歴史遺産学科

歴史/考古/民俗・人類
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2008-11-14

石鳥居の石切り場


山形市蔵王成沢に「空清水」という石切り場跡があります。これは重要文化財に指定されている八幡神社の石鳥居の石材を伐り出しという伝承のある場所です。柱材用に切り出しかけた石が現地に残っています。いまは地元保存会のみなさんの努力で、見学しやすく整備されています。近くには大きな板碑がたった遺跡もあります。

木曜日と金曜日、3年生と院生が参加して現地の測量と試掘調査を行いました。

2008-11-12

国鳥激突!

!注意!動物の死体が苦手な人にはお勧めできない内容のキジ…いや、記事となっております。ショッキングな画像は避けますが、自己判断でお願いします。

11月11日の出来事。
教員宿舎の田口先生の部屋に、キジ(♂)が突っ込んできたそうです。窓ガラスにはひびが入り、キジは即死。そのご遺体を私が引き取りました。
時間が経過しているため肉は諦めましたが、立派な骨格標本をつくりたいと思います。

羽がとても綺麗なので、風切り羽と尾羽は残して皮を剥きます。この状態はとても美味しそ…いえ、とてもグロテスクなので、お見せできるものではありません。
見ると肋骨は複雑骨折、首と内臓が内出血を起こしていました。普通に考えてこれが死因。専門ではないので詳しくは分かりませんが。

ある程度肉、内臓を取り除いたら冷凍します。時間があるときにじっくりと処理していきます。

しかし田口先生はとてもラッキー…いえ、とんだ災難でしたね。(一番の災難はキジです。)

by W・T

2008-11-09

日本考古学協会・愛知大会


日本考古学協会の秋の大会が名古屋市南山大学で開催されました。山形から車で参加した学生もいました。お疲れ様。
来年は10月17日〜19日の日程でわが東北芸術工科大学を会場に開催される予定です。事務的な準備は昨年から少しずつすすめられており、目下、シンポジウムに向けた研究会が行われています。これから1年、協会開催に向けた仕事が増えそうです。学生もこの機会を利用してぜひ勉強してください。

2008-11-02

押出縄文人の土鍋 その2


この土日は、山形県立うきたむ風土記の丘考古資料館で押出遺跡の縄文土器の調査(第2弾)を行いました。2日間で30点を実測し、7月の分とあわせてようやく予定の半分が終わりました。
今回は大物に挑戦!縄文人はこの土鍋で何を調理したのでしょうか?土器とお話ししながら黙々と記録をしてきました。


2008-10-29

餃子館


宇都宮へおいしい餃子を食べにきました。というわけではなく、栃木に来たのは県埋文センターで古墳時代土器のススコゲ調査を行うためです。4年生のO嬢が卒論で以前からお世話になっている職員の方々と一緒に七色の餃子を食べてきました。各地の資料調査にいったなら、必ず現地の人と現地のものを食べる。それが地域を知る第一歩です。たとえそれが非伝統的なものであっても、なぜ今そうなっているかを考えさせてくれるからです。動態的に地域の歴史を見ること、モノに映し出される痕跡を読み取り、背景にある多様な文化を解釈する、これが考古学の基本姿勢です。
そういえば、移転中に転落破損した餃子の像はどうなったんでしょう?

2008-10-25

アートの秋

韓国梨花女子大の乙女たち16名が山形にきて、芸工大で1週間を過ごしました。あの「発掘プロジェクト」をやっているチョウ先生の学生たちです。今回「Myth in us-우리 안의 신화(私たちの神話)」というテーマで日韓学生交流展が企画され、6月のソウル展に続き、秋の山形展は10月23日〜11月12日の日程で本学で開催されています。西洋画、東洋画専攻の学生たちですが、表現方法は実に様々、コンセプチャルな作品が目立ちます。迎えうつ本学の学生たちも、実験芸術や漆、洋画、日本画、グラフィックなど多彩な分野から刺激的な作品が並びました。

アーティストが思い思いの神話を胸に抱き、それぞれのメッセージを発しています。若者たちは両国を行き来し、作品展示や飲み会など深い交流を通してかけがえのない経験をしました。そのことを示すように彼ら、彼女らの作品は静かに響きあっているのです。言語だけでないコミュニケーションの世界の存在をあらためて感じた1週間でした。

若いみずみずしい感性をもつわが学生たちにもこんな機会を持ってもらいたいと思っています。

ちなみに我が家にはユ・ミニョンとソン・ユリという二人の学生がホームステイしました。ソン・ユリは山形にきてから、真っ白な壁に即興で作品を描いていきました。二人は毎晩料理を作ったり、学生たちと交流してくれました。






2008-10-25

チュートリ土器調理と野焼き


「Myth in us(私たちの神話)」展で本学に来ていた韓国の学生に土器で調理したご飯や芋煮を食べてもらいました。焼き芋(クン・コグマ)を食べつつ、日本のサツマイモの大きさにびっくり!なんでこんなことしてるのかちゃんと伝わったのか、ちょっと心配….

2008-10-23

鶏頭を食す

まんまです。タイトル通り。
鶏の頭を食べました。
リアルに。

調理方法は簡単。
材料の鶏頭、薄切りにした玉ねぎ、塩、コショウをお湯にぶち込んで煮込むだけ。
香り付けにローレルを添えて、そのまま9時間弱。モロモロになるまで煮込みました。

さて、お味は?

「脳みそウマイ!」
「ノドの辺りもいける!」
「目玉も結構おいしい!」
「骨まで食えるよ!」

…グロイ会話でごめんなさい。

当時の人の食生活がうかがえる貝塚、そこから出土する動物骨は、たいてい割られた状態で出てきます。髄まで食べていたんですかね。一番栄養のある部分は、脳のある頭ではないでしょうか。穴が開けられた状態で出土する頭骨もあります。

見た目は少しアレですけど、コラーゲンたっぷりで本当においしいです。
ラーメンの出汁にブタの頭や鶏頭を使うお店もありますし。

※画像は自主規制しました。

by W・T

2008-10-15

お初です。


初めて福田研究室としての投稿になります。(今までの考古の記事は、すべて北野研究室からの投稿です…)やっとログインできるようになったので、他に負けず、どんどん記事を書いていこうと思っています。

この間採集した木の実、トチとドングリは水から引き上げて乾燥させている状態です。振ったときにカラカラと音がするくらいまで完全に乾燥させます。このような状態にしてしまえば、数年は持たせることができるそうです。クルミはまだ水の中…

下の写真は福田研究室の一角です。自分のコレクションの一部を置かさせていただいてます。初投稿の記念に載せちゃいます。私のオトモダチです(^^)オトモダチは日に日に増えていきます。あるときは道端、あるときは食べカスの中から、またあるときはお店で…。出会いって、とっても運命的なものだと思います。大学生活の中で、あとどれくらい出会いがあるでしょうか(笑)

by W・T

2008-10-11

徳川大坂城と豊臣大坂城


石垣研究会があって学生たちと大阪に行ってきました。午前は汗ばむ陽気の中、大手門から桜門、本丸天守台、青屋口、京橋口と、石垣を見ながら大坂城を半周。事前勉強会の成果もあり、石垣を見る目は肥えたようです。

午後から大阪歴史博物館で開かれた石垣研究会に参加しました。天下普請(天下を取った大名が自身の居城など要所の城を、諸国諸大名に分担施工させること)体制や各地の城石垣の技術変遷について、文献史と考古学の研究者がそれぞれ発表しました。聞いていた学生たちにも、コメントを求められる場面がありました。

2日目午前は、天守閣博物館の収蔵庫で、秀吉が石取りの定めを記した「築城掟書」や石垣施工分担図にあたる「普請丁場割図」、石曳図屏風など、数々の貴重な史料を閲覧しました。本物の迫力に目を白黒。こんな経験はめったにできません。館長さんありがとうございました。それから企画展「徳川大坂城」を見学。さらに城外に出て、館長から大坂城下町の変遷についてレクチャーを受け、最後に豊臣大坂城の石垣を見学しました。これは発掘調査で検出されたもので、慶長3年頃の築造と推定されています。ビルの下から移築復元されました。現在ある徳川大坂城は元和6年(1620)から3期9年かけて作られたもので、豊臣から徳川初期(1590〜1620年代)への石垣技術の変遷や大名相互の技術差がよくわかります。

午後は「真田幸村」組と「万博記念公園」組にわかれ目的地(前者は真田の旧跡や四天王寺、後者は国立民族学博物館)を見学、夜伊丹で合流しました。

今回の城ツアーのメンバーは2年生。これまでのツアーとは異色の顔ぶれとなったのは「真田幸村」好きの学生があつまったからです。最近は戦国武将好きの女子大生が増えているとか。TVでやってました。

この日は真田幸村が大坂城に入った記念日だそうで、この連休、天守閣前では大阪城・上田城友好城郭提携イベントが展開されていたのでした。ユキムラTシャツ買ったの?





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