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キッズアートキャンプ山形|お母さんを影絵でつくる

母の記憶の中にある「ふしぎ話」から、影絵芝居をつくるキッズアートキャンプ山形2016。
3回目のWSのお題は「影絵人形をつくろう」。いよいよ、影絵芝居のキーとなる影絵人形の制作に入ります。

2015年のキッズアートキャンプでは、「我が家のご先祖さま」をテーマに、南相馬のご家族と影絵人形を制作しました。今回のテーマが「母」ということで、だいち組のお母さんと子どもたちの共作で「お母さん人形」をつくります。

まずは影絵人形の説明から。お馴染み、猿のニシオカさんからのレクチャーです。

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前作、ヘビワヘビワのご先祖人形を使って、影絵人形の構造を説明していきます。
「人」に見えるために必要なものとして、「顔には目や鼻や口があります」「手や足もありますね」とポイントを伝えていきます。

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イメージを膨らませたあとは、スクリーンの裏側で実際に「影絵人形」を見て、大きさや素材を確認しました。
スクリーンではとても大きく見えたけど、本物は自分達より小さいなんて!
影絵の世界の面白さは、スクリーンの裏側にも満載です。

イメージをつかんだところで、いよいよ「お母さん人形」づくりがスタート。
まずは子どもたちのお仕事。
「みんなを見守るお母さん」をイメージしながら画用紙にお母さんを描いてもらいます。
モデルとなった母たちは、わが子の筆の動きを見守ります。

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目の前のお母さんには目も触れず黙々と描き進める子、1枚で収まりきらずに紙を継ぎ足す子、服装や髪型など細かなところまで書き込む子など、それぞれ夢中になって書き進めていきます。

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完成したお母さんの絵。不思議な出で立ち、でもちゃんと似ている。
こども達の力作に、母たちの顔に笑みがこぼれます。

次はいよいよ母の出番。子ども達が描いた絵を切り抜いて、影絵人形をつくります。
影絵を創造しながら、切り抜き方を試行錯誤しながら進めていきます。

完成はこちら・・・。

 

 

 

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何ともいえない表情、そして優しいたたずまいのお母さん人形がずらりと並びました。
自分の書いた絵が影絵人形になってこども達も大喜びです。

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 母子の合作だからこそ完成した、優しい母の分身。
影絵人形と母子が繰り広げる不思議な不思議な影絵芝居の全容は、「山形ビエンナーレ2016」公式プログラムとして9月24日(土)にお披露目です。
是非おこしください。

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みちのおくの芸術祭 山形ビエンナーレ2016
「川村亘平斎BAM BOO NEST」
第1夜 9/4[土]18:30→19:30|「ヘビワヘビワ 南相馬市小高区の大蛇伝」
第2夜 9/22[木祝]19:00→20:30|川村亘平斎ソロ「川村亘平斎の影絵と音楽」
第3夜 9/24[土]18:30→19:30|母たちのふしぎ話「ハハハハハハハハハハハハハハハ」

場所 東北芸術工科大学7階特設舞台
出演 福島県南相馬市民有志+DANCE SPACE(9/4)、こども芸術大学だいち組(9/24)
作・演出・美術 川村亘平斎
音楽 GO ARAI(9/4)、田中馨(9/24)
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