歴史遺産学科

歴史/考古/民俗・人類
*
2010-08-23

四国旅行3日目? 四国村



四国旅行も3日目になりました。
本日はまず「四国村」へ向かいます。

「四国村」は四国各地から古い民家を移築復原した野外博物館で、
広大な林の中に民家や橋があるのでちょっとしたアトラクションのようでした。

この日の高松市の最高気温は35.3度です。

四国村は全コースを巡ると1〜2時間かかるそうです。

ここで重要なのは、四国村が「野外」博物館だということです。

・・・・・・・・うん、暑いですね。
頑張りましょう。

さて、四国村へ入った我々を迎えてくれたのは「かずら橋」という吊り橋でした。
そこそこ長さのある橋なので、「アトラクションみたいだ〜」と皆でワイワイ渡り始めましたが、

本当にアトラクションでした。

この橋、足場の間隔が20?はあいています。
最初は楽しみながら渡っていたのですが、中間までくると早く渡り終わりたいと必死でした。
橋の下は池になっていて、防護ネットも何もないのでリアルに落ちそうで怖かったです。



その次は、「小豆島歌舞伎舞台」です。
この建物は昨日、小豆島で見てきたものの復元のようです。



客席の設備がしっかりしていたので、ここで実際に演目を演じることがあるのかもしれません。

また、茅葺舞台の中には格子がありそこに風鈴がかかっていました。
この歌舞伎舞台だけではなく、園内には至る所に風鈴が下げられているので、
風が吹くと涼しげな音色を聴かせてくれます。

野外博物館ならではの素敵な工夫だと思いました。

民家や猪垣が続く中、ちょっと面白いものを発見。



俳句・短歌の応募ポストがありました。
入選者には賞品もあるようです。
昔の民家を眺めながら俳句や短歌を作ってみるのも楽しそうですね。



続いてあったものが「砂糖しめ小屋」。
江戸時代後期、「砂糖」は讃岐の名産だったそうです。
こんな円形の建物はあまり見たことがありませんでした。

説明文によると、「円形の砂糖しめ小屋」は四国にはこの二棟しか現存していないそうです。
中には大きな樽や石臼があり、牛が腕木を引いて回すためその回転に合わせて
円形に作られたそうな。



さらに竹林の道や燈台を過ぎると「染が滝」という場所に着きました。
広い滝壺が作られ、その水場には蓮畑が広がっています。



ここの蓮は「古代ハス(大賀ハス)」といい、2000年以上前の青泥低層の中から発見されたハスの種から栽培したものだそうです。

さて、蓮といえば我らが「蓮の女神」ですね。

記念に一枚。



その後は、醤油蔵・麹室やたこ縄漁船を見て、
最後に四国村にあるカフェ「異人館」にて休憩となりました。
この建物は、明治38年(1905)に英国人の住居として神戸に建てられたものを復原移築したものだそうです。
内装もアンティークを使っていて凝っていましたよ〜。



ここで午前の部は終わります。続いて午後の部!

2010-08-22

四国旅行2日目? 小豆島とその後



2日目のレポ?の続きです。
昼食はおさるの国で流しそうめんを頂きました。



そうめんも小豆島の名物のようです。
「蓮の女神」こと謝先生は流しそうめん初体験!
麺を自分で流す作業を楽しんでらっしゃいました。

自分で麺を流せることが流しそうめんの楽しさですよね。
そうめんが1か所に固まらないよう、梅の局も格闘中。
とにかく外が暑かったので、のどごしのよい冷たいそうめんは美味でした。

続いて、小豆島の四方が見渡せる「四方指展望台」で島を見渡し、
「銚子渓」にてロープウェイに乗ったあと、「二十四の瞳映画村」へ向かいました。



ここは映画化された小説「二十四の瞳」のテーマパークであり、
撮影に使われた分校、漁民の家などが並びます。

ここで発見したのが


 

  佃煮アイスクリーム

しょうゆソフトクリーム、オリーブソフトクリームなどは各所で見かけたのですが、
「佃煮アイス」は初めて見ました。

「こりゃあ食べるしかない」といざ皆で試食。

 まずは梅の局から。


 

  朝顔 : 「どう?」

   梅 : 「・・・・う・・ん?」

それだけ言って、佃煮アイスを渡してくる局。
不味いのか美味しいのかよく分からない反応に戸惑いつつ、
一体どんな味かと皆で試食してみると、

あれ?普通に美味しい。

思ったほどしょっぱくはなく、まろやかで濃厚なアイスクリームでした。
しかし、その中にも微かな塩味があり、どうにも例えづらい風味。

皆で悩んだ結果、一番近い味は「塩キャラメル」ということになりました。
名前は凄いですがとても美味しいアイスなので、もし見かけたらぜひご賞味ください。

さて、では最後に「小豆島 オリーブ園」へ向かいます。
なんと、ここでドライバーの柴田さんが我々に氷イチゴを奢ってくださいました!

観光の道中では柴田さんと様々なお話をしたのですが、
最後に自分が一番美味しいと思う氷イチゴを味わってほしいとのこと。

ふわふわのかき氷の中に凍った生イチゴのスライスが入っていて、本当に美味しかったです。

今回、小豆島には5時間ほどしか滞在しなかったのですが、
その短い時間の中、柴田さんは多くの名所に行けるよう案内してくださいました。

本当に気さくな方で、とても楽しかったです。
最後に、案内してくださった柴田さんにお礼を言い、小豆島を後にしました。

午後はフェリーで再び高松港へ戻り、香川県立ミュージアムへ行きます。
県立ミュージアムでは工芸の展示会が開かれており、学芸員の方に一つ一つ
解説してもらうことができました。

そんなこんなであっという間に時がたち、ホテルへむかう時間に。
今日はとにかく歩きまわったので皆汗だくです。
1日お疲れ様でした。

そして夕食後、ふとホテルの自販機をみた先生が一言。

「・・・たぬきビール?」

「えっ、たぬき!?」と驚いたゼミ生が自販機をみると


 

 さぬきビール

蓮の女神、さぬきとたぬきを見間違えたようです。確かにこれは分かりづらい。

自販機でたぬきビールやチューハイを購入し、
ホテルの部屋で先生とゼミ生によるジジ抜き大会が開かれました。

負けた人への罰ゲームは「質問攻め」。

「敗者は勝者たちの質問に何でも答えなければならない」というものですが、
ぶっちぎりで蒲公英の姫が連敗だったので質問のネタが尽きかけました。

逆に凄いよ、蒲公英の姫。

さて、この様な感じで四国旅行二日目が過ぎました。
四国旅行はとにかく暑さとの戦いです。

2010-08-22

四国旅行2日目? 小豆島



おはようございます、朝顔の君です。
四国旅行2日目の始まりです。
18日の午前中は香川県の小豆島(しょうどしま)へ行きました。

小豆島は瀬戸内海にあり、素麺、醤油、佃煮、オリーブなどの生産が盛んな島です。
特にオリーブは国内栽培の発祥地として広く知られ、いたる所ににオリーブの木が
生えています。

小豆島へは高松港からフェリーで移動。
このフェリーは通勤の方も利用しているようで、船内は新幹線の中の様な設えでした。



小豆島内は観光ハイヤーを予約していたので、
ドライバーさんの柴田さんが名所を案内してくれました。
柴田さん曰く、小豆島は「常春の島」とよばれるほど気候が温暖で過ごしやすい所だそうです。

しかし、この日の高松市の最高気温は36度

立ち止っているだけで汗が噴き出てくる猛暑は小豆島にもおよび、
「常春の島」が「常夏の島」へと化していました。
こんなに暑くなるのは小豆島では珍しいことだそうで・・・雨が降らないのは幸いですが、
運が良いのか悪いのか。

さて、まずは小豆島の名所の一つ「エンジェルロード」へと向かいます。



このエンジェルロードは、潮の満ち干きによって出現する縁結びのスポットとして話題の砂の道。
エンジェルロードで手をつないだカップルは幸せになれるそうです。
「天使の散歩道」という名前は小豆島の前・町長さんが付けたそうな。
ナイス・ネーミングセンス。



ドライバーの柴田さんも一緒に歩いてくださいました。
観光スポットとしては有名ですが、やはり地元の人は滅多に訪れないそうで、
柴田さんもこうして歩くのは初めてだそうです。

青い海や岩場の変な虫に我々がワーワー言っていると、
「若い人は何でも面白いんやなぁ」と笑っていました。
いやぁ、本当に面白いですよ、柴田さん。

島の周りは岩場があり、浸食の影響で不思議な形をしていました。



続いて、ギネスブックにも載った世界一番狭い海峡である土渕海峡(どふちかいきょう)、
特別天然記念物の「シンパク」、小学生たちが歌舞伎を演じるという「肥土山歌舞伎舞台」を
見て回ります。

肥土山歌舞伎舞台付近を見ていると、休憩中らしきおじさま方に「どこから来たん?」
と声をかけられました。



「山形から来ました〜」などしばらくおしゃべりした後、「記念に1枚!」とお願いすると
皆さん笑顔をむけてくれました。
う〜ん、眩しい笑顔。素敵なおじさま方です。

その後は島の中央部に広がる棚田「千枚田」を見て、「銚子渓自然動物園おさるの国」
にてモンキーショーを観ました。



この猿くん、竹馬に乗ったり輪くぐりしたりと凄かったのですが、
たまに調教師さんを威嚇したり言うことを聞かなくて怒られたり。

その掛け合いが面白かったです。
お猿さんも大変ですね。

2010-08-21

帰国!!

旅も無事終わりて皆それぞれ讃岐の国より武蔵、出羽へと帰り申しさぶらふ。いとくたびれり。

昨日は皆酔ひ騒ぎて日記をつける者おらず。女子にあるまじきことなり。

朝いと豪華なるものを食へり。ばいきんぐといひにける。肉、卵、蟹などありていとおかし。皆食ひ過ぎて悔いにけり。

琴平より善通寺へむかふ。駅に着きてタクシーを待つも来ず。地元のおばちゃんなる者曰く、「善通寺なんてちょーっと歩いたら着くわ。中年のおばさん達なんかよう歩いて行きよる!あんたらもな、若いんだから歩いて行くといい!ちょーっと歩いたら着くわ!」

これも弘法大師のお導きなるらんとし、皆歩き行く。いと暑し。汗走る。
歩き歩きて善通寺に至る。境内に鳩、池に亀多し。
五重の塔の堂々たる出で立ちや見事の一言に尽きる。ひたすら歩きて見し塔はまた格別なり。
参拝し、おみくじを引きて多度津へ向かふ。蓮の女神は大吉を引きてけり。

多度津にて一服し、美術館に行かず、高松へ帰りにけり。皆くたびれり。高松にて土産物など買いて宿に戻る。しばし休み、夜の街へ繰り出し呑み食ふ。讃岐なる魚など多くありてどれも真に美味なり。皆喜び帰る。

日登りてうどんを食ふ。讃岐うどんこそ庶民の味方なり。安い早いうまいとはこのことなるらむ。見目こそ鄙びたるが、味わえば皆物言わずただ食ひに食ひける。

駅にてバスに乗りて後はひたすら乗りつぎなり。合間に更にうどんを食ふ。しばらくの間学食のうどんを食らふことあたはず。

空港にて桔梗の上、ご当地ちょっぱーを多く買う。いとおかし。
蓮の女神、たんぽぽの姫と別れ出羽へと帰る。くたびれざえもん。おわり。

写真なるものは後日朝顔がまとめるらむ。

以上、三日間ほぼ全部梅の局でした☆
皆カケヨー

2010-08-21

四国旅行1日目 香川県へ



こんにちは、朝顔の君です。
8月17日〜21日の4泊5日、謝ゼミはゼミ旅行で四国へと行ってきました。
梅の局が先行レポで書いてくれた通り、行き先は香川県です。

なぜ四国になったかというと、ゼミ生全員が四国に行ったことがなかったから。

四国のイメージといえば、「讃岐うどん」「お遍路さん」「ポンジュース」「水不足(?)」
「空港の蛇口からうどんの汁が出る」などなど漠然としたものしかありませんでしたが、
いざ皆で調べてみると「小豆島」「丸亀うちわ」「アートの街」「金毘羅さん」「醤油」「オリーブ」
など様々な名所や特産品がありました。

その中から私たちは香川県高松市を中心に巡り、女6人で楽しく旅をしてきました。

女6人で行く大学のゼミ旅行。

飛行機にコ○ン君でも乗り合わせていれば
我々の中から殺人事件の犯人と被害者が出てきそうなシチュエーションですが、
道中は特にそんなハプニングもなく、無事4泊5日の旅を終えました。

今回は行き先ごとに区切って旅行の様子をお伝えしようと思います。

では、初日の17日から。
この日は電車、飛行機、バスと乗り継ぎ、丸1日を移動に費やしました。
やはり東北から四国への道のりは遠いです。
お昼頃に大阪の梅田へ着いたのでそこで昼食となりました。

目的地は四国ですが、大阪にも名物がたくさんありますよね。
たこ焼き、お好み焼き、うどんなど安くて美味しい大阪名物の店が並びます。

その中から我々が昼食に選んだものが、



インドカレー。

「大阪関係ないじゃん」と言われそうですが、皆食べたかったんですよ、カレー。
焼きたての大きなナンがついた本格インドカレーは、辛みが強くとても美味しかったです。

と、そこで先生から素敵なプレゼントがありました。


和柄の手作り巾着です。

なんと、先生のお義母さまが「ゼミの子たちに」と作ってくださったそうで・・・。
小ぶりで使いやすそうな、とても可愛い巾着でした。
本当に感謝です。ありがとうございました、お義母さま!

その後は梅田から高速バスで高松市に向かい、18時頃に高松市内のホテルへと着きました。

ゼミ生、四国初上陸。降り立った最初の印象は、

暑っ。

もう夕方のはずなのですが、太陽の日差しが強くてとにかく暑かったです。
それもそのはず、四国では例年にない猛暑が続いており、17日の最高気温は
36.8度だったそうで・・・。

山形の暑さに慣れ、「四国も山形と同じくらいだろう」と高を括っていましたが
上には上がいました。
ここ1週間はこの猛暑が続くそうなので、先行きが少し不安になります。

その日の夕飯には居酒屋で美味しい海の幸を食べ、
移動の疲れを癒すべく早めの就寝となりました。
それでは、四国旅行2日目へと続きます。

2010-08-19

真にやんごとなき日々

本日は真にやんごとなき1日でございました。

朝一番で訪れました四国村にて四国のトラディショナルハウスをご覧になり、生活に密着したお家の形について学ばれたSゼミの皆様でございます。四国の太陽は山形のそれとはまた違いまして、力強く、何と申し上げますか、エネルギッシュな感じがいたします。そんな灼熱の中をかよわき体に鞭打って進まれまる皆様の姿は、なんとも胸を打つ光景でございました。
その果てに遂に蓮の花が咲き乱れる水辺にたどり着きました皆様は、もはや流す涙も尽きて、いっそ力強く蓮の花をカメラで激写していらっしゃいました。

四国村に隣接いたしますやんごとなき喫茶店にてご休憩された皆様は電車にて丸亀に移動されて、うちわの港ミュージアムにてうちわ作りを体験されました。さすがはやんごとなき方々でございます。皆様美しいうちわをお作りになっていらっしゃいました。その美しさと申しましたら、それはもう、夜を照らします月の清けさとでも申しましょうか。真にやんごとなきことでございます。

うちわの港ミュージアムでお土産を真剣に選ばれてフィーバーされた皆様は丸亀を後にされ、琴平に向かわれました。
その琴平にて皆様はトッ〇ツアーのWたなべさんの陰謀に直面することとなるのです…。
後編へ続く。

嘘です。続かない。えっとですね、わTなべさんが予約してくれた旅館がマジやんごとなくてですね、いや、マジやんごとなくて!マジで!
なんか温泉とかバラ浮いてるしご飯とか超豪華だし!ご飯食べて帰ってきたら布団しいてあるし!

いや、なんか…ホント普通に旅行を満喫してます☆

あ、なんか、今日すごくて!皆があまりに楽しんでたものだから、妹さんが山形にお嫁にきた地元の方からおひねりをいただいてしまいました…どういうことなの…。てか皆楽しみすぎじゃね?はしゃぎすぎじゃね?テンション高すぎじゃね?これが若さか…
皆でおいしいものでも食べようと思います。

今日の蓮の女神:卓球スキルがハンパない。王子サーブを体得している。
今日、喫茶店にて赤外線の送信の方法を体得。
肉の脂身が好きじゃない。

2010-08-18

残暑とはいえ、秋の気配


現場にいると、季節の移ろいに敏感になります。お盆を境に空気、植物、動物が変化しはじめました。106号墳は今日も午後3時すぎからブヨに悩まされています。176号墳は大きなヤマアリです。ともに顔や体にまとわりついて離れないのがやっかいです。
石室の中は、実測している我々にも目もくれず、さまざまな虫たちがカオスのごとくうごめきます。アースジェットにやられて見境なくとびまわるかまどうま、木から落ちてくる得体の知れない甲虫、尺取虫、尺取虫の動きをする大きな芋虫、カナチョロ、クワガタ、その他名前の知らない虫たちが大運動会をしています。また、実測している目の前で蜂が一生懸命土を丸めて巣へ運んでいます。ご苦労様。
横でぽつりと一言「普段は虫がくるとキャーキャー行っているのに、ここではなんてことはない」
人間性を取り戻した瞬間。

石室班は両墳とも1日中小部屋にこもって実測でした。
106号墳は大きく孕んだ東壁の図を書いています。西壁とはちがって石材の形が揃っており横目地がよく通ります。実測することで積みの特徴が見えてきます。毎度思うことですが、観察するだけでは何も見ていないのと同じ。しっかり図を描くことで、見えなかったものが見えてきます。やはり実測することは重要です。

昼食は、米沢ラーメン「いちばん」でした。みんなで味噌ラーメン。

今日の木・・・コシアブラ(昨日から葉が落ちだした)、オオカメノキ(丸い大きな葉)

2010-08-18

讃岐ッ!!

おはようからこんばんはまで、手拭いを愛しています。
牡丹の君、見てくれていますか?
何故か蒲公英の姫に命名されてしまった私です。
多くの方々は、はじめましてー。

さて、私たち謝ゼミ一同ですが、昨日から香川県へゼミ旅行に来ています。いえーい!!
讃岐だぜ!たぬきじゃないよ!ノットたぬき!ノーモアたぬき!讃岐です!たぬき汁はあんまおいしくないらしいですね!いつか食べてみたいもんです。なんかホテルにさぬきビールって売っててぇー、先生がたぬきビールって読み間違えてぇー、マジ先生魔女っ娘?みたいなー?

で、日中色々まわってきて、超足が棒です。午前中小豆島に行ってきました。フェリーがすっげ、何か新幹線みたいでした。内装的に。?エンジェルロードとか、恋人で行くと幸せになれるらしいですけど、うちのゼミみんな女子ですからね。え?別に泣いてませんよ。泣いてないったら。
あとはなんかもう盛りだくさんでお猿で醤油で二十四の瞳でお猿でオリーブでフェリーで爆睡でした。後博物館でフィーバーして爆睡してうどんで今ビールでトランプです。今蒲公英の姫が二連敗してます。マジウケルー(笑)

明日は四国村でうどんな予定です。温泉温泉!

以上、全て蒲公英の姫と見せかけて半分位梅の局でした☆

何で私梅なんですか?え、そんな酸っぱい臭いするんですか?凹むわー。

追伸、蓮の女神はピンチに直面されると息を飲まれます。わお、トリビアーん。画像は落ち着いたらアップしてしてあげるんだから!勘違いしないでよ!別にあんたの為じゃないんだからね!!

2010-08-17

戸塚山再開

戸塚山の調査、お盆の中断をはさんで再開しました。まだ残暑とはいえ、吹く風に涼しさを感じるようになりました。静かな石室にいると、木から落ちる枯れ枝や葉っぱの音がよく聞こえます。林はもう秋に向かって一直線という感じです。

お昼、待望の「和田のラーメン」を食べる。あしたはしげそば?

今日、留学生の司空くんが仙台から帰国しました。ゆかりの人に見送られ、おみやげ満載で山形を発ったそうです。空港からみなさんによろしくお伝えくださいとの電話がありました。
昨日は蔵王温泉に行って、もちをたべて足湯につかりながら、観光にきていた見知らぬ家族連れらとともに山形の思い出を語りました。
たった一人との出合いで多くの人々の心が揺さぶられます。彼が残していったものをそれぞれの脳に刻んでください。

2010-08-14

調査の中間まとめ


調査成果(中間報告)

今回の調査は発掘を行わず、開口した(過去に発掘された)横穴式石室墳の現況測量・実測のみを行った。所見は表面観察によることをあらかじめお断りしておく。

106号墳(飯塚北支群)
西斜面裾に作られた直径11mの円墳。
両袖式の横穴式石室。羨道は未発掘で保存されている。玄室は調査済で床面に近年の流土が堆積。
玄室長3.3m、玄室幅(中央)約1.8m、奥壁・玄門約1.5m。玄門幅0.6m。床面プランは側壁が緩やかな胴張りを呈する。石材は凝灰岩質岩。小型不整形なものが多く横目地の通りは悪い。随所に高さ調整の長手積み平石が入る。基底部に大型の石を用いる傾向がある。奥壁は縦長の鏡石1枚。高さ約1.7m。
奥壁の入角は側壁側石材が奥壁の奥へ入る。
玄門は羨道側壁から内に飛び出すか?板状の閉塞石らしき石材が玄門にあてられている。

176号墳
丘陵南斜面の上部に位置する直径約10mの円墳。単独で群をなさない。
玄室は調査済。羨道は未調査。
側壁の石材は節理の発達した泥岩が主体。まぐさ石の段で横目地が通る。石材は平面性があり積みはしっかりしている。基底石に大きな石材はない。奥壁は大型の2石で高さ1.5m。
玄室長2.2m、玄室幅(中央)約1.5m、(奥壁・玄門側)1.1〜1.2m。玄門幅0.6m。玄門ラインは玄室主軸に直交せず、東に振れる。石材は106号墳も含め、すべて自然石で加工はない。奥の入角は隅合わせ。
床面プランは106号墳の側壁が緩やかな胴張りを示すのに対し、本墳の側壁は直線的に折れをつくり、全体として八角形状を呈する。墳丘の北側には列石が一部顔を出しており、墳丘表土にも角礫が多数見える。高畠町の終末期古墳と同様、墳丘は礫積みであることがわかる。前庭部付近の表土からは須恵器大甕片2点が出土した。

昨年まで調査してきた高畠町の横穴式石室墳と比較すると、構築技術の上でいくつかの共通点・相違点が明らかとなった。
相違点の多くは石材資源の違いに起因する可能性が高いと考えるが、今後とも調査を進め、検討していきたい。

戸塚山古墳群ではこれまで横穴式石室の実測図がほとんどなく、その特徴が明確になっていなかった。今回の調査は保存・研究のための基礎資料を整備したという点で意義あるものといえる。

最近の投稿

最近のコメント

アーカイブ

カテゴリー

メタ情報

東北芸術工科大学
TUADBLOG