活動報告

【「戦略」調査報告】三陸沿岸北部の漁村集落調査

 

5月16日から19日にかけて、本研究プロジェクト共同研究員の森本孝氏(あるくみるきく研究所)と、民俗・人類班の沿岸部集落研究の一環で三陸地方へ行ってきました。盛岡市から遠野市を経由して大船渡市へ。そして、そこから沿岸部を通り久慈市まで北上し、その間にある漁港に立ち寄って漁港の復旧状況や震災後の漁業について関係者のお話をうかがったり、見学させていただいたりしました。
今回訪れた岩手県の港々では、護岸が作り直されていたり、水産加工工場など漁港関連施設が再建されていたりと復旧がだいぶ進んでいる様子がうかがえました。一方、港近くの宅地跡に目を向けると、雑草に覆われた空き地が広がっているところが多く、そのギャップがとても印象的でした。

※今回訪れた現地の様子については、『東北学02』の「三陸沿岸、今」というルポで報告しました。ご興味のある方は、ぜひご覧ください。

(蛯原 一平)