オールスターキャスト2008。
1〜4年、院1・2年(院2は専修大佐藤君)、聴講生、卒業1・2年。例年と違い、年齢構成が多彩です。
今年は傾斜地の上、石が露呈し、蜂が乱舞するかなり危険な香りのする現場です。「落石!」の声に一瞬の緊張が走ります。安全第一。
5日間の実習、最後の朝。思い出の詰まった宿舎の前で。
卒業生は気がつきましたか?今年の5月、ついにカヤ屋根にトタンがかけられました。修理、維持管理がむずかしいからのようです。
例年、夜は寒くてふとんをかぶるのですが、今年は夜も暑いと感じる日がありました。屋根のせいかもしれません。
3・4年、院生、卒業生の面々。みな2年のときからここにお世話になっています。アスファルト道路のぬくもりと天の川と流れ星、「俺を信じられるか線香花火」、ほたるウォッチング・・・・
この光景に出会うと今年もやっと発掘が本格化したと感じる。
3・4年生も2年生も、いい具合に壊れだした。もっともっと知らない自分に出会おう!
ゆうきの里の朝は早い。子供に夢を・老人に仕事を!
7日は二年生発掘の最後の夜。
宿泊施設で中打ち上げをしました。
美味しい料理とお酒、
外に出て道路にねっころがると綺麗な夜空と流れ星!
楽しい打ち上げでした。
だけど一言だけ言わせてください、
「あの、皆さんまだ明日があるんですが…」
発掘10日目、8日の作業進行状況です。
4号墳は墳丘の測量が終わり、今は全体の測量をしています。墳丘直径も墳丘の上端に沿って再度取ります。
5号墳は玄室前の土の締まりが強いため、未盗掘の可能性が高い場所です。
玄室と羨道は、掘り下げ、平面、断面、横断の図面作成、遺物の取り上げ、また掘り下げ…の繰り返しです。遺物では、須恵器の甕が出土しています。現在第二層目。
私の不手際のせいで、ペースアップしないと危ない…
6号墳は本来床面に敷き詰められている筈の礫(河原石)が墳丘上に散乱していることと、西半分が床面をぶち抜いていることから、すでに発掘を受けた古墳と分かりました。
また玄門の仕切り石の手前に平たい石が倒れており、板石閉塞の石材かもしれないそうです。
平板測量などとても順調な様子で、明日には全体の測量が終わるそうです。
今日で二年生の授業としての発掘は最後。寂しくなる…と思いきや、今後も参加してくれる人が結構いるので、にぎやかな日が続きそうです。
以上、3年のWでした。
どーも、おれです。
二年生も今日で3日目でした。
作業も慣れてきたみたいで、サクサク進んだと思います。
昼飯はうまいです。
あー、アイス食いてー
左足捻挫しました・・・。
こんばんわ、3年のIです。
帰り際の雨は酷かった
明日も朝からあのくらい…いや、冗談です。
今日は2年生も2日目と言う事でだいぶ慣れてきたみたいですね
私はまだ、現場までの坂道は慣れません…
これを期にメタボ解消へと!(
さて作業の方は、捗っているわけでもなく
5号墳北側の平板は、礫に悩まされる日々が続きそうです。
明日からまたがんばろうかと思います。
でわ、また現場で。
三年のGです。
この間、友達が海に行ってきた写真を見せてくれました。
思わず破り捨てそうになりました。
おっと話がそれました。発掘調査の話をしましょう。
はい、今日から調査に二年生と一年生が加わりました。
人数多!!! 1,2,3,4、・・・いっぱいや。
ほんとに多いです。二年生は4班に分かれて発掘に1班、各班の平板測量に1班ずつ加わって作業を進めていきました。
感想としてはとりあえず色んな人に謝りたくなってしまいましたね。ごめんなさいごめんさい。
明日は頑張ります。もっと先輩らしくふるまえたらいいなあとか思いつつ、図面を直す私。
さて、明日も二年生との作業です。気合入れていきましょう!!
オープンキャンパス2日目。
歴博チームと学生たちによる調理実験の様子です。アワとコメ、鮭を使って鍋8つに様々なにコゲを作りました。地道な実験・分析の積み重ねが考古資料の解釈のために必要です。
チュートリチームは縄文晩期のシャコちゃんと土瓶の野焼き、エゾシカ入りハヤシライスを作っています。
この日は最高気温36℃。上から下から火にあぶられあつい一日でした。
小林啓先生(歴史遺産学科卒業生)による木材組織に関する講義と樹種同定の実習が行われました。オープンキャンパスにきた高校生も飛び入りして木材切片のプレパラート作り、顕微鏡観察を体験しました。いい切片が取れましたか?18:30ごろまでやってたようですが、こんなに遅くまで、真剣にかつ楽しそうに授業に取り組む学生を見たのは久しぶり(はじめて?)です。
奥では明日の調理実験の準備をする宮田さん・村本さん(歴博チーム)。6月に続いて、実験資料のおこげやスス(炭化物)の安定同位体比の測定を行います。先史古代の土鍋調理の実態を復元するための研究です。夕方、一つ実験をしました。コメ(C3植物)調理履歴のあるコゲの上にアワ(C4植物)コゲを重ねる調理です。コゲのサンプリングの仕方でどんな組成比になるのか、興味がもたれます。
あしたは今日より暑くなりそうですが、がんばりましょう。学生さんたちもよろしくお願いします。