後期に歴史遺産学科の北野先生ゼミと文芸学科野上ゼミがコラボレーションして制作した、楢下宿を紹介・解説する冊子「楢下宿 ノスタルジックな宿場町」が完成しました。
楢下宿は山形県上山市内の、江戸時代の町並みが残る歴史的価値の高い地域です。この地域の調査をしてきた北野先生のゼミの成果を、多くの人に伝えられるような冊子にまとめる、その編集制作のところを野上ゼミの学生が担当しました。
学生たちも何度も楢下宿に通い、取材や撮影をして、モデルまで自分たちでやって、趣のある冊子に仕上げたと思います。
デザインは『文芸ラジオ』でもお世話になっているCOAさんに依頼しました。単なる観光パンフレットではないので雰囲気づくりが難しかったと思いますが、さすがの仕上がりです。「歴史の古さもありつつ今っぽい感じですかね」と、わけのわからないオーダーをしたんです。見事に実現してくれました。
こうした実践的な演習は、学生たちも大変ですが、本当に力がつきます。今後も積極的にこういう制作物に取り組んでいきたいですね。
教員も大変だけど。