美術科 総合美術コース

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2011-12-15

とある表紙の講評会


こんにちは。今回のブログを担当させて頂きます田中です。

先日はふたご座流星群のピークだったらしく、外に出て寒い中ずっと夜空を見上げていた人もいたことと思いますが、残念なことに山形では曇って見ることはできませんでした。この前の皆既月食の時も曇っていてつくづく運がありません。今度はいつ見れるのでしょうか。この次に備えて一眼レフカメラを買っておきたいです。

さて、本日は1年生の課題の講評会がありました。とある情報誌の表紙を「山形の風景」をテーマに各々がデザインする課題です。

この課題が出されたのは10月の始めなんですが、他の課題に追われてなかなか皆さん進まなかったようです。かく言う私も徹夜で完成させたためあまり納得のいく出来ではありませんでした。
左は北村君の作品で、教授方からもなかなか良い評価をもらったものです。
どちらも雪の結晶が描かれていますが、右の方は温かみがあり心が落ち着くデザインです。

こちらは平さんの作品です。
左はさくらんぼ狩りの思い出をイメージして作った作品で、右の作品は虫眼鏡をモチーフにして、白い部分から表紙の裏側が透けて見えるというものです。
右の作品は裏が文字情報なのであまり透ける部分が活きてこず、また、山形の風景と直結しないという欠点をもっていますが、発想自体は非常にユニークで面白いです。

今回の課題は表紙のデザインということなので、文字をいれた際のことや印刷した際のことも考えないといけません。
さらには1月から12月それぞれの月を担当するので春や夏のデザインをなかなかに難しかったと思います。
実際に見たり触れたりできないものはネットで検索するしかできないと思います。
ですがそれだけでは不十分だと教授方から指摘されました。やはり自分で体験、経験したことからでないと自分の作品とは言えないのです。

私事ではありますが、私の作品はオニヤンマの羽をモチーフにしてしており、私のプレゼンが終わった後に教授からオニヤンマの死骸を頂きました(笑)
やはり実物を見ないと細かいところは分からないですね。

これらの作品は原画展として展示する予定なので、さらなる努力が必要です。

とりあえずひとつの山場は超えましたが、次はまた新たな課題、「痕跡としての版」の講評会が待っています。それ以外にもやるべきことは山ほどありますので時間を有効に使えたらなぁ、と思ってもなかなかうまくいかないものです。

それではこのへんで失礼します。

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