辻大和編『調査研究報告64号 東アジアの歴史イメージとコンテンツ』(学習院大学東洋文化研究所、2018年)が出まして、私も一本書いております。目次は以下の通りです。
目次
海老根量介「序文にかえて:「コンテンツプロジェクト」発足の経緯と研究のあゆみについて」
堀内淳一「日本における「日本史」と「中国史」のイメージ形成~『信長の野望』と『三国志』」
玉井建也「歴史と空間をめぐるコンテンツ」
辻大和「韓国の人文系デジタル事業政策―「文化原型デジタルコンテンツ」を中心に―」
戸田千速「大学におけるマンガ教育に関する考察―京都精華大学マンガ学部・大学院マンガ研究科を事例として―」
私の論文タイトルだけが大雑把だ! ということで、簡単に説明しますと、エンターテイメントで「歴史」とされる事象がいかに形成され、伝えられ、そして消費されているのかを、ライトノベルや漫画で考えてみたわけです。紹介文を書いても大雑把ですが、とりあえず文中で主として取り上げている作品を挙げておきます(細かく言及しているものを入れると多いので)。