9月25日
その日、始めに吉野ヶ里遺跡へ行った。本やインターネットで見たことはあるが実際に足を運ぶのは初めてで、吉野ヶ里遺跡の広さには驚かされた。当初予定していた時間では到底全部を見て回ることなど出来るはずもなく、泣く泣く次の場所へ移動することに。
次に訪れたのは長崎県のたびら昆虫自然園。ここは自然を歩きながら自然の中の生態系を学んでいく事の出来るおもしろい施設だ。館長のキャラも光っていた。驚くべきは昆虫を持ち込んでいない事、全ての昆虫が自らやって来た個体だという。
次に向かったのは平戸城。といっても筆者ともう1人の学生は昆虫自然園に残され、他の学生と先生で向かった。そのためここでは深くは語れないが、海が見える綺麗な城だったそうだ。
五日目はこれにて終了
こんにちは!
3年竹原ゼミです。
私たちは8月31日~9月4日にかけて広島、山口、福岡へゼミ旅行に行ってきました。
そこで、今回は1日目の様子を紹介します。
まずは、広島県竹原市の重要伝統的建造物群保存地区を
ガイドさんの話を聞きながら見学です。
一部の通りでは電信柱がありません。
景観を壊さない徹底した整備が見受けられます…
上の写真はイノシシを絵描いており、魔除けの意味があるそうです。
他には同じ竹原にある歴史民俗資料館にも行ってきました。
ここでは竹原市の塩の産業にまつわる資料が多く展示されていました。
そして、夜はホテルに泊まり、近場のお好み焼き屋で夕食です。広島のお好み焼きといえば焼きそば、又はうどんが入っているのが特徴ですね。
山形ではあまりないような甘い味付けに、地域による食べ物の味の違いを実感しました。
以上、竹原ゼミのゼミ旅行1日目でした。
次回は2日目の様子を紹介します。
熊本城でのフィールドワーク演習を無事終え、次の日の9月24日からはゼミ旅行が始まりました。3泊4日という短い期間ではあったのですが、九州の歴史ある建造物や山形とはまた違った自然に触れることで非常に濃い時間を過ごして参りました。
今回紹介するのはそのはじまり、初日での風景です。
朝8時半、熊本空港近くのホテルを発った我々の最初の目的地は最近何かとニュースで話題になっていた阿蘇火山……の近くにある「阿蘇火山博物館」。内部の撮影は禁止の為写真でお見せすることは出来ませんが、ここでは隕石の欠片や世界の火山の一覧、阿蘇山やその近辺の山々の成り立ちなどを鑑賞することができます。入ってすぐ売店もあったので阿蘇山は大して関係のないちょっとしたお土産も買いました。
朝方は霧で10m先も見えないような状態でしたが、館内を回っているうちにいつの間にか晴れていたようで非常に良い眺めです。
火山活動は現在も活発らしくモクモクと煙が上がっていました。
馬肉も食べましたよ~。
お次は「八代城跡」。
フィールドワーク中に散々熊本城の石垣を見ていたせいか石垣にしか目がいかない。
ここは石垣のところどころに大理石を用いていてちょっぴり鮮やかな印象を受けます。
色合いや加工痕の変化から修復した跡、増築した跡などが結構はっきりとわかる箇所が多かったのでのでなかなか面白い場所だと感じました。
それではこの辺で、次の五日目に続きます…。
九州ゼミ旅行3日目、フィールドワークの最終日になります。
皆さん疲労がかなりたまってきてはいましたが、作業自体の最終日ということもあり、慣れた手つきで意外と早く作業が終了しました。
三日間、北野先生含めたゼミのメンバー五人で熊本城の石垣を約200箇所ほどのデータを取り終えました。
作業終了後ゼミのメンバーはホテルへと向かいます。恐らく九州ゼミ旅行で泊まったホテルの中で一番のホテルだったと思います。
値段も3000円前後で朝食付き、夜9時までコーヒーなど飲み放題でした。そして、何よりもものすごく綺麗でテンションが上がりました。
そして、最後に三日間で取ったデータのまとめとミーティングを行います。
これにて九州ゼミ旅行3日目終了です。
4日目に続きます。
22日はフィールドワーク2日目で、引き続き熊本城での石垣調査を行いました。
前日の夜に区分けした範囲における石垣の隅角部が主な調査対象で、その分類や勾配を測っては写真を撮る、測っては写真を撮るという作業の繰り返しでしたが、思っていたよりもスムーズに進めることが出来ないのでなかなかに苦労しました。
作業をしていると興味を示した観光客の方々に「何をしているの?」と話しかけられることが多々ありましたが、マイクを片手に話しかけてきたお兄さんが来たときは少しぎょっとしました。なんでもシルバーウィークに賑わいを見せる熊本城でインタビューをしているテレビ局の方々だそうで、二日連続でテレビ出演を果たしてしまったことに数奇な運命を感じざるを得ません。
午後も作業でしたが慣れによって効率が向上し、目標としていた数を終わらせることができた為、夕暮れの美しい天守閣と宇土櫓を写真に収める余裕が出来ました。
夜にはホテルに戻り夕飯となるが、果たして一日中作業していた為に疲れきった我々は早くご飯を食べたかった。そうしてどこで食べようかと模索していると、「赤のれん」というラーメン屋さんが先生の目に留まった。注文して出てきたラーメンは「とんこつ」。チップの揚げにんにくは入っていなかったが、当然のようにスープの中に居座っているきくらげが食感的な意味でなかなかいい仕事をする。初日の昼もラーメンを食べたが、そこにもきくらげが入っていたことから九州では具材としてきくらげを用いることが当たり前のようになっているのかもしれない。スープも豚骨ということで「こってり」をイメージしていたが、なかなかどうしてクリアな味わいだった。そこに中細の麺も相俟っていくらでもお腹に入っていきそうな、そんな印象を抱かされたが、食べ終わる頃には不思議とお腹は膨れていた。
食後はホテルへ戻り2日目の終了、3日目へと続きます
9月21日に僕たち北野ゼミは、九州へのゼミ旅行に行ってきました。
朝8時半に集合し一同仙台空港に行き、福岡空港へのフライト。 5歳以来の飛行機でしたので手汗がありましたが乗ってみれば面白かったです。
空港についてレンタカーに乗り込み腹ごしらえに福岡にて、とんこつラーメンを食べ熊本城を目指しました。
今回は初めの3日間で熊本城の石垣の勾配を計測していくフィールドワークも兼ねていました。
熊本城の総合事務所で市役所の担当の方にご挨拶をし、明日からの本格的な調査に向けて城内を回りながら調査法を学びました。
その夜に熊本のアーケード街にて夜のご飯屋を探していると、、、びっくり熊本にてテレビ出演してきました。くまもと県民テレビ「テレビタミン」のラスト5秒のみの出演でしたが、すごい思い出になりました。
1日目はこれにて終了です。
これから続きます。
こんにちは、副手です。
いよいよ後期がスタート!
後期の様子をおつたえしたいところですが、もうしばらく夏の様子をお楽しみください^^
最近のブログ内容は考古、考古、民俗、考古・・・と続いておりました。
そろそろ歴史を取りあげねば・・・
というわけで、今回は史料撮影の様子を覗いてきました!
歴史分野のフィールドワークについてお伝えします。
夏季休暇中の最終週、一年生は史料撮影で山形市南原町の公民館を訪れました。
この公民館の隣に古くに建てられた蔵がいまも残っています。
この蔵の中には、史料の山が!
他にも地域のお祭りで担ぐ御神輿や、地域の結婚式で使用してきた道具などがあるそう。
いまは使っていないものもあります。どれも貴重な道具。(中の様子は秘密~)
山形市内でも本当に色々な発見がありますね!
私が到着すると、すでに記録作業中。
1年生の授業ですが、文献史学ゼミの3年生も参加しています。
先輩に教えてもらう1年生たち。
なにやら楽しそう!
ところでいったい何が書いてあるのかな・・・
さらっと読めるようになってみたいな~。。
こちらでは南原町の方とやりとり中。
常に地域の方がそばにいらっしゃる中での作業。
貴重な史料ですので、扱いにはドキドキです!
撮影技術は修得できたかな?
是非今後の作業で役立ててくださいね~^^
こんにちは!
もうすぐシルバーウィークですね^^
休みが明けると、後期の授業がスタート。
慌てて前期の記事をアップしております・・・!
夏休みの宿題を貯めこんでしまったことを思い出しますね。。
さて、今回は番外編!
夏季休暇中に開講された、霞城学園高校の生涯学習講座の様子をお伝えします♪
霞城学園高校の学生さん、先生方、受講生の皆さんが来学。
歴史遺産学科からは講師として北野先生が参加。学生2名がお手伝いとして活躍してくれました。
和やかな雰囲気でスタート!
まずは土器での調理について解説。
皆さん良い表情。真剣にメモメモ。
今回は限られた時間での調理・・・
さっそく具材の下処理を開始。
なかなか手際が良いですね!
さすが先生方は頼もしい。
ん・・・?
よくみると、石器を使っています。
なんだかすごい光景ですね。
切れ味もなかなか。
肉も切ります!
下準備が終ったところで、野外へ移動!
学生のSくんとKくんが火をおこしてくれていました。ありがとう!
いよいよ調理開始です。
メニューのひとつは芋煮!
ごろごろと芋を入れます。美味しそうだな~
火力が弱いので、薪を投入。
煙との戦いです。風向きによっては地獄ですね。
燃えてきた燃えてきた!
通りかかった子どもたちとお母さん方。夢中になっていて可愛い。
灰汁をすくって・・・
シチューが完成!
今回のメニューはシチュー、カレー、芋煮です♪
お米は白米、タイ米、赤米、黒米などなど。いろいろと炊き具合を比較しつつ、食べ比べてみました。
最後は皆でごちそうをいただきました!
シチューは鮭が入っていて豪華~
みんな幸せそう!
最後はカレーうどんで締めました^^
講義のまとめもしっかりと。
受講生の皆さん、先生方、お母さんと子どもたち、偶然通りかかった芸工生。
土器を囲んでの大人数での野外調理、素敵な時間になりました。
皆さんありがとうございました!
こんにちは!副手です。
夏も終わりに近づいてきましたね。
今回は東北文化研究センターの調査に同行し、旧朝日村鶴岡市の大鳥に行ってまいりました!
初日は到着後すぐに、トチの実&クルミ拾いへ。
いつもお世話になっている猟師さんにご案内していただきました。
最初は道端のクルミを拾っていましたが、途中から足場が大変なことに。。
慣れない山道に悲鳴をあげながら登っていくと、上から落ちたトチの実が大量に溜まっている場所を発見。
「お宝だ~!」とようやくみんな笑顔を取り戻し、夢中になって拾いました。
この時期の大鳥を歩くと、いたるところに乾燥中のトチの実が並べてあります。
今回は拾うところから体験することができました。
あわせると結構重い・・・!
怪我もなく、無事に降り、「楽しかった!」という声があがります。
でもこれが毎日となると、大変。
ここで暮らす人たちの力強さに圧倒されます。
2日目は二手に分かれて、集落を歩いて地図作り。
じっくり歩いていると色々な発見がありますね。
季節の食べ物にも出会います!
2日目も猟師さんと一緒に山に入った学生たち。
今年初物のきのこを入手!(このとき熊に遭遇しかけたとか・・・)
夜は美味しい茸料理を振る舞っていただきました。
箸がとまらず!おいしいおいしい。
こういう交流の時間が、一番楽しいですね。ありがとうございました!
最終日も集落調査。 より詳細を残すため、歩き回ります。
ここでホオズキを収穫するおばあさんに出会いました。
お土産にいただいたホオズキ。なんと食べれるみたいです!
おばあちゃんは風邪のときに食べると言っていました。豆知識。
そして薪割り体験。
その後、大鳥に移り住んだ彫刻家の方(大鳥には面白い人がたくさんいます)にご案内していただき
集落全体を見渡せる山の頂上へ。
良い汗かいたね!
そして帰りはプチ冒険コース。
ここは道なのか? と全員疑問に思いながら、楽しく降りてきました。笑
みんな少し逞しくなった気がします。良い体験をさせていただきました!
最後は日本海をみて帰宅しました。みんな、おつかれさま!
歴史遺産学科の学生は今回のように東北文化研究センターの研究員の方々と活動する機会があります。
約2年間かけてそれぞれの調査地に通い、そこでの成果を一冊のブックレットにまとめます。
次回は10月にトチの灰汁抜きを予定。その後は雪深い冬の大鳥へ・・・