【「戦略」調査報告】民俗・人類班の三陸沿岸調査
入り組んだ海岸線が続く三陸沿岸。その浦々には様々な漁村が点在しています。民俗・人類班では、岩手県宮古市や宮城県気仙沼市といった漁業地方都市の近現代における発達とその近郊漁村の変遷過程についてとくに注目し、東北地方沿岸部での集落研究をすすめてゆく予定です。
今回は、広く青森県八戸市から宮城県石巻市(鮎川)までメンバー合同で巡見をおこないました。その間にある大小様々な漁港に立ち寄り、その現状を記録するとともに、漁師さんたちを中心に地域の方々からお話を聞かせていただき、震災の復興状況について情報を集めました。そして、今後、どのように研究をすすめてゆくかについてもメンバー内で打ち合わせをおこないました。
(蛯原 一平)