『舞台評論』 vol.1
2004年5月28日
発行・発売:東北芸術工科大学東北文化研究センター
定価:2,100円(税込)
[巻頭言]
始まりにあたって、 ― 森繁哉
【第一部 能舞台報告】
[写真構成 ― 内藤正敏]
[座談会]
水上能舞台の可能性
― 太田省吾×山田せつ子×八角聡仁×木村典子×森 繁哉×赤坂憲雄
◎公演記録 東アジア 芸術の饗宴◎
第一回 山上進 津軽三味線リサイタル 縄文の響き
第二回 CANDELAジャズリサイタル 日本の風土とジャズが出合うとき
第三回 韓国民俗芸能の夕べ 舞い、そして打ち、奏で、謡う
第四回 一調一管の夕べ 一調一管の夕べ
第五回 響け、魂の叫び 太鼓集団「怒」公演 響け、魂の叫び
第六回 アイヌ文化の夕べ アイヌ文化の夕べ
第七回 沖縄民俗芸能の夕べ 豊穣なる島唄の世界
第八回 天空オーケストラ キャンパスに響く音楽祭
第九回 古澤侑峯 ― 源氏物語 あさきゆめみしえひもせす
第十回 東北芸術工科大学 大田楽
みんなで写した大田楽
学生が写した薪能
写真で踊る能舞台
◎特別寄稿◎能舞台公演に寄せて
水上能舞台「伝統館」の思い出 ― 西松布咏
水上能舞台「傳統館」とわたし ― 斎藤たきち
能舞台で学んだこと ― 柏谷めぐみ
【第二部 特集】土方巽と東北
鎌鼬 ― 写真・細江英公
[対談]鎌鼬の時代 ― 細江英公 × 森 繁哉
[対談]東北と舞踏、そして土方巽 ― 武田昭彦 × 森 繁哉
土方巽の舞踏 黄泉還りの正体 ― 北方型 metamorphosis ― 井上隆明
土方巽『病める舞姫』のオリジンを探る(第十四章による) ― 中村文昭
土方巽の芸術表現 ―衰弱体と悲傷について ― 武田昭彦
舞姫と歌姫 ― 東北の demonstration ― 佐藤啓一
東北への回帰・土方巽の肉体の古層 ― 大原 螢
「土方巽と日本人」から東北歌舞伎まで ― 土方巽の内なる外部について ― 國吉和子
身体の風景 ― 松井 至
土方巽を歩く、 村の男を歩く ― 森 繁哉
【第三部 個別報告】
「会津彼岸獅子」仏供養と東北の風土 ― 菊地和博