名古屋大学年代測定センターの宮田さん、国際基督教大学(ICU)の堀内先生と研究室の学生さんたち、芸工大歴史遺産学科の1〜4年生が一緒に土鍋調理実験ワークショップを行った。
土器の器壁にしみ込んだ食材(動物や植物)の脂質や塩素イオンを検出して、先史時代の食材や調理法を復元する。
今日はハマグリと鮭、トチ、お米。あすは獣系・・・・。
基礎研究のためのシンプルな食材での実験土器を作った。
屋外で調理する間、3年生はもち米を蒸して、おにぎりにし、ナンプラーと卵につけて焼いたタイ・ラオス風「焼きおにぎり」を作ってくれた。タイ・ウボンの市場で食べてやみ付きになった味。みなさんに大好評!
1年生は精米していない赤米を炊いてみた。白米とはまた違う食感で美味しかった。ひょっとしてもち米?
ICUの皆さんにはハイジをはじめ野焼き場の環境をたっぷり楽しんでもらった。先生が一番楽しんでいた。
明日も晴れますように。
震災で崩壊した石垣。
どう崩れたのか、なぜ崩れたのか。
その原因を探る調査が行われている。
このような問題意識を持って崩壊石垣の調査をしたのは日本で初めてのことだ。
内部に複雑な構造をもつ石垣は、一般の土木構造物のようには解析、安定計算ができない。最近、小さな石垣を振動台の上でゆらせてさまざまなデータをとる実験が行われ始めた。とはいえ、この規模の実験では実際の複雑な要素を持つ石垣の挙動を理解するにはまだ程遠い。
だから、実際に崩れた石垣の挙動と原因を調査することは実験の何倍も何十倍もの価値がある。白河市はそのことに真剣に取り組んでいる。
未曾有の大被害から、着実に将来を見すえた一歩が踏み出された。
こんばんは!というより、お久しぶりです。佐藤ゼミのライスです!!近頃、ムシムシとした暑さが続いていますね〜。雨とカエルの鳴き声が恋しいです。私は暑いのが苦手なので、正直参っています…(-_-;)
皆さんはどうでしょうか?
さて、本題に入りましょう!いつも通り、佐藤ゼミでは、二名の発表がありました。一人目は、ゼミ長の「ふじさん」で、二人目は、私事「ライス」です。実は、私たちから「三巡目」に突入したんです☆改めて振り返ると、長かったような…短かったような…不思議な感じです。
で!!いきなりなんですが、今回は「三巡目」に入ったということなので、私とふじさんの発表を少し覗いてみることにしましょう!!
まず始めに、ゼミ長である、ふじさんの発表を覗いてみることにします!今回のテーマは、「熊野堂神社と名取の今昔」でした。史料は全て『熊野堂郷土史−年表と資料−』から抜粋したとのことです。
そこで、ふじさんは、名取熊野神社と「名取老女」と呼ばれる女性の関係性や、伊達家と熊野神社の結びつきなど、先ほど紹介した史料を基に調べて、発表してくれました。
話を聞くと、どうやら、史料を読むのに苦戦したらしいです。というのも、史料の一部の字が間違っていたからで…。ですが、ふじさんは、その部分をちゃんと指摘し、解釈した上で説明してくれました!!すごいです。
次は…私ですね(・・;)今回のテーマについては、最後ということもありまして「上杉家」から一度抜けてみました。それで、「平安時代の蹴鞠と木の種類」について調べました。ゼミの皆からは、いきなりの時代変更で驚かれましたね…(・・;)
史料は、主に『古事類苑』を使用したのですが、『古事類苑』事態が辞書なので、適切な史料ではなかったのですが、時間と史料の都合で使わせて頂きました。
内容的には、蹴鞠の歴史を解説した上で、木(懸・切立)の種類を史料を使って検討した、という感じです。また、話は変わりますが、今回の発表の中では、『年中行事絵巻』や『鳥獣人物戯画』の一部の絵を参考資料として使わせて頂きました!!ユニークな絵ばかりで、とても興味深かったです☆
さてさて、今回の発表で、私たち二人の「歴史遺産文献講読1」の主な発表は終わってしまいました…。ですが、これからが本番です!!今まで調べてきた内容の中から、論文のテーマを決めなくてはいけないのです。まだまだ、道は果てしない…。
震災でダメージを被った二本松城跡の石垣。
いよいよ復旧が始まった。平成にはいってから解体修理して整備した石垣だった。おかげで地震に耐えた所がある一方で、持病の古傷(歴史的に何度も修理されてきた箇所)はまたしてもやられた。なんとか耐えたが寿命が縮まった部分も少なくない。これからの健康診断が欠かせない。
修理個所の解体調査では原因究明が第一である。
石垣は柔構造、ほんとうに生き物のようである。
法隆寺が世界遺産に登録される際、イコモスの委員は、この木造建築は何度も修理されてきていて真正性がないと疑問視した話は有名である。
しかし、オリジナルであることに真正性を求める「石の文化」に対して、朽ちることを前提に、適切な修繕を行い、資源を有効に使い持続的に作り替える行為こそに真正性があるという全く異なる価値観を提示して、登録にこぎつけた。
いまではむしろこのような有形の世界遺産のなかにある無形の価値の重要性が高まっている。石見銀山が登録されたのもそうだ。
近世城郭の石垣はどうだろう。
確かに石の文化遺産である。しかし、石垣は寿命のある記念物であり、日本の国土にある以上、地震や大雨は避けられない。石垣は修理し続けないと存続はしえない。江戸時代からそうやって今に残ってきた。
オリジナルの真正性を残すことを第一にしつつ、同時に修理し続ける姿勢や技術の中に、倫理や伝統技術の価値(自然と人との関係−自然知・持続可能な技・身体技法)を引き次いでいく真正性が求められなければならない。
震災で崩れた城郭石垣はいま一斉に解体・修理が始まっている。
一連の修理工事を通して、東北の人々が災害と共存しながら、歴史的遺産をどう引き継いで新たな社会や価値観を作っていくのかが問われているような気がする。
世界遺産をめざす佐渡金銀山の遺産。鶴子銀山代官所跡と鉱山集落−荒町遺跡の調査が始まった。
400年前の鉱山町と代官所がひっそりと山の中に眠ってきた。遺構の保存状態はきわめて良好。
荒町は国史跡上相川の鉱山町の原型をみるよう。階段状に造成された町とその頂部に鎮座する神社跡(大山祇?)。水場や道路跡は往時の町の姿を彷彿とさせる。
こんばんは、佐藤ゼミのトマトです。
7月も目前になって私の番が回ってきました、ドキドキします。
これで佐藤ゼミ全員が歴さんブログデビューを果たしました。おめでとー
さてさて、今週の佐藤ゼミも発表でした。タイトルの通り、全員2回目の発表が終わりました。
今回も上杉が登場しましたよ。確か。
ゼミ旅行についても、宿が決まって宿係の人に予約をお願いしました。
飛行機も決まりそうです。…確か。
なぜこんなにあやふやかというと、今週はパーカーちゃんと私の発表だったのですが、
緊張で全部吹っ飛んでしまいましたごめんなさい。緊張をほぐす方法を知りたいです。
そういうわけで、今回はこれで終わりたいと思います。
佐藤ゼミのみんな、来週から3巡目がんばりましょう。あとごめんなさい。
こんにちは、準備室です。
今回は昨日行われた民俗・人類学基礎演習1の様子を少しだけご紹介します。
この日の授業内容はスケッチ。演習室でスケッチのレクチャーを受けた後、大学の敷地内で各々好きなものを描いていました。
山形も近頃は夏まっしぐらで、暑い日が続きますね。みなさんこんにちは、謝ゼミ4年のBawdiesです。
さて、今回は先日の6月18日に行われた2年生の演習にお邪魔してきたので、その様子をアップしていきたいと思います。このたびの演習では山形大学付属博物館を見学してまいりました。
今回、お邪魔した山形大学付属博物館は、山形大学の小白川キャンパスの図書館内にあります。
旧制学校時代から山形の古文書や民俗資料、土器、自然科学に関するものなどを収集し、現在は収蔵しているものを展示しています。
この山大付属博物館なんですが、なんといっても学芸員さんが面白い!そして親切な解説!といった印象を受けました。2年生の皆さんも気になったことを質問し、勉強になった様子です。
今回は山大付属博物館へお邪魔しましたが、とても学芸員さんの説明や展示品からは参考になることばかりでした。
これからは暑さも増し、夏本番!卒論の中間発表や夏のオープンキャンパスがあり、イベントも増えていきます。体調管理や多くの体験をし、充実した学生生活を送っていきましょう!
以上、謝ゼミの熱血漢Bawdiesがお届けしました。長文ありがとうございました。
上州下仁田といえば、ねぎとこんにゃく。
高崎駅から上信電鉄の電車にのって下仁田に行ってきた。
高崎から下仁田までは20駅、1時間で到着する。始発の高崎駅では、途中に大学もありおしゃれな若者とお年寄りが混在する微妙な雰囲気。1時間はやや短いが上州路の風景を堪能できる。
開業が明治30年と古いのには驚いた。我が故郷の北陸本線よりも早いとは。
銀河鉄道999のキャラクターが描かれた車両が人気のようだ。
「男おいどん」や「大四畳半」シリーズ、わが青春のアルカディア・キャプテンハーロックにはまっていた遠い昔を思い出しながらローカル線に揺られていた。
下仁田はいま、世界遺産(史跡荒船風穴−蚕種貯蔵施設)とジオパークの町としても売り出そうとしている。