歴史遺産学科

歴史/考古/民俗・人類
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2012-06-22

土器ができるまで

 こんにちは、準備室です。
 今回は学科1年生の必修科目である考古学基礎演習1についてご紹介していきたいと思います。
 今年の考古学基礎演習1では、土器の作成から土器調理実験の使用痕観察までを通して行います。






2012-06-20

さて、今週の佐藤ゼミは?あと、ゼミ旅行は?

パソコンの前の皆さん、こんばんわ。
佐藤ゼミのstagです。

無事、私の2周目も終了し、昨夜は約12時間爆睡していました。ブログを更新している現在も眠気が襲ってきています。誤字脱字がありましたらご了承下さい。 大学に入った頃は、完徹とか当たり前だったのに。

さて、今週のゼミですが、上に書いた通り、私の番でした。佐藤ゼミの皆さんはご存知だと思いますが、「青苧」というワードにピンときました。そういえば、前々回の発表のなかでも青苧が出てきました。というか、結構同じワードがでてきて、そのたびに私は興奮しております。
1周目のわたしの発表の時に大きく転びましたので、多分、来週にはテーマ決めないと間に合いませんね。これから、発表の方々は頑張ってください。

ゼミ旅行は、宿が決まりつつあり、予約?を宿係の方が連絡してくれるそうです。あとは、行きたい場所とかツアーみたいな感じで考えております。出発は仙台空港なので、山形組(というか男)は前日からカラオケで盛り上がろうと目論んでおります。…多分、無理です。

ネタがなくなり、眠気もやばいので、この辺でパソコンを閉じることにしま……あ、ニコニコ見なきゃ。皆さん、夜更しはほどほどにしましょう。

2012-06-17

いい道具はうつくしい・・・


第9回高畠まちあるき。二井宿街道を歩く旅はようやく駄子町に入った。梅雨の雨が心配されたが今日もお昼前から青空が広がった。

今日一番興奮したのは「万力台」、次いで「藁打ち石」。

この万力は自転車店をはじめた現在の御当主Cさんの先代が購入されたもので、もう70年近く使っているらしい。屋外に設置してあるため表面は錆びているが、油はさされており普通に使える。

そして、ただの万力ではない。ここは高畠。近所の石工のYさんが高畠石と合体させて多機能な万力台に仕上げた。自転車のフレームの矯正などにも使えるように細工され、地面に埋め込まれしっかり固定されている。
現在の万力台は2代目。現当主が作業場を新築した際に、Yさんの息子さんが新たな石材で万力台を作ってくれたのだという。これまでもさまざまな生業と関わる高畠石のあり方を見てきたが、この万力台はわたしの「一押し」である。

江戸時代以来続く伝統櫛の作業台に「石馬」という多機能成形台がある。江戸前では土台は石製なのだが、庄内田川では重量感のある木が用いられている(昨年卒業した設楽さんの卒論から)。

万力台は普通は木だと思うのだが、ここでは石なのだ。そこが高畠らしくていい。土地の資源と伝統の道具をコラボし、大切に使い続ける人の姿がここにもあった。
自分が何に惹かれるのか・・・・。あらためて知る出会いだった。

Cさんのお爺さんはなんと「細越」最後の石工Cさんの父親と兄弟だったということが判明。お二人は越後西蒲原からきた船大工だったとのこと。意外なところで人と人がつながってくる。これもまちあるきの楽しみだ。

Aさんのお宅は現代的なコンクリ基礎の住宅。玄関脇に何気なく直径50センチぐらいの厚みのある石が置かれていた。
聞くと、これは15年あまり前に解体した旧宅の土間に設置されていた「藁打ち石」だという。地面から頭を10センチほど出し、残りは地中に埋めてあった。藁打ち石は縄ないなど、冬仕事に欠かせない道具である。
旧宅を解体した際、わざわざ掘りだして保存しているそうだ。石臼などもあった。引き込み線の元をカバーするのに陶製の酒樽(かつてはどぶろくを作っていた)を埋めているのも粋である。


2012-06-14

東北文化研究センター研究説明会開催!

れきさん教員も研究員を兼ねている東北文化研究センターでは、今年度から新しい研究プロジェクトに取り組みます。そこで、これまでの研究成果とこれからの研究についてご紹介する研究説明会を開催します。

日時や場所、プログラムは以下の通りです。
学生はもちろん、学外の方もお気軽にご来場ください。

___________________________________

東北文化研究センター研究説明会
「実践東北学 始動! ―東北文化研究センターの戦略―」

日時:6月15日(金) 18:00〜20:00
場所:本館301号室
入場料:無料

プログラム
18:00〜18:05 挨拶(田口洋美)

18:05〜19:30 
「平成19〜23年度私立大学学術研究高度化推進事業『オープン・リサーチ・センター整備事業』東北地方における環境・生業・技術に関する歴史動態的総合研究」の成果

1.「考古学・歴史学・民俗(人類)学での研究成果の紹介」
  安斎正人(東北芸術工科大学東北文化研究センター・教授)
  入間田宣夫(同学大学院、東北文化研究センター・教授)
  田口洋美(同学芸術学部、東北文化研究センター・教授、同研究センター所長)

2.「学生調査チーム『あるく・みる・きく』体験談!」
  松田和之(本学卒業生)
 

19:30〜19:50 
「実践東北学とはなにか――『オープン・リサーチ・センター整備事業』のまとめと『新規研究プロジェクト』の紹介」
田口洋美

19:50〜20:00 質疑応答

2012-06-14

芸工大前公園・築山群の測量


ここのところ木曜日は暑い日が続きます。

測量実習もいよいよ本格化してきました。

雨が降ると草が日に日に伸びてきます。草丈と、一部の人は花粉と闘いながらの実習です。

ようやく理屈がわかってきたかな・・・・

2012-06-14

土器を焼く


1年生の考古学基礎演習という授業で、久しぶりに土器を焼きました。

この授業は、発掘された土器にみられる諸痕跡から、野焼きの技術や土鍋料理の内容物・調理法を読み取るのが目的です。

このプログラムはかつて2年生の授業でやっており、しばらく中断していましたが、4年ぶりに復活しました。各自が縄文土器と弥生土器をそれぞれ1つずつ作り、開放型と覆い型で野焼きします。したがって、本日は約60個の土器を焼いたことになります。来週は土器の焼成痕跡を実測します。

そしていよいよ調理です。どんな実験メニューが登場するか楽しみです。

2012-06-13

2年生骨寺見学へGO!!


 すっかり空模様も梅雨仕様となってきましたね。こんにちは、竹原ゼミのKUSSYです!
 さて、6月10日の日曜日に2年生が授業で学んでいる岩手県一関市骨寺村荘園遺跡の見学に同行してきました。あいにくの曇り空で、あわや雨が降り出すかと思われましたがどうにか持ち堪えてくれました。日頃の行いが良いからでしょうか!

 この骨寺荘園遺跡は、村全体が中世以来の農村風景を現在に伝えるとても貴重な遺跡であります。田んぼが中世からそのままの形で残っているなんて本当に驚きです!今回は地元のガイドさんが骨寺をぐるっと案内してくださりました。このガイドさんとても熱い方で、説明に力がこもり骨寺への愛が溢れ出ていました!そんなガイドさんの説明にメモをとる2年生も聞漏らすまいと真剣。
 骨寺は川の流れる音と周囲をぐるりと山に囲われた気持のよい景観を持っており、どこか懐かしさも感じました。慈恵塚を求めて山を登ったり、鐘を撞いたり、神社に参ったり、中世以来の小さい可愛らしい田んぼに感動したり盛り沢山でした。やはり現地に実際に足を運んで、自分の目で観察し自分の足で歩くということは大切です。特にこの骨寺は中世の絵図が残されているので、それと照らし合わせ、実際に変わっていないと目で見て歩きました。たしかに村の景観から中世の荘園世界を感じ、思いを馳せる感慨深い一日となりました。



2012-06-13

ゼミ旅行、始動!!

注意…今回の更新者は()を多用します
   あらかじめご了承ください

どうも。今日は寝る!と宣言したにも関わらず深夜にハイテンションでブログ更新してます、(※1)佐藤ゼミの紀貫之こと蜻蛉です。
(※1…ここの称号はその時のテンションにより変化します)

さぁさぁ今週も発表です。今となっては昨日のこと(日跨いだからね)、今週はゼミの絵師さんと(※2)私の発表でした。
(※2…ちなみに私の発表にも上杉が出てきました。詳しくは前回の記事『6月最初の佐藤ゼミは!?』参照)
いやはや、2回目でしたがやはり緊張しますな。
(※3)迫りくる『死』と『解放』へのカウントダウン…。
襲いかかる緊張!目の前に近づく明日への扉!!
(※3…只今ハイテンションで更新中です)
まぁ新しい知識や視点を得ることができる、とても有意義な時間を過ごしているのですが。

あ、ゼミ旅行の話してない(題名無視するとこだった…)。
今回は飛行機や宿の予約の相談や、滋賀の何処に行くのかなどを話し合いました。
タイトルの『ゼミ旅行、始動!!』は宿係の自分がやっと仕事始めますよってことです。
自分の発表も一段落したのでこっちも進めていく予定です。

山形もだんだん暑くなってきました。
皆さん、作ったカレーやシチューは次の日の朝の分を残して冷凍しましょう。間違っても酸っぱくなってるものとかを無理して食べてはいけません、お兄さんとの約束だぞ?

最後に深夜テンションで更新したことを(ちょこっと)お詫びして閉じさせていただきます。おやすみなさい。
(午前2時前)

2012-06-05

6月最初の佐藤ゼミは!?

どうも、画面越しからおはこんにちばんわ
6月トップバッターですね
佐藤ゼミの鴨を見ると食べたく、鳩を見ると捕まえたくなるパーカーです
そうです!お察しの通り、鴨鍋を食べたときの衝撃が忘れられないんです!
あと「鳩かわいい!」というと誰にも共感されません
突然ですが、最近暑くなってきましたね
もう、日射しとアスファルトが憎たらしいですよ
そんなにがんばって熱の浪費しなくてもいいですから、結構です
まぁ、与太話はこの辺で、今日のゼミで起きたことを書きます。打ちます

さて、今日もいつも通り2名の発表がありました
苗字に色が入る男女2名ですね。はい
あるゼミ生が「今日はみんな真面目だった」と言っていました
そ、そんなことないですよ!いつも真面目ですよ!本当ですよ!!
もう、何を言ってるんですか!
それで、今日の発表は全体的に上杉でした
どちらの発表にも上杉が出てきたからです
そういえば、前回の発表でも上杉はよく出てきていました
上杉人気です
あぁ、そうです…パーカーは今月末くらいに発表です…
発表の準備しないといけませんね
前回は調べるのが遅かったから、今回は早く調べようとしたのに活かし切れていません
早くテーマ決めないといけませんね
これからの発表の方々、がんばっていきましょう!

では、ゼミ旅行とオープンキャンパスについても少し触れておきます
まず、オープンキャンパスですよー
佐藤ゼミは外見を大きく変えようと企てています
あくまで外見、ビジュアルですよ
あとは、また来週にでも決めるでしょう
楽しみ過ぎて顔がニヤけますね

続いてゼミ旅行です
行先は決まっているので、今日は係を決めました
主に鉄道?移動?係・見所係・飛行機係・宿係ですね
宿係はニュアンス的に結構気に入っています
他にものちのち決まっていくでしょう
パーカーはですね…飛行機係ですよ
なんか「飛行機の予約の仕方簡単だよ」とほざいていたら、命じられました。…うそです
「一緒にやろう!」「いいよ」と言ってしまったからなのでした
別に飛行機詳しいわけじゃないんです
よく利用するから知っているだけなんです
まぁ、今から楽しみですね
旅行計画とか修学旅行振りなので、楽しみでしょうがないですよ
全国内ほとんど行ったことないところばかりなので、迷子にならないようがんばりたいと思います
計画しっかり立てて、有意義なゼミ旅行にしましょう!

それでは、なんか発表もブログもグダグダでしたが、パーカーからはここで以上とさせていただきます
これから大きな行事が2つ控えていますが、どのゼミもがんばっていきましょう!
佐藤ゼミは発表もがんばりましょう!

おわります

2012-06-01

オープンキャンパス&西沼田遺跡公園


こんにちは!考古学研究室北野ゼミ3年のあとです!
考古ゼミ3年もこれからどんどん更新させていただこうと思います!
独走態勢に入っている考古学の投稿数に少しでも貢献させていただきます(笑)

それはそうとして、27日のオープンキャンパスは多くの方にご来場いただきありがとうございました!歴産ブログにはお知らせを載せていませんでしたが、我が考古学ゼミでは土器の拓本体験と接合体験をさせていただきました。
高校生を初め小さいお子さんから大人までいろんな方に参加していただいて、頑張った甲斐がありました!ありがとうございます<(_ _)>
・・・心なしか、好評だったのは企画よりも壁に貼っていたポスターだったような気がしないでもないです、が・・・。

まぁ、歴史遺産学科の名前が広く知れ渡ったということでよしとしましょう(´・ω・)

夏のオープンキャンパスも今回のような体験型の企画を検討しています。今回ご来場されなかった方もポスターを見て興味をもたれた方も、また来ようという方も是非7月には歴史遺産学科のブースまでいらしてください!
あ、例のポスターみたくいつもはじけているわけではありませんのでご安心を。


話は変わりますが、30日に北野ゼミ3年で天童市の西沼田遺跡に行ってきました!
今までは研究室で机にかじりついていたので、外部での体験はとても楽しかったです(^▽^)ノ
この遺跡の周辺は、もともとの水位が高かったと言うことで木製品の残りがよく、たくさんの木製品が展示されていて圧巻でした!体験も多くやっているので遺跡に興味があるという方は訪れてみることをおすすめします。
住居も復元されていますので雰囲気は抜群です!




こんな感じで大丈夫でしょうか?以上あとがお送りしました!

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