こんにちは!
3年竹原ゼミです。
私たちは8月31日~9月4日にかけて広島、山口、福岡へゼミ旅行に行ってきました。
そこで、今回は1日目の様子を紹介します。
まずは、広島県竹原市の重要伝統的建造物群保存地区を
ガイドさんの話を聞きながら見学です。
一部の通りでは電信柱がありません。
景観を壊さない徹底した整備が見受けられます…
上の写真はイノシシを絵描いており、魔除けの意味があるそうです。
他には同じ竹原にある歴史民俗資料館にも行ってきました。
ここでは竹原市の塩の産業にまつわる資料が多く展示されていました。
そして、夜はホテルに泊まり、近場のお好み焼き屋で夕食です。広島のお好み焼きといえば焼きそば、又はうどんが入っているのが特徴ですね。
山形ではあまりないような甘い味付けに、地域による食べ物の味の違いを実感しました。
以上、竹原ゼミのゼミ旅行1日目でした。
次回は2日目の様子を紹介します。
8月27日(水)はフィールドワーク演習2日目でした。この日は午前に昨日に引き続き古文書撮影をおこない、午後からは山形市前田地区を散策しました。
午前の撮影では、三脚や撮影道具の準備もしっかりとできていて、撮影も昨日より丁寧におこなえていました。1年生の皆さんは若いので覚えが早いです。
午後からの前田村散策では、江戸時代と明治時代の絵図を片手に昔の景観と現在の景観を比較していきました。最初に訪れた熊野神社では、班ごとに石碑を調査し発表するということをおこないました。熊野神社には、石碑がいくつかあり、その中には「童女」と書かれた石碑や供養塔など様々ありました。そして、境内の中を絵図と比較することもしました。絵図には、大きな木が描かれており、それは現在のどの木に当たるのか…など絵図と比較することで熊野神社についての理解が深まりました。
その後、前田地区を散策しました。ここでは、絵図にも描かれている昔からの道を歩き、そこでは蔵のあるお宅や煙出しのあるお宅など、古い街並みの雰囲気を感じることができました。
このように、絵図と比較しながら現地を歩いてみることで発見がたくさんあります。次回からは、前田村の史料撮影に入っていきますが、史料の中には現地調査で発見したことに関連したものもでてくると思います。どのような史料に出会えるか楽しみです。また、今回現地で見つけたことを地域の人に尋ねてみることでもっと理解が深まるのではないでしょうか。
次回の更新をお楽しみに。
佐藤チュートリアル「石碑と古道研究会」では滝山地区の石碑調査を行ってきましたが、いまはこれをまとめるべく、東北文化研究センターから出してもらえることになったブックレットの作成にいそしんでいます。
先週13日には山形市前田地区の南原公民館にて、自分たちの研究を進めてきたなかでの疑問点などを、滝山地区の歴史に詳しい滝山郷土史研究会と前田地区の方々から聞き取り調査・研究会を行いました。
事前にこちらから質問事項をお送りし、当日はこれについてひとつひとつ、郷土史研究会の新関会長・月田副会長はじめ地域の方々5名から懇切丁寧にご回答を頂戴しました。
内容は、「瀧山塔」だけではない湯殿山や蔵王山の石碑についてどう考えるか、それぞれの石碑はいつ頃から現在地に立つようになったのか、土坂の観音堂にある畜魂碑はどのようないわれがあるか、瀧山の水神信仰や水利に関するさまざまな問題などなど、時間が経つのも忘れる程、興味深いお話しを伺うことができました。
この成果を是非ブックレット作成に生かしていきたいと思います。
滝山郷土史研究会および前田地区のみなさま、お忙しいなか私たちのために時間を割いていただき、またいろいろご教示いただき、ありがとうございました。
こんにちは、佐藤チュートリアル石碑と古道研究会です。更新が大変遅れてしまいましたが、5/2(金)に東青田の若松墓地前の石碑の調査を行いました。
チュートリアルのほとんどの人が2回目となる今回は、4年生がサポートにつきながらの調査となりました。
前回の龍山神社での経験から石碑の寸法を測ったりする作業はスムーズに進みましたが、解読に予想外に時間をとられました。
石碑の表面がすり減って文字が読めない事態を初体験し、また1つ成長できたような気がします。
5月17日(土)、この日の石碑と古道研究会は瀧山登山を行いました。
参加メンバーは、学生9名と佐藤先生、東文研の中村さん。
山には朝から雲がかかっていて、山頂が見えず、不安を抱えたまま出発…
西蔵王まで車で向かい、西蔵王放牧場入口から登山スタート。
今回私たちが歩いたのは【姥神(乳母神)コース】です。
登り始めてすぐに、うがい場と水神の石碑。
石碑はいつもの道具を使ってしっかり計測しました。
順調に登っていくと次第に急斜面になり、ロッククライミングのようなところや、ロープを伝わないと登れないようなところなど、予想以上にハードでした。
また、途中にはコースの名前の由来にもなっている姥神さまが。ここでようやくコースの半分。
前日の雨で地面が滑りやすくなっていて、何度も足が掬われそうになりながら、スタートから2時間ほどで頂上に到着しました。
登っている途中は暑かったのに、山頂に着いて落ち着いた頃には、あまりの寒さに凍えていました。(おそらく気温は5℃以下…)使わないだろうと思っていたカイロをみんな一斉に開けました。それでも寒かったです…。
しかし、山頂からの景色は最高でした。素晴らしかったです。市内を一望することができました。蔵王温泉や笹谷峠も。この絶景を見れることが登山の醍醐味なんですね。晴れていたらなお良かったです…。
山頂で昼食を食べ、しばらく休んでから下山。登りがとても急だった分、下りはさらに斜面の角度がきつく感じました。足場をよく選んで慎重に下りていきました。あまりの急斜面に「こんなところ登ったっけ?」と思ってしまうほどでした。
麓に到着すると、放牧場の牛たちが帰りを待っていてくれました。
この登山で大きな達成感を味わうことができました。
参加したみなさん、お疲れ様でした!
4月29日火曜日にゼミの時間を使って、佐藤先生と佐藤ゼミの3・4年生とで山寺に行きました。
この日は天気が良かったのですが、風が強く少し寒かったです。今回は石段を登って妙法堂まで行ってきたのですが、修行者の参道ということもあり、山道を登って行くのは大変でした。
山寺に着いて一番始めに対面石を見ました。この石の上で山寺を開いた慈覚大師とこの地域を支配していた磐司磐三郎が対面したとされるそうです。
登っていくと修業の岩場がありました。この危険な岩場を通ることによって、お釈迦様のみもとにいたるという行場だそうです。
こんなに高いところには怖くていけないですよね。
今回、山寺に行き様々な歴史を感じるものを見ることができ、良い経験をすることができたと思いました。
こんにちは、石碑調査チュートリアルです。4/25(金)に佐藤ゼミ3・4年生を中心に、瀧山神社で石碑の調査を行いました。
3年生はこの日初めての調査で、不慣れな部分もありましたが、我らが佐藤先生や優しい優しい(?)4年生の先輩方に教えていただき、少しずつ慣れてきたかなと思います。
中身はどのようなものかというと、石碑の位置をGPSで計測して、メジャーで寸法を測り、他に何か特徴があるか(例えば文字が刻まれているなど)を記録用紙にまとめるというものでした。(少し大雑把に言ってます)
そこから面白い発見もあり、文字が刻まれている石碑からは、いつ・誰が・どのような目的でその石碑を建てたかが分かるものもあり、歴史を紐解くという点でなかなか楽しい1日でした。
こんにちは、石碑調査チュートリアルです。
4/5に、瀧山郷土史研究会にお邪魔させていただきました。
手持ちの資料からでは分からないことを、研究会の方からお聞きすることができました。
慣れない場所で学生も緊張していましたが、周りの皆さんが優しく声をかけてくださりました。
知りたかったこと全て…とはいきませんでしたが、参考になるお話をたくさんお聞きすることができました。
瀧山郷土史研究会の皆様、今回はありがとうございました。
1月10日石碑調査がありました。
今回はいつものように外に出ず、屋内での作業になりました。
主に今まで調査した石碑のデータの入力、場所ごとの整理を中心にやりました。
今まで集めた資料です。
結構集まりました。
これを
全員で場所ごとに整理しました。
地形図と石碑の場所とを照らし合わせるのが時間がかかって難しかったです。
今度からはあらかじめ設定してからやった方がいいと思いました。
場所ごとに整理し終わってから各自で入力しました。
時間内に終わらなかったものは持ち帰ってやりました。
こんな感じでやったんですが調査の段階から写真や石碑ナンバーなどは
あらかじめ設定してからやったほうが効率がよかったなあと思いました。
これからの活動はこういった屋内での資料整理、地形図の作成が中心になると思います。
あけましておめでとうございます。
ごたごたしていて去年中に更新できませんでした、申し訳ありません。
今年の目標は、「崩し字をもう少し読めるようにする」です。
石碑の文字を読む際に、多々苦労することがあったので。
2013年最後の石碑調査を飾るのは、土坂観音堂。
そういえば、敷地内に遊具がありましたが、調査地で遊具を見かけるのは二度目です。
神社の広い敷地は、子供たちの遊びの場にはうってつけなのでしょう。
今回の写真は、この神社を調査している際に妙に目についたものです。
なんじゃこりゃ、と思ってよくよく周りを見たら…
「畜魂碑」
ああ、なるほど。
妙に変な形をしていると思ったら、これは牛をかたどったものだったんですね。
こうやって見ると、なかなかかわいい。
作業自体は、基本恙なく進みました。
流石に一年調査をし続けましたからね。
もう雪も降ってしまいましたし、恐らく今年度は外に出ての調査は終了かもしれません。
追伸。
この石碑調査の成果を冊子にまとめることになりました。
こちらの作業も、大学がある間は隔週で行われるはずですので、興味がある方はお気軽にどうぞ。