東瀬戸 あゆみ

平成22年度卒業 芸術学部 美術科 洋画コース
勤務先／銚子市立銚子高校（平成25年3月）

現在、学校ではどんなお仕事をしていますか？

私は現在、銚子市立銚子高等学校で美術教員をしています。美術の授業は週16時間あり、放課後は美術部を教えながら、美術系大学や美術教育系大学の入試対策を希望する生徒の指導も行います。ほかにも副担任や広報などの仕事あり、教員にはいろいろな仕事があることに毎日驚いています。

大学で学んだことは、
現場にどのように活かされていますか？

教壇に立って、改めてその大変さに気付いたのが「生徒の実態に合った授業を行う」ということでした。在学時、教職課程の授業や学習会で、生徒の能力や反応をああでもない、こうでもないと想定しては楽しみながら指導案作りや模擬授業を行ってきたこと、そして制作。大学でやってきたことが今の土台になっていると思います。しかし、実際に現場に出てみると、新たな気づきや学ばなければならないことがたくさんでてきます。こうして勉強を続けていくことが教員の宿命なんだなと思っています。今、学生に戻れるとしたら、少しでも現場に入って教員になる実感を持てるよう努力すると思います。みなさんも、生徒に寄り添っていける教師を目指して、頑張ってください。