歴史遺産学科

歴史/考古/民俗・人類
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2012-08-25

背中で仕事ぶりをみせる


例年、お盆明けは雨が多くなり涼しくなるのに、今年は違う。

合宿がおわり、金・土と現場は静かになった。3年生・2年生の6名が終盤の追い込みに入った。

今日は卒業生の丹野君が朝から現場に応援に来てくれた。前庭部を一人で拡張し、押しつぶされた状態で壊れた須恵器甕の全容を検出。決めたことを時間内にやり遂げる。集中力はさすがである。彼の仕事ぶりを見習おう。

東側の周溝を検出する第1トレンチがほぼ掘り上がった。

担当した学生は土層の解釈にずいぶん悩まされた。
削る→観察する→仮説を立てる→削る(検証する)→観察する→仮説を立て直す→削る→
無限地獄のように感じただろうか。

発掘ではこのサイクルによって仮説構想力を高めるのだ。

2012-08-23

戸塚山山頂の前方後円墳


実習の最終日に山頂に登り、前方後円墳(157号墳)を見学しました。



チームワークの良さが目立った今年の2年生。
遺跡調査のスキルを身につけることだけが実習の目的ではない。その意味をしっかり胸に刻んで調査に望んでくれました。

2012-08-23

デジャブー


発掘実習最終日の朝

連日35℃超の過酷な天気の中での合宿生活。

2年生、3年生、4年生、卒業生、同じ釜の飯を食った仲間たちだ。


合宿中、応援やカンパしてくれた卒業生の皆さんありがとうございました。

丹野君・永谷さん。実測ありがとう。
海藤君、木谷さん、伊藤さん、設楽さん、長井さん差し入れありがとう。美味しくいただきました。歓先生のすいかは丹野君がマイ移植でさばきました。
伊藤さん・森谷君卒業おめでとう!
P.S森谷君、独りトレンチまだ完掘してませんけど…


2012-08-23

一日中籠る石室班


石室の中は常に湿気があり、連日の猛暑で蒸し風呂状態。
天井からはしごで上り下り。ここにこもってもう半月になる。

天井からの陽射しは寒冷紗の助けをかりながらなんとかやり過ごす。

かまどうまとお友達になれたか。お互いの成長を確認しあうまではもう少しの時間が。

2012-08-22

夜の部


2012-08-18

今日の来客


お盆あけるも連日の残暑。全身から汗が噴き出す。

赤鬼の帰り、車の窓に張り付いてきたかわいい蜂。風圧を避けながら体制を整え必死にしがみつく。

現場が始まったころ古墳の上はカナチョロの卵だらけ。最近は湿気のある通路の下草に白い泡状の卵があちこちに産み付けられている。モリアオガエルの卵のようにみえる。

夕方、東の空に綺麗な虹がかかっていた。
お盆を過ぎて少しずつ秋の気配が。



2012-08-16

旅する蟷螂


米沢から40キロを旅してきたかまきり。車にしがみつきついに山形まできた。信号待ちの間に、フロントガラスを登る。

今日は蒸し暑い一日。体中から汗が噴き出す。そんななか卒業生3人が差し入れを持って陣中見舞いに来てくれた。それぞれがあの頃の思い出を語りつつ・・・・

2012-08-11

ミーティング


はや1週間が過ぎた。
3年生が発表する一日の終わりのミーティング。まだぎこちない。4年生と2年生の突き上げが足りない…

赤鬼に通って1週間。
昨日の金曜日はカレーランチの日。エビフライ・カツ・夏野菜・ハンバーグ、4種類から選べる。今年もメガ盛りを食べる学生がいる。もうお腹は現場仕様になってきた。

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