竹原ゼミ旅行4日目です。
今日は徳島から大阪へ向かいます。
まず私たちは約250年前に建てられた祖谷地方で最も大きいとされる武家屋敷旧喜多家に向かいました。
みんなで道に迷いながら武家屋敷を探しました。
残念ながら、屋根は雨漏りで工事中とのことでブルーシートで覆われていました。
しかし、中に入ると当時使用してしたものなどを見ることができました。
この石垣で使われる石は、結晶片岩、青石と呼ばれるものです。落合集落周辺で用いられるのはもちろんのこと、徳島城の石垣にも用いられている石です。
武家屋敷を後にして、私たちは同じく徳島県にある『うだつの町並み』を見に行きました。
落合集落同様、重要伝統的建造物群に指定されています。
うだつとは、隣の家のと境に取り付けられた土造りの防火壁のことです。
これを造るには相当の費用がかかるらしいです。
ここの各家々のうだつには家紋や細工が施され、その豪華さが商人の権威を表しています。
また、鳥衾というものも見れました。
その魔よけの上に鳥が止まって糞をしない様につけているものらしいです。
山形では見ることができないので、珍しかったです。
徳島では家の作り、食事、文化など様々な点で東北との違いをみることができました。
調査をしていて、新鮮でとても面白かったです。
うだつの街並みを出て、私たちは大阪を目指します。
淡路島を経由するので、途中で渦潮を見ることになっていました。
鳴門大橋を渡ってしまい、
渦潮に近付くことはできませんでした。
その代わり、玉ねぎを見ました。
巨大なたまねぎです。
この玉ねぎ、いじめると10年分の玉ねぎを購入しなければならないというペナルティーがついていました。
無事に淡路島を通りぬけ、私たちは大阪に着きました。
皆で夜ご飯を食べるのは最後なので、少し贅沢を。
大阪の串あげです。
大将が目の前であげてくれます。
美味しかったです。
4日目はここまで。
楽しいことってあっという間ですね。
次は最終日。
(3年 柳澤)
ゼミ旅行3日目、本日はゼミ旅行の主要となる落合集落の現地調査をする日です。
集落に行く道すがら、祖谷渓谷の観光スポットにも足を運びました。
まずはじめに、祖谷のかずら橋を渡りました。落人伝説のある祖谷、かずら(シラクチカズラ)で作った橋は、敵が来てもすぐ切り落とせるという理由で作られたと言います。
現代の橋に馴れてしまった私たちにとって足元に隙間のある橋はなかなか怖いものがあり、手すりにつかまり、ゆっくりとしか歩けませんでした。
かずら橋から少し行くと「びわの滝」がありました。
ここでは平家の落人が琵琶を奏でながらつれづれを慰め合ったのだといいます。ここでたっぷりマイナスイオンを浴びて、川の方へおりてゆくと徳島県特有の青石がたくさん落ちていました!この青石は徳島城の石垣や祖谷地域の石垣にも使われてますよ!
その後、本日の目的である東祖谷、落合集落に到着。昨日の雨が嘘のような晴天で、絶好のフィールドワーク日和!
今まで史料や写真でしか見ていなかった祖谷でのフィールドワーク調査ということもあり、ゼミメンバーみんなとても張り切っているようでした。
はじめは集落をぶらぶら。
住民の方々はとても優しく接してくれます。
観光地ということもあり、集落には多くのパネルが。
落合集落は重要伝統的建造物群保存地区に指定されている場所があり、そこには数多くの茅葺屋根の民家が残っています。
しかし、その多くは人が日常的に住んでいるものではなのです。そのほとんどは現在宿泊施設として内装をリノベーションし、観光客に田舎暮らしを体験してもらう場所として使われています。落合集落に限らず、山間集落のほとんどは65歳以上の住民が過半数を占めるようになってきており、歴史的建造物などの維持管理ができない状況にありますが、落合集落では、宿泊施設として一般に開放することで維持管理ができるような仕組みをつくり、守っているのです。
そこで私は、観光地になる前、民家でどのように生活していたのか?に興味をもち、聞き書き調査をさせていただきました。
とあるお宅のお父さんが外に出られていたので少し話を伺いました。
はじめは不審がられましたが快く様々な話を聞かせてくださいました。その中でも一番驚いたのは、子供の頃は二間取りの家に3世代同居し、兄弟11人で生活していたという話でした!(兄弟多い!)
また、オモテと呼ばれる客間で寝たり、御飯を食べたり、煙草を乾燥させる準備などをしていたそうです。集落の家のほとんどには畑があり、作物はいもを中心に栽培し、冬季の備えとして貯蓄しておくイモアナと呼ばれる床下収納があったといいます。
お話し好きのお母さんにお茶やお菓子を頂き一服。
反対側の山にある展望台からの落合集落!!
宿泊施設に戻り、各自の本日の成果を発表しあい、
本日の調査はこれで終了。
ゼミ旅行2日目はいよいよ落合集落へ向かいます!
落合集落は三好市東祖谷のほぼ中央に位置しており、山の斜面に沿って広がる集落です。今日は明日から始まる調査に向けた下見を行います。
その前に、まずは徳島市内にある徳島県立博物館で情報収集です。
徳島県立博物館は文化の森総合公園内にあります。園内には徳島県立図書館、徳島県立公文書館等もあり、一日過ごせるくらい充実しています。
開館まで時間があったので園内にある王子神社、別称「猫神さん」に寄り道しました。
この神社の主?の猫さんが迎えてくれました。
開運合格・学業成就等の神様だそうで、皆さん熱心にお参りしていました。
猫さんとお別れし、博物館へ。
徳島県立博物館は人文科学系と自然科学の各分野をあわせた総合博物館です。分野ごとの展示室と迫力ある化石をはじめとする展示の数々、企画展「ザ・モンスター~海と陸のへんてこ生物たち~」も開催しており見どころ満載でした。
常設展は日本列島・四国の成り立ちから現在の徳島までの自然と暮らしを網羅する展示になっています。私は東祖谷の山林についての展示に注目しながら見て回りました。植生している木の紹介の他、木地師についての展示がありましたが疑問は尽きず。明日からの調査で情報収集したいです。また、以前考古学の授業で教えていただいた、「サヌカイト」という石器の材料となる石を見ることができました。実際に触ったり叩いたりすることができたのですが、とても良い音がしました。割ってみたかった…。
各自興味のある展示を自由に見て回り、調査に備えていました。
落合集落までの道も学芸員さんに聞いて、情報収集完了。落合集落へ出発です!
落合集落までは、なるべく街道などの当時の人々が歩いたルートを進んで行きます。
移動中も窓の外の景色に興味津々です。珍しい鬼瓦や山の斜面に立ち並ぶ家々と畑、川にある石も東北にあるものとは違いました。徳島県には面白そうな地域が沢山ありそうです。
休憩をはさみながら、山道を行くこと約3時間半。ついに落合集落に到着です!
あいにくの曇り空でしたが、落合集落のが見えた時には驚きと感動が沸き上がりました。事前調査はしていたものの、急な山の斜面にある集落の迫力、道の細やかさ、随所に見られる石垣等々、想像を超えた景色が広がっていました。
早速明日の調査に向けた下見を開始です。
各々自分のテーマに合わせて集落を見て回りました。集落中に張り巡らせている里道(赤筋道)を歩いて行くのですが、迷路のようで現在地確認も一苦労です。行く先行く先気になる物が多々ありました。この畑では何を作っているのか、所々にあるススキ原とそれを刈る人達、石垣の石も一味違う感じがします。
明日からの調査が楽しみですね。
実際に歩くことで山の斜面で暮らすということがいかに大変か痛感しました。斜面であるため、水平な場所が必要な田んぼを作るのは難しく、集落のほとんどが畑でした。ですが、中には田んぼが数ヶ所。その田んぼも石垣で水平にするというひと手間が見られました。
畑では蕎麦が目立ちます。一面に広がる蕎麦畑と集落の景色は絶景でした。お米を育てていない落合集落のエネルギー源のようです。
また、想像以上に赤筋道を歩くのは大変でした。赤筋道には石が敷いてあるのですが、それでも上るのが大変な所や足場が悪い所もありました。それでも、赤筋道がどこに通じるのか熟知し、生活で利用している落合集落の皆さんを尊敬せずにはいられませんでした。そんな中、皆さん買い物はどうしているのか、地域の集まりに行くだけでも一苦労ではないか、道の補修も大変なのではないか等疑問もわきました。
まだまだ見て回りたかったのですが、強い雨が降り出したため切り上げてホテルへ。
ホテルでは下調べの報告と、明日の調査計画の立て直しです。当初の予定通りとはいかず、テーマを若干変更したり調査方法を考え直したり、全員で動きを確認して2日目は終了しました。
明日は調査当日、頑張りましょう!
(3年 小関)
私たち竹原ゼミは、9月6日~9月10日の間ゼミ旅行に行ってきました。この旅行で主要となるのは徳島県三好市落合集落での調査なのですが、初日である6日は徳島市までの移動が中心となりました。
まずは仙台駅で全員集合し、電車で仙台空港へ。そして10:00、いよいよ飛行機に乗り込み大阪へと出発です。
久し振りの飛行機に少し緊張しつつも無事に空の旅を乗り切り、伊丹空港に到着したのは11:20。仙台では雨が降っており少し心配だったのですが、こちらは幸いにも曇り。
そこからは竹原先生の運転で神戸へと移動し、中華街で昼食を取りました。すごいボリュームです!
その後は神戸北野異人館街へと向かいました。ここには「風見鶏の館」「うろこの家」「英国館」「ベンの家」など、数々の異人館が建ち並んでいます。私たちはまず坂を上って風見鶏の館の前へと向かいました。
私たちの大学も中々大変な坂の上にありますが、北野異人館街のそれ以上の急な坂にびっくりです。
風見鶏の館は坂の中ほどの場所にある、赤レンガがひときわ目を引く異人館です。国指定重要文化財にも指定されています。
ここからは自由行動。各々、見学したい異人館へと吸い込まれて行きました。
私は悩みつつも、「英国」という名前と「シャーロック・ホームズの部屋が再現されている」という情報に興味を惹かれ、坂を下って英国館を見学しました。
イギリス人技師が設計し明治40(1907)年に建てられたこの英国館は、建築当時の姿がそのまま保存されています。綺麗に手入れされたイングリッシュガーデンも見どころです。
一階にはイスやテーブルなどの家具調度品などが展示されていました。中でも気になったのはこのバーカウンター。17世紀に作られ、18世紀から19世紀にかけては英国貴族の「ホーム・バー」として使われたそうです。
並んでいるお酒の瓶はディスプレイかと思ったら、なんと夜は実際にイングリッシュ・パブとして営業しているそう。こんな場所で飲めるなんて、なんともおしゃれですね。いつか絶対、今度は夜にまた来ようと心に誓いました。
2階にはシャーロック・ホームズの部屋が再現され、展示されています。ファンにはたまらない道具や小ネタが満載です。
また、下の画像のように衣装を借りることもできました。
再び車で南下。明石海峡を渡り淡路島へ。
海沿いの道路を走っていたのですが、車から降りると道路沿いの藪には真っ赤なカニがたくさんおり、少しびっくりでした。
徳島市のホテルに着いた時にはもう辺りが真っ暗。チェックインして近くのコンビニで明日の朝ご飯を買い、この日は終了です。
2日目はいよいよ落合集落へ……!
(3年 三村)
9月4日〜9月8日の5日間、沖縄に行ってきました。
ちなみに私たちが行った時期は沖縄の旧盆で4日はその中日でした。
お盆は3日間で、沖縄の言葉で「ウンケー」(迎えの日)・「ナカヌヒー」(中の日)・「ウークイ」(送りの日)と言います。
今回は1日目に訪れた場所をお伝えしたいと思います。1日目は首里城とその近くにある石畳道に行きました。
ガイドブックなどでよく紹介されている守礼門です。この門以外にもたくさん門がありました。
沖縄の城(グスク)の特徴で階段はこのように斜めになっていて歩きにくくなっています。
歩きにくい!と最初に感じた違和感…
正体はこの階段・坂道です。ステップと傾斜の組み合わせ。
下は首里城の正殿です。カバーがかかっているところは修復中のようです。
復元された正殿の中が真っ赤に塗られているのが印象的でした。
案内の人たちは男女とも役人の正装姿で迎えてくれました。
次に石畳道(正式名首里金城町石畳道:沖縄県指定史跡)に行きました。意外とキツイ坂道でした。首里城から240mぐらいが良好に残っていてお城の下の町まで続いています。沿道には大アカギという信仰対象の巨木や大きな公衆井戸がありました。そして辻には魔除けの「石敢當」が。不思議な空間に迷い込んだようでした。
下の写真が大アカギの木で、とても大きな木です。夕暮れ時だったのでなんか大きな木があるという感じでした。写真はフラッシュ機能をつけて撮影しました。とにかく大きい!
下3枚が井戸の写真で2ヶ所見てきました。こちらの井戸が有名な井戸だそうです。用水路みたいなところを雨水などが通り奥に水が溜まっています。
この石畳道を散策している時に地元の方に出会い、親戚中が集まるお盆の話や石畳道を使っていてどう思っているかなど、お話を聞かせていただきました。この道は坂が急であることと石と石の間に隙間があいていて歩きにくい…。地元の方も大変だと仰っていました。文化財に指定するから勝手に改変できないなど、文化財迷惑論を熱く語ってくれました。なんもいいことはないが、といいつつも最後には、住民たちが歴史ある町に誇りを持っていると。
前回の更新から時間が空いてしまいましたが歴史遺産調査演習Aの事後指導です
7月15日(土)、天童市にある西沼田遺跡公園に行って来ました!
西沼田遺跡は古墳時代の農村集落の遺跡であり、国指定史跡です。
地域の環境に適応した遺跡整備や管理運営について、また指定管理者であるNPO法人の活動について学んできました。
今回はそのときの様子をお届けします。
北野先生に運転していただき遺跡公園に到着!
西沼田遺跡公園では歴史遺産学科を卒業された先輩が働いていらっしゃいました。
ガイダンス施設からは遺跡公園の建物が見えますね!
西沼田遺跡のある土地は湿地帯で米作りに適しているものの穴を掘ることが難しいので
竪穴住居ではなく平地式の住居が建てられていたそうです。
また、遺跡公園内に生えている植物は発掘当時見つかった花粉を参考に植えられているそうです。
ですが、当時と気候が変わってしまったためか、育つのが難しい植物もいるのだそうです。
さあ、材料を抱えていざカレー作りへ!
火をおこすにはまず火種を作る必要があり、赤い炎が見えたら第一段階はクリア
そこから器に移して空気を入れながら火をおこしていきます。
着火剤には杉皮やゼンマイがよく燃えるので適しているんだとか。
かまどに火がついた!
カレーの具材の入った縄文土器、お米が入った弥生土器も設置完了です。
今回使用させていただいた平地式住居。竪穴住居と違い入ったときに段差がありません。
また、普段から地元のおばあさん方が火を焚いておられるので、ほかの遺跡に復元された住居と違い生活感のようなものを感じました。
外に出て北野先生が解説してくださいました。
ただ、この平地式住居窓が小さく、上に煙の抜け穴がなく……。
何度か室内が煙まみれになりました!!これ設計ミスでは(-_-;)・・・・・
息が苦しいので避難しながら、かまどとカレーを見ます。
そしてついにカレー完成!
現在NPO法人サポーターズ・ネットワークとして活動されている学科の先輩にもカレーを食べていただきました。
カレーを食べ終わったあとはガイダンス施設にて遺跡や遺跡の保存管理についてのお話を伺いました。
遺跡の立地に応じた管理が行われていますが、管理上の問題で遺跡公園内を流れる川の大きさを遺跡本来の大きさから変えていることなど、発見されたそのままの姿で遺跡を残すことの難しさを感じました。遺構を埋め戻して復元された小川はビオトープのように生態系を保全しています。当時食べられていたジュズダマが栽培され、ヤマグワの木も植えられていました。小川のほとりでは少年のようにひとり白いタモを振り回しているおじさんがいました。聞くと、飼っているカナチョロの餌(小さなバッタ)をとっているそうです。そんな風に親しまれている遺跡公園もいいなと思いました。
1日のなかで当時の人々の生活を感じ、遺跡や遺跡の保存・活用について学ぶなどとてもよい経験ができました。
みなさん、お疲れ様でした!
(1年 佐藤)
7月8日(土)に5月に行われた歴史遺産調査演習Aの事後指導として宮城に行ってきました!
多賀城市、仙台市にある史跡公園の整備とその活用の現場を見てきました。
今回はそのときの様子をお届けします。
まず訪れたのは東北歴史博物館。
遺跡から発掘された資料などが沢山展示されています。
博物館内に雑貨屋さんが再現されていてびっくり!
その次は史跡多賀城跡に到着。
壷の碑(多賀城碑)をみてから政庁に向かうメインストリート。
北野先生に説明をしていただきながら、実際に歩きます。
坂道がキツい!
実際の遺構を保存するため盛り土してそのうえに石段を復元しているそうです。
建物や築地は地上表示のみで、5月の歴史遺産調査演習Aで行った志波城跡とは違う雰囲気ですね。
ちなみにこの日は最高気温が32℃ととても暑い! 坂を上るだけで汗が出てきます……。
その後、お昼ご飯を食べたら地底の森ミュージアムと仙台市縄文の森広場へ!
市が作った施設を仙台市民文化財団という組織が管理運営しているそうです。
館長さんが直々に熱く語ってくださいました。
小学校建設の事前調査でたまたま見つかった遺跡を市長の決断で保存し、世界でもここしかない2万年前の森をそのまま保存・公開しています。
そのためにどれくらいのご苦労をされているか、具体的な話は大変参考になりました。ほんとうは埋め戻しておくのが樹木には一番いいというお話は考えされられました。
縄文の森広場にて、土器が沢山!
最後に土葺きの竪穴住居の前で記念撮影。
1日という短い時間で沢山の勉強ができました。
みなさんお疲れさまでした!
(1年 佐藤)
『出張オープンキャンパス in 仙台』開催のお知らせ
芸工大の9学科による1日限定の 『出張オープンキャンパス in 仙台』!
仙台アエルを会場とした「出張オープンキャンパス」を本日開催します。
歴史遺産学科もブースを出します。
仙台での出張オープンキャンパスは一年でこの一度だけ。
お申し込み不要・入退場自由で、どなたでも参加できます。
平日夕方の開催ですので、学校帰りに是非お立ち寄りください。
出張オープンキャンパス in 仙台
日時:2017年6月30日(金)14:30~18:30
会場:仙台AER 5F 多目的ホール JR仙台駅2F出口より徒歩2分
http://www.sendai-aer.jp/info/access.php
今回は2年生の5月31日の歴史遺産応用演習の様子をお届けします。今回の演習では大学近くにある様々な石碑をみんなで見て回りました。
ちなみに↑のお婆さんの石像は「岩波姥神」といって三途の川にいる脱衣婆の姿を彫ったものです。
みんな演習中に先生からいくつか質問をされると周りの人と話し合ったり、石碑をよく観察してみたりして答えを探している様子でした。
でも、ときどき珍回答が飛び出したりして、笑いの絶えない演習になりました。
そうそう、演習の途中では道端の池に浮かぶ蓮の花を見てる学生の姿もありましたよ。
大学から岩波の方まで歩いたのですが、お日さまが暑くてみんなちょっとぐったりしてたみたいです。
2年 後藤千慧
5月27日(土)に芸工大のオープンキャンパスが開催されました。
5月の開催に関わらず、数多くの方々にご来場いただきました。ありがとうございました。
高校生だけではなく、中学生の方も来ていたそうで!
この芸工大に興味を持っていただいてとてもうれしいです。
今更ながら歴史遺産学科のカラーは黄緑(河童色?)です。見つけてくれましたか?
今年から歴史遺産学科のブースが一部移転し、試行錯誤の中で開催となりました。
みなさん、歴産ブースどうでしたか?
各ブースとイベントの様子を紹介します!
恒例の石器作り体験。
こちらも恒例!くずし字&くみ紐(吉祥結び)体験
歴史遺産学科の方針やカリキュラムについて、学科長北野先生が説明してくださいました。
歴産の3年生がこれまでの活動や大学生活の様子を、写真を用いてトークショーを行いました。
初の試みでしたが、盛り上がってくれたのかな?と思ってます。
今回のオープンキャンパスは、時間の少なさと初めての試みが多く大変でしたが、
3年生が中心となって頑張りました!1・2年生も手伝ってくれてありがとうございます。
4年生や大学院の先輩方もアドバイスをくださり、とても助かりました!
7月のオープンキャンパスは、29(土)、30(日)の2日間となります。
今回よりもグレードアップする予定ですので、お楽しみに!
また今回のオープンキャンパスに来てくださった高校生の皆さん!
7月にまたお会いしましょう!歴史遺産学科一同待っています!!
(3年 河野・柳澤)