お盆あけるも連日の残暑。全身から汗が噴き出す。
赤鬼の帰り、車の窓に張り付いてきたかわいい蜂。風圧を避けながら体制を整え必死にしがみつく。
現場が始まったころ古墳の上はカナチョロの卵だらけ。最近は湿気のある通路の下草に白い泡状の卵があちこちに産み付けられている。モリアオガエルの卵のようにみえる。
夕方、東の空に綺麗な虹がかかっていた。
お盆を過ぎて少しずつ秋の気配が。
米沢から40キロを旅してきたかまきり。車にしがみつきついに山形まできた。信号待ちの間に、フロントガラスを登る。
今日は蒸し暑い一日。体中から汗が噴き出す。そんななか卒業生3人が差し入れを持って陣中見舞いに来てくれた。それぞれがあの頃の思い出を語りつつ・・・・
はや1週間が過ぎた。
3年生が発表する一日の終わりのミーティング。まだぎこちない。4年生と2年生の突き上げが足りない…
赤鬼に通って1週間。
昨日の金曜日はカレーランチの日。エビフライ・カツ・夏野菜・ハンバーグ、4種類から選べる。今年もメガ盛りを食べる学生がいる。もうお腹は現場仕様になってきた。
午後から卒業生が遠路、応援に駆けつけてくれました。
現場には少人数ながら1〜4年生までがいて、そこには「伝えるべきもの」がある。
前庭部は土層断面図を作成し、ベルトをはずしにかかりました。
周溝を検出する第1トレンチは苦戦しつつも、おぼろげながら土層が見えはじめてきた。
石室班は終日、穴倉にもぐってひたすら実測。
1年生が横穴式石室の羨道入り口から前庭部を掘っています。
早速、馬具や鉄鏃の破片、須恵器・土師器が出土しました。
2泊3日の最終日。昼食後の車の中がなぜか静か…眠そう。現場でも疲れと暑さのせいか、テンションが↘
。
温泉入って、バーベキューして、花火して、雑魚寝で・・・・
夏を満喫してますね。
最後は置賜駅の桟橋をダッシュして帰りました。お疲れ様
現場にはカナチョロの卵があちこちに産み付けられている。
本日、羨門付近でゼリービーンズのような細長いたまご3個を発見。なにがでるかな?
考古学研究室では8月6日から米沢市戸塚山175号墳の発掘調査を開始しました。
戸塚山に通いだして3年目。
初日は水準点移動、2kmほどを往復しました。はたして誤差は…
オープンキャンパス2日目
最高気温35℃。今年もオープンキャンパス恒例の炎天下・鹿鍋パーティだ。シカ肉は田口先生御用達西興部産エゾシカ。
ゼミ3年生が勾玉や拓本体験に忙しいため、チュートリ4年生、1年生を動員してのイベントとなった。
どんぐり粉で作った団子もはいっており、おいしくいただいた。
3年生文献ゼミ恒例のコスプレ?
今回は弁慶と牛若丸
弁慶はあまりにもリアルで子供が逃げたとか…でもなかなか評判良かったです。
6年ぶりに段ボールから出て日の目を見た埴輪たち。
また箱にしまうのが忍びなく、しばらくは演習室でいい空気を吸ってもらうことにしました。
こんにちは、準備室です。
下記の日程において2012年度歴史遺産学科卒業論文中間発表会および芸術工学研究科芸術文化専攻歴史文化研究領域修士論文口頭研究発表会を行います。
学生の持ち時間は、中間発表会の場合は発表7分、質疑応答3分の計10分間、口頭研究発表会の場合は発表10分、質疑応答5分の計15分間です。
歴史遺産学科2年生以上の学生は後学のためにも参加してください。2年生はゼミ選びの、1年生は2年次の分野選択の参考になるはずなので、ぜひ先輩方の発表を聴きに来てください。
中間発表会の質疑応答では、それほど厳しい内容の質問はありません。(もちろん例外はありますが)主に今後に向けてのアドバイスが中心になるかと思います。
指導教員以外の先生方や他分野を専攻している学生から研究に対する意見や質問をもらえる貴重な機会なので、4年生の皆さんは恐れずに堂々と発表してください。
3年生の皆さんは、当日の会場準備や進行などのお手伝いよろしくお願いします。
2012年度
歴史遺産学科卒業論文中間発表会
芸術工学研究科芸術文化専攻歴史文化研究領域修士論文口頭研究発表会
○日時
7月31日(火) 9:00〜
○会場
本館408講義室 9:00〜11:40、14:00〜15:30
本館409講義室 15:50〜
○発表予定者
卒業論文中間発表者 28名
修士論文口頭研究発表者 1名
○発表順
下記の通り。
卒業論文中間発表会
9:00〜
≪考古学専攻 北野研究室≫
『縄文時代晩期・東北地方における塗彩土器出土遺跡の地域差』
『東北地方北部における縄文時代後・晩期の注口土器の機能・用途(仮)』
『高畠石の石蔵―職人と住民からみる成立と背景―(仮)』
『山居遺跡における珪質頁岩製石錐の使用痕分析』
10分休憩
『考古学のマスメディアの関係―青森県三内丸山遺跡を例として―』
『山形盆地における縄文時代晩期の珪質頁岩製石器の分布と地域差』
『群馬県上福島中町遺跡から見る天明3年の生活風景』
『山形県内で生産または使用されている徳利(陶磁器)について―近世〜近現代の貯蔵―(仮)』
『水晶製切子玉の研究−東北地方を中心に―』
10分休憩
10:50〜
≪文献史学専攻 竹原研究室≫
『酒田における火防活動について』
『米沢藩における天保の飢饉の対策と実態について』
『近世期における吉里吉里村前川家の土地所有について』
『仙台藩における乱心者への処遇』
昼食休憩
14:00〜
『山形県における行政文書目録の研究』
『随意科目の設置から見る明治・大正期の小学校について−宮城県を事例に―』
『明治三陸津波における宮城県の衛生対策―津波後の疾病とその予防―』
14:30〜
≪民俗・人類学専攻 謝研究室≫
『旧仙北鉄道に見る沿線住民生活の変遷―宮城県登米地域を通して―』
『八戸地方の蒼前信仰―南部駒に対する人々の信仰心―』
『メロン農家の葛藤―茨城県鉾田市旧旭村の事例を通して―』
『平将門伝説―平将門の首塚または供養碑における伝説の伝播―』
20分休憩・409へ移動
15:40〜
≪民俗・人類学専攻 田口研究室≫
『西村山地域における田植踊の研究―大正期から終戦後までの門付けの実態―』
『「犬の宮・猫の宮」について』
『現代子どもの遊び―NPO法人クリエイトひがしねの試みを通して―(仮)』
『七浦絞りについて(仮)』
『青苧からみる地域の変遷―山形県西村山郡大江町橋上地区を中心に―(仮)』
『山村集落の生業構造と土地利用―山形市上桜田・東青田地区の事例を中心に―』
『庚申講が現代で果たす役割について―山形県山形市大字村木沢下宿の事例から―(仮)』
『音路三匹獅子舞についての研究―放射能問題と地域芸能の今後―(仮)』
10分休憩
修士論文口頭研究発表会
17:20〜
『未来仏から鎮守神へ―山形県西村山地域における弥勒信仰と人々の暮らしを見つめて―』