DCPの標準仕様として、画質などについて、ハリウッドのメジャー映画会社7社による組織DCI(Digital Cinema Initiatives)が2006年に仕様を定めている。
また、映像と音声の同期などファイルの規格について、米国映画テレビ技術者協会がSMPTE規格を定めている。
解像度については、画面サイズ2K(2048×1080画素)と4K(4096 x 2160画素)の2種の仕様がある。
色深度(駆動ビット数)12bit
色表現はCIE色座標である「XYZ」色空間(※RGBのYUV色空間とは異なるため、変換作業が必要とされる)
ガンマ値 2.6 /白の色温度 約6500K
(※デジカメやモニターなどの色空間「sRGB」は、ガンマ値2.2/白の色温度約6300Kで、異なっている)
フレームレートは、基本的に24fps(または25fps、30fps)。3Dで48fpsなどハイフレームレート(HFR)もある。
映像ファイルは、JPEG2000方式のコーデックとなる。
DCP作成時に、ファイルをパッケージングする際に、転送レート250Mbs以下(2時間作品で総容量250GB以下)に圧縮される。