のように、店が閉まっていても文句は言いません。
後々聞いた話ですと、インドネシアではこの頃は丁度お盆。みんな実家に戻り、店があまり開かないそうです。タイミングが悪すぎたみたいです…
ショッピングモールは建物に寄って中の雰囲気が全然異なります。初めて行ったショッピングモールは内装がきれいでゆとりがある配置になっていました。親が買い物している間に子供を預けて遊ばせる場所も2フロアにひとつ位あり、現代的思考だなって感じました。二つ目に行ったショッピングモールは人の群れしか見えません。水族館で見た回遊魚が群れて同一方向に動いている光景を思い出さしました。店の配置も入り組んでおり、サンダルや鞄など売り物がざっくばらんに並んでいました。人も店も無秩序状態です。
靴で歩くことが暑すぎるのでサンダルと服を買ってそのまま帰宅。帰りはタクシーで帰り、ホテルに無事到着しました。荷物を置いて夕飯を屋台で食べてホテル周辺を散策しました。ホテル周辺は少しお金持ちの人達の住宅街ですが、屋台も少々あり散歩や自転車で遊ぶ子供たちがたくさんいました。ヤシの実の並木通りや屋台から声をかけてくる人達の笑顔が新鮮かつ心地よかったです。
9月22日。昨晩遅くに到着したので、今日は昼頃まで休息を取り、午後から周辺散策でジャカルタに慣れる予定…だった。
午前4時頃。(眠くてよくわからない)自分の安眠がいきなり妨げられた。何か遠くから変な話し声がする…カーテンを開けてもここは7階、外もまだ暗い。隣の部屋からも声は聞こえない…いきなり出たかッ!!!(幽霊の類いが…)窓を開けて新鮮な空気を吸って寝直そうとした時、その話し声が大きくなった。
コーランだったか…
それから毎日コーランが目覚ましになることをまだ予測してませんでした。
二度寝をしてからホテルの朝食を食べに行きました。欧米風だったらつまらないな、と思いながらロビーに到着するとスパイスの良い香りが…晩飯抜きだったせいもあり、香りだけで心躍りながら席に着く事に。しかし、そんなウキウキ気分もつかの間。インドネシア語も話せない自分に気づき、誰かに何か話された時の対処法を考えていなかったのです。朝食はビュッフェスタイルで恐る恐るお皿を取りながら、食べ物を選ぶ事に。しかし、インドネシアではどのように盛りつけるのが当たり前なのかわからないので、キョロキョロ周囲を伺いながらのぎこちないお客さんになってしまいました。
朝食はナスィゴレンを中心に野菜の炒め物、肉じゃがのようなもの、スイカ、ピンクグレープジュースでした。ナスィゴレンは辛いチャーハンに卵が乗ってロコモコ風になったようなものです。一口食べるとスパイスの香りと辛みの中の甘みが口の中に広がって、食欲をそそってくる味です。調子に乗ってガツガツ食べていたらチリの辛さがだんだん強くなってくるので、そこでおかずが登場!!!おかずは辛いものもありますが、自分でチリソースをかけなければむしろ日本料理に近い味が多いです。ナスィゴレンとおかず、スイカを交互に食べてお腹も心も満腹に…部屋に帰ると胃腸が休まるまで動けませんでした。
9時にホテルを出発し、一番近いショッピングモールに行く事にしました。目的は今後着る服を入手すること。服を日本から持って行くと鞄が重たく、現地で買うとかなり安いこともあったので、服を持ってきませんでした。明日着る服ない…そう思いながら急いで買いに行くことに。
ここでまた問題…移動手段を何にするか、ということです。タクシー、モーターサイクル、バイジャイの三択。極貧旅行なので、値段安いモーターサイクルに乗せてもらうことにしました。モーターサイクルと言っても、ただバイクの二人乗りをするだけのこと。「ポリスがいるから一応ヘルメットかぶってくれよ」と言われ、ヘルメットを装着。夜遅くに到着した自分に取って初めて見る日中のジャカルタ…どんな風景が広がっているんだろう…
車とモーターサイクルとバイジャイのせめぎ合いです…
道路は少し広い一車線。その中を我が先にとカーレースを繰り広げる乗り物。モーターサイクルには5人乗ってるのが当たり前。人数制限は乗れるだけということでしょうか??道端には屋台(ワルン)やインドネシアのイメージっぽい建物が建ち並び、たまにHONDAやTOYOTA、パナソニック、日本でよく知られるメーカーの看板がちょくちょく顔を見せます。なんだか不思議な気分にさせられました。
9月21日、朝。
日本に飽きた自分はジャカルタに旅立ちました。日本に飽きたというよりも、日常に新鮮さを感じることができずにいました。と、いうことで海外に飛び出すことに…以前、ロシアと中国を派遣団として訪問したことはありますが、単身での海外は今回が初めてです。正直、ジャカルタがインドネシアであることも危険地帯であることも知りませんでした。昨晩、空港の近くのホテルに宿泊した時に「海外安全ホームページ見てないでしょ??」と言われ、確認するとインドネシア全体が危険地帯だった…テロや殺人、デモ、スリの情報が載せられていました。正直、「あ…こりゃまじヤベェな…」と自分の浅はかさを恨んだものです。
そうは言っても、飛行機に乗ればついてしまうもの。香港で鳥がエンジンに突っ込む以外は何事もなくジャカルタに到着。香港で飛行機を待っている間に坦々麺を食べましたが、何故かアーモンドがのっている…食べてみると辛くなく、アーモンドの香りのせいでむしろ甘く感じました。濃いめの味が好きな自分はラー油で無理矢理味をつけることに。それを見ていた先ほど仲良くなったインドネシアの友達は、「Ako!!!ソレハ、カラスギルヨッ」と有り得ないような顔をしていました。自分はまだ物足りませんでしたが…
ジャカルタに到着し、友達に心配されつつ別れました。空港からホテルに向かおうと外に出た瞬間、見覚えのある文字がッ!!!!
HoKa HoKa Bento
後に聞いた話によると、ほか弁、すき焼き、寿司は好物な人が多いそうです。日本の手が忍び寄っていることを知りました。
ホテルに着くと、まず荷物を置いて水と食料を買い出しに行くことに。ホテルはジャカルタ北部にあり、中心地から離れているからなのか英語がほとんど通じません…片言のインドネシア語(行きの飛行機の中で覚えただけ)とボディランゲージでなんとかするしかないッ!!!!恐る恐る暗い街の中を通り屋台(インドネシアでは『ワルン』)に行き、とりあえず水を買うことに。
イニ サトゥ OK?? コレ 1 OK??
値段言われてももちろんわかりません。野帳に書いてもらうことに…ケチ臭い自分はそこで値段交渉。100rpまけてもらいました。日本で10円です…食べ物は買おうと思いましたが、これ以上夜に出歩くのが怖かったので止めました。飛行機の機内食でそれほどお腹も減っていなかったし、朝食はホテルでタダなので思いっきり食べれることもあったので。
そうしてジャカルタ初日は夜の2時、日本時間にして4時に終了しました。朝っぱらからの移動で疲れているのに、時差のおかげで睡眠時間が減ってしまっていることに気付きました。なんだか損をした気分です…
明日からまたこのジャカルタ旅行記の続きをアップしていくので、見てください。
あこさんから9月14日〜17日に秋山郷に調査に行った一年生諸君に告ぐ!!!
調査から帰ってきたので、現地で完成させた集落図をデータ化するまでの作業をします。それについてなのですが、各自図書館二階にある東北文化研究センターの会議室に集落図のコピーを取りにきてください。会議室の分かるところに置いておきますので、取った人は紙に自分の名前を書いてください。
そして!!!初めての調査の初々しいブログをアップして欲しいのだッ コピーのところにあこさんの連絡先を書いておくので、各自メアドと電話番号をあこさんに返信してくれいじー。それからまた指示を出します。
みんな、よろしくッ!!! あ、あとこれ見た人は他の人にも連絡してくれいじー。
こんにちは、Jョンです。
9月10日から13日にかけて、青森県下北郡東通村の尻屋(しりや)地区に行ってきました。
朝9時、大学出発。1年生5人、2年生4人とK本先生合わせて10人の大所帯です。
時折小雨が降る中、車を走らせること6時間。六ヶ所村の泊という地区に立ち寄りました。
まず初めの感想は、「太平洋って・・・荒い!」でした(Jョンは海=日本海で、太平洋を見たことがほとんどありません)。防波堤に打ち付けては散る白波にガクブル。船着場沿いに歩いて、第一村人さんと話したり舟を観察したりしました。イカが名物だそうで、道路脇にイカが干されていたのが美味しそうでした。
そこから更に1時間半、ようやく尻屋に到着です。夕飯まで時間があったので、各自集落を周ってみました。最初に目についたのが庭先に干されたコンブ。洗濯ばさみで沢山並んでいます。一枚一枚が分厚くて幅も広く、私が今まで抱いていたコンブのイメージとはだいぶ異なるものでした。
コンブを干している家の割合がかなり高く、後ほど聞いたところによればこの尻屋の海岸には多くのコンブが打ち寄せるため、朝になると浜に拾いに行くそうです。歩を進める度に広がるコンブの香りが印象的でした。
尻屋初日はほとんど移動に当てられましたが(K本先生本当にお疲れ様です・・・)、村を歩き回れて良かったです。今回のメインは集落図作成なので、詳しくは2日目以降にバトンタッチ。
ども,あこさんです。
午後三時からゼミ旅行の始まり!!!
日程は、西興部に向かいシカ打ち、利尻島一周、札幌にて北大の人たちと懇親会、小樽でシメです。今日から9月9日までの長い旅行となりますが、張り切って頑張ろーッ
ということで、今日からゼミ旅行の様子をお届けします!!
それでは、これからF本と一緒に札幌駅に向かい集合時間まで時計塔付近を散策します!!!
ブログ楽しみにしててくれいじー
昨晩青森を旅立ったあこです。9月2日から北海道にて田口ゼミのゼミ旅行があります。一か月程前からM田が先発隊として利尻島にて考古学の現場で修行しています。それに便乗というか、自分も滅多に来ない北海道を楽しむべく先発しちゃいました!!!
帯広駅のはちみつ屋さんや金沢出身の現道民のおじいさんと話をしました。北海道では寒すぎるので蜂が越冬できないそうです… 鹿児島ら辺で越冬して北上させてくるそうです。すごいスケールだょね笑 「トチ」のはちみつは北海道には少ないそうで、北上する際に東北地域でGetできるみたいっす!!!
列車の中からの風景も素晴らしかったです。よく言ったものですね、『北海道はでっかいどー!!!』って。草原も森林もどーんッとしてました。
今回、諸事情により写真はまた今度にさせていただきます。
どーも、あこです
今日もひとりで行動中… 金山町を越えて真室川町の及位へ行きました。及位って「のぞき」って読むんですょ!!!
一昨日木挽き経験者さんに聞いた話を昨日まとめ、わからないところを聞きに行きました。今日は作業工程についてもっと具体的に細かいところまで聞けました。すごいんですねッ 木を切るひとつにしても頭を駆使してます。
午後にお邪魔したのですが、ご飯の心配をしてくれてパンをいただきましたー。朝が早く遅い朝飯を食べただけだったので、とっても助かりましたッ ありがとうございます。ごちそうさまでした。
帰りはお宅から及位の駅までゆっくり歩いて行きました。完璧変人扱いです。犬に吠えられました。トンネルの中初めて歩きました。車の人が不思議そうに見てました。カメラを持っていたので、おばちゃんにカメラマンと勘違いされました。
そんな一日で、今日も疲れて爆睡できそうです笑
えー、あこさんです。今日はひとりで金山町の森林組合に行って参りました。森林組合さんに新庄駅まで迎えに来ていただけるという畏れ多い待遇を経験してしまった…
組合さんに到着すると、ザクッと話をしました。内容は木材の相場、チェーンソー以降の林業などについてですね。その後は、組合さんのビデオを鑑賞しながらお昼をいただきました。メモしながらの早食いはキツイものがありました…
午後はノコ鍛冶さんと木挽き経験者のお二人を紹介していただき、早速会いに行くことにッ
「展開早ッ!!!」 By心の声…
二時間くらいで今日のところは失礼しましたが、実際に使用されていた道具を見ながら説明していただいたり、リポDっぽいドリンクもらったりとお世話になりました。ありがとうございます。
明日は今日聞いた話をまとめたり、借りた文献をザクッと呼んだりして、明後日再びお会いするのに備えますッ!!!
追伸
新庄祭りしてたので、ダッシュで10分見てみた。からあげ君が棒に刺さってない!!アイスの屋台が移動式じゃない!!大阪焼きが薄い!!鯉釣りがなかった…
衝撃の10分でした…