はじめまして、竹原ゼミのプリキュアことキュアチヅルンです。今週の月曜日から金曜日まで、フィールドワーク特別演習という授業があります。未来の竹原ゼミ生となる(…かもしれない)2年生と共に、わきあいあいと歴史資料の保存と整理をする素敵な授業です。この授業は2年生が積極的に動く、というねらいがあって、私たち3年生は彼らのサポートをします。
昨日と今日は学校での作業。宮城県石巻市K家文書の、中性紙封筒に袋詰め→撮影→画像処理→目録作成、をしました。
まずは袋詰めした封筒をしまうための箱を作りました。普通のダンボール箱と違い、資料を長い間保存するのに適しています。このミラクルなダンボールみたいな箱、組み立て方が若干めんどくさいです。説明書を見ずに作ってみたんですが、猿の進化を感じました。悪戦苦闘しながら頑張りました。
アーカイバル容器が完成したあとは、いよいよ史料の袋詰めです。
史料がどさりと入った箱から、一点ずつ史料を取り出し中性紙封筒に入れる作業です。K家はお医者さんのお宅なので、医療関係の史料が多いのだろうか…、と思いつつ袋詰めしました。袋詰めの時間は、短い時間でたくさんの史料を直に触れられるので、楽しいです。
袋詰めが完了したら、袋詰めした順番に作っておいたアーカイバル容器にしまいます。
このあとは、史料の撮影に入ります。2年生中心にカメラの設置、史料の撮影、後片付けをします。3年生はお助けキャラとして一緒に撮影しました。
撮影が終わったあとは、パソコンに撮ったデータを入れて見やすいように画像処理とフォルダ分けをしました。パソコンの便利な使い方を学んだり、パソコンのフリーズに苛立ちを覚えたり。
これも終わった後は、史料の目録を作成しました。目録作成は史料のタイトル、作成年月日、作成者、宛名、形態、などなど、史料の情報を私たちが読みとって紙とかパソコンとかに記入します。タイトルはともかく、作成年月日とか不明なものも多く、目録作成って難しい〜、と思い知らされました。
写真満載でお送りしました。もっとお気に入りの写真はあるけれど、ブログの容量がよくわからないので省略。次回もたくさん写真をお見せ出来たらと思います。
明日からは南原公民館にて前田村文書の史料撮影と目録作成をします。4年生の先輩2名と、1年生も3名参加してくれます。まだまだ夏なので暑いですが、みんなで頑張っていきたいと思います。
えいえいおー
キュアチヅルンでした。
第4コーナーを回って各馬一斉に鞭が入った。
残り日数とやり終えないといけない仕事量(実測)を考えると気ばかりが焦る。
これを乗り越えるには集中力しかない。
「土壇場力」「なんとかする」
いまこそ考古学研究室の魂をみせろ!
かつて修羅場をのり越えてきた先輩達ならそう叫ぶだろう。
学生たちは連日の猛暑も相まって疲労がピークに達している。そのせいか、少し変になってきたか。まだまだ・・・・
そんななか今日もフレッシュな1年生が応援に来てくれた。さながら一服の清涼剤のように。
今年のゼミ旅行は、恐山と函館に行きました。
専門のガイドさんから説明を聞きながら、恐山を回りました。
恐山の風景
あれ、番外編の「ゼミ生」もいました、大歓迎です。(笑)
グランドホテルで、下北南部裂織体験。
皆さんの作品はプロ並みですよ〜
ほら、見て、すごいでしょう!
仏ヶ浦にて
函館の夜。
屋台にたくさんの店が並んである。
何を食べようかなぁ、目移りしちゃいます〜
最終的に、全員がてんぷら定食を選んた。
美味しそう、にやにや……(笑)
めちゃめちゃ美味しかった!
幕末の見果てぬ夢の象徴ー五稜郭
函館市立博物館での見学。
学芸員の方から説明を受けてます。
北方民族の世界ー函館市北方民族資料館にて。
アイヌ民族をはじめ、ウイルタ民族、アリュート民族など、厳しい自然の中で生きてきた北方民族の伝統的な知恵と文化を表現した、貴重な民族資料の数々を展示しています。
今年のゼミ旅行は、長距離バスと船での移動は時間がかかったけど、ゼミ生たちが自ら考えたプランは充実していて、とてもよかったです。
ガイドさんや学芸員との出会い、また旅行中の喜怒哀楽といった出来事、きっとみなさんの成長につながっていくと思います。
最後、余談ですが、もっと感動的な出会いがありました。
最終日の赤レンガ倉庫のビアホールで、何十年ぶりでしょうか、偶然にも社員旅行中の上海の大学時代の同級生と会いました。
縁というものは、不思議なものですね。
北海道で同級生と再会したこと、本当に感激しています。
それも、ゼミ旅行のおかげですね。(笑)
「人」を大事することは、自分にとって何よりの宝物です!
by Xie li
例年、お盆明けは雨が多くなり涼しくなるのに、今年は違う。
合宿がおわり、金・土と現場は静かになった。3年生・2年生の6名が終盤の追い込みに入った。
今日は卒業生の丹野君が朝から現場に応援に来てくれた。前庭部を一人で拡張し、押しつぶされた状態で壊れた須恵器甕の全容を検出。決めたことを時間内にやり遂げる。集中力はさすがである。彼の仕事ぶりを見習おう。
東側の周溝を検出する第1トレンチがほぼ掘り上がった。
担当した学生は土層の解釈にずいぶん悩まされた。
削る→観察する→仮説を立てる→削る(検証する)→観察する→仮説を立て直す→削る→
無限地獄のように感じただろうか。
発掘ではこのサイクルによって仮説構想力を高めるのだ。
実習の最終日に山頂に登り、前方後円墳(157号墳)を見学しました。
チームワークの良さが目立った今年の2年生。
遺跡調査のスキルを身につけることだけが実習の目的ではない。その意味をしっかり胸に刻んで調査に望んでくれました。
発掘実習最終日の朝
連日35℃超の過酷な天気の中での合宿生活。
2年生、3年生、4年生、卒業生、同じ釜の飯を食った仲間たちだ。
合宿中、応援やカンパしてくれた卒業生の皆さんありがとうございました。
丹野君・永谷さん。実測ありがとう。
海藤君、木谷さん、伊藤さん、設楽さん、長井さん差し入れありがとう。美味しくいただきました。歓先生のすいかは丹野君がマイ移植でさばきました。
伊藤さん・森谷君卒業おめでとう!
P.S森谷君、独りトレンチまだ完掘してませんけど…
石室の中は常に湿気があり、連日の猛暑で蒸し風呂状態。
天井からはしごで上り下り。ここにこもってもう半月になる。
天井からの陽射しは寒冷紗の助けをかりながらなんとかやり過ごす。
かまどうまとお友達になれたか。お互いの成長を確認しあうまではもう少しの時間が。