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福しま図案室vol.5|平澤まりこさんを招き「ブロックパズルづくり」を開講しました!

2013年2月3日に福しま図案室vol.5を開講しました。ゲスト講師にはイラストレーターの平澤まりこさんをお招きし変幻自在の「木のブロックパズルづくり」を開催しました。平澤さんは2011年12月の第1回目の福しま図案室ゲスト講師として参加され、今回は満を持しての2回目の登場です。東北芸術工科大学敷地内にあるこども芸術大学の「こども劇場」を会場に、17組の福島のご家族を迎え劇場はにぎやかな雰囲気に包まれました。

木のブロックパズルは、9つの木のブロックの4面に異なった絵を描き、くるくる回すと違った絵が現れるというオーソドックスなおもちゃですが、つくるとなると意外と頭を使います。木のブロックは芸工大OBの「TIMBER COURT」さんへ依頼し162個のブロックをつくっていただきました。ブロックをしまうための箱も地元の箱屋さんへ依頼。箱の上面には平澤さんがデザインした「BLOCK PUZZLE」のロゴを本学の美術館大学センターの立花泰花さんにスタンプにして頂き、素敵なケースが出来上がりました。

平澤さん作のお手本ブロック

BLOCK PUZZLE 特注ケース

家族みんなでひとつのおもちゃをつくる。最初は何を描こうか迷っていましたが、平澤さんの丁寧なサポートもあり時間内に4面全部を完成させたご家族も。 お父さん、お母さんが線を描いてこどもは色を塗ったりと、ご家族の中で分担して絵を描いていました。ほんの少しですが、参加されたご家族の作品をご紹介!

オニと

ロボットと

トラが

変身 !

完成した後は、株式会社でん六さまにご提供頂いた豆菓子をいただいてほっと一息。と思いきや、スペシャルゲストが劇場へ登場しました。

この日は節分。不思議な踊りを舞いながら、2匹のオニがやってきました。福しま図案室の締めくくりは皆で「豆まき」を体験。オニ役には福興会議メンバーの佐藤享さんとOBの金子正人さんが協力してくれました。豆まきも終わり、今回の福しま図案室5は無事に終了。福しま図案室5のご報告は「福興会議 FUKUKOU NEWS」で更に詳しく見ることができます。平澤さんの魅力的なブロックパズルも見ることができますよ!

最後は恒例のスタッフ集合写真。参加して下さった福島のご家族の皆さん、平澤まりこさん、学生スタッフの皆さんのおかげでまた楽しく幸せな時間を過ごすことができました。無償でお菓子をご提供頂いた株式会社でん六さまにも心から感謝申し上げます。

 

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さて、次回の福しま図案室は3月3日(日)の開講です。ゲスト講師にはWOWアートディレクターの「鹿野護」さんをお招きします。鹿野さんは芸工大を卒業し、仙台と東京を拠点に映像を駆使した様々な作品を手がけています。興味のある方は鹿野さんの『未来派図画工作』も是非ご覧下さい。いつもの「ものづくり」とは違った図案室を体験できそうです!受付も開始していますので、お気軽にTRSO事務局までお問合せください。沢山のご参加お待ちしています!

 

『福しま図案室』って?

山形県には現在、福島県各地から約1万人の自主避難者がいらっしゃいます。そ のうちの多くが、若いお母さんと小さな子どもたちだけで転居し、お父さんはそのまま福島でお仕事を続けられています。福興会議では、心細い2拠点生活を続 けている福島のご家族の、山形での生活を応援するピクニックイベント『福しまピクニック』を2011年9月から、村山市の農業体験施設で実施してきまし た。
『福しま図案室』は、その冬期プログラムです。山形市や米沢市の冬は雪がたくさんつもって、屋外での遊びがどうしても億劫になります。となる と冬こそ、お家のなかで、手近にある包装紙などの材料で切ったり、貼ったり、塗ったり… 手を動かす「ものづくり」や「お絵描き」を楽しみつつ、子ども時代の空想・創造を、存分に体験させてあげたいですね!

2012.12.2(sun) Goma(料理創作ユニット)←終了しました
2013.2.3(sun) 平澤まりこ(イラストレーター)←終了しました
2013.3.3(sun) 鹿野護(WOWアートディレクター未来派図画工作←受付中!

会場=やまがた藝術学舎、他
主宰=東北芸術工科大学東北復興支援機構
協力=株式会社シベール、株式会社でん六、株式会社三越伊勢丹
企画=福興会議

お問い合わせ:東北芸術工科大学 東北復興支援機構事務局
TEL:023-627-2218(平日9:00~17:00)
E-mail:y-gakusha@aga.tuad.ac.jp

役野友美(TRSO事務局)