発行物
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実践を続ける教員による執筆活動をご紹介します。
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「2020年代のまちづくり: 震災復興から地方創生へ、オリンピックからアフターコロナへ」
- PLANETS 2023年12月
- ISBN 978-4-911149-00-3
- 本書は2010年代以降のこの国のまちづくりや国土運営についての議論を総括して、2020年代のまちづくりをどうするかを考える論集です。まちづくりに関わるさまざまなプレイヤーや研究者が集結し、建築や都市開発から小商い、アートまで、多角的にこれからの都市や公共性について議論します。
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「都市を学ぶ人のためのキーワード事典:これからを見通すテーマ24」
- 学芸出版社 2023年9月
- ISBN 978-4-7615-2870-6
- 都市をめぐる実務・研究に携わるなら押さえておきたい話題を、気鋭の執筆陣が24のテーマ・約230個のキーワードでコンパクトに解説。理念、政策、制度、手法、技術までバランスよくカバーし、言葉の世代交代やトレンド、テーマ間の関係がつかめる。関連データや事例、ニュースは都市系情報サイト「まち座」でフォローアップ!
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「多拠点で働く 〜建築・まちづくりのこれから〜」
- ユウブックス 2023年9月
- ISBN 978-4-908837-14-2
- 都市圏と地方を跨ぎ、活動する建築家や都市・まちづくりに従事する方が増えています。
出身地のまちづくりに関わる、二拠点で事務所を運営する、定期的に島に通うなど9組のさまざまな働き方を紹介し、縮小時代の建築家の可能性を探る一冊。
拠点の探し方や、地元に溶け込む方法、事業の起こし方など多拠点で働くためのコツを紹介します。
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「銭湯から広げるまちづくり:小杉湯に学ぶ、場と人のつなぎ方」
- 学芸出版社 2023年7月
- ISBN 978-4-7615-2858-4
- 銭湯の常連たちがつくったシェアスペース「小杉湯となり」。銭湯のようにほどよい距離感で多様な暮らしが持ち寄られ、関わる人の主体性で居心地が保たれている。20~80歳の約50人による世代を越えた運営から、エリアの空き家を活用した拠点づくりまで、半径500m圏内の地域資源をつなぐ空間・組織・事業のヒント。
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「研究者が本気で建てたゼロエネルギー住宅 断熱、太陽光・太陽熱、薪・ペレット、蓄電」
- 農山漁村文化協会(農文協) 2021年1月
- ISBN 978-4-5401-8162-7
- 私が10年住んでいる自宅の経験とデータ、いろんな人から投げかけていただいた疑問と失敗をもとに、これからの住宅に必要となることを、できるだけ住み手の感覚として分かるように書いた。感覚という意味では、冬の暖かさ。断熱で冬の世界は変わる。エネルギーをゼロでなくでもいいと思う人もいるかもしれないが、実はそれほど難しいことではなく、これからの家には必須条件になってくる。そのために必要な断熱の話と、薪やペレット、太陽光、蓄電のことまで分かる唯一の本である。
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「テンポラリーアーキテクチャー 仮設建築と社会実験」
- 学芸出版社 2020年12月
- ISBN 978-4-7615-2762-4
- テンポラリーとは、一時的・時限的という意味である。度重なる自然災害やコロナウィルスなど、社会や未来の不確実性は高まるなか、今までのように恒久的でがっちりとした建築ばかりではなく、変化に柔軟に対応できる、柔らかな建築や都市が求められているのではないだろうか。この本で提案するのは、「仮説建築と社会実験」。軽く、安く、みんなで一緒に作れるような仮設建築や、マルシェやフェスのように一時的に現れ消えてゆくような実験的な風景。個人でも関わることのできる新たな都市計画の方法論を示している。
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「公民連携の教科書」
- 日経BP社 2019年1月
- ISBN 987-4-8222-5888-7
- 人口減少やそれに伴う税収不足を背景に、今後、行政サービスや公共空間の民間シフトが求められている。その両者が共同で事業を展開することを公民連携と呼ぶ。この本ではその成功例を分析、類型化することにより方法論としてまとめている。日本を代表する公民連携プロジェクト、アーツ千代田3331、水都大阪、紫波町オガールプロジェクトなどの実践者にインタビューし、そのプロセスや成功のポイントを示した。ダイヤグラムやチャートを多用することにより実行に向けて直接役に立つような教科書として使われることを想定し、編集している。
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「これからのリノベーション断熱・気密編」
- 新建新聞社 2018年7月
- ISBN 978-4-86527-083-9
- これからの新築工事は高断熱高気密にして、エネルギー使用量を減らすことが求められるが、それだけは十分ではない。既築の建物をどうするかが問われている。断熱改修は新築よりも難易度が高い。どこにどのようなことをすると効果的なのか、加えて幾らかけるべきなのかなど、変数が多い。本書では2020年の省エネルギー基準をクリアするべく、その範囲で何ができるか、どのような事例があるかを構成した、断熱改修に取り組む入門書である。実務向けの内容だが学生にもわかりやすくまとめた。ぜひ自宅の改装にも活かしてもらいたい。
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「公共R不動産のプロジェクトスタディ」
- 学芸出版社 2018年6月
- ISBN 987-4-7615-2682-5
- 使われていない公共空間と民間企業とのマッチングを活性化するためのウェブサイト「公共R不動産」から生まれた本。国内外の先進的な公共空間活用事例を紹介している。デザインばかりではなく、それが生まれた社会背景、実現するためのシステム、制度や資本の流れなどを取材によって明らかにしている。事例だけではなくアイディアや提案なども豊富に盛り込み、実際にプロジェクトを動かし始めるときのきっかけや具体的な処方箋としても使えるように編集されている。
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「ブルーノ・タウトの緑の椅子―1脚の椅子の復刻、量産化のプロセス―」
- OPA PRESS 2018年6月
- ISBN 978-4-908390-05-0
- 80年以上前にブルーノ・タウトが試作し、日本滞在末期に居を構えていた高崎の少林山達磨寺にただ1脚現存する「緑の椅子」。そのデジタル技術による量産・復刻のプロセスを、タウトと椅子に関するエピソードを交えて紹介した1冊。強度試験による破損跡のある幻の試作椅子を、工学院大学鈴木研究室と東北芸術工科大学西澤研究室が天童木工や宮城県産業技術センター、高度なフィギュア造形技術を持つデザインココと協働することにより、3DスキャンやNC切削、不等厚成型といった東北の最新のものづくり技術を駆使して現代に甦らせた。
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「CREATIVE LOCAL —エリアリノベーション海外編—」
- 学芸出版社 2017年12月10日
- ISBN 978-4-7615-2666-5
- この本のコンセプトは「衰退の先にある風景を探しに」。人口減少や消滅可能性都市など、地方都市の危機感を煽る言葉をよく聞くが、それを突き抜けた先に新しい豊かな暮らしと風景が存在するはず。その具体的な方法論やデザインを、世界の地方都市を巡りながら取材した。ベルリン、リバプール、イタリアの小さな集落など、産業構造の変化で一度は衰退し、そして再生した街を訪ねた。そこで目にしたのは、ローカルだからこそ生まれる圧倒的なクリエイティブが街を変えている風景だった。
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「世界の田園回帰─11ヵ国の動向と日本の展望」
- 農山漁村文化協会 2017年3月28日
- ISBN 978-4-540-16115-5
- 東北のモデルとなる欧州の森林国オーストリアの山村で、目を輝かせながら自分達がつくったバイオマスエネルギーの施設を見せてくれる農民に何度も会った。欧州では森の農民がエネルギー革命を起こしており、森林をエネルギー資源に転換することで山村の地域経済を活性化させている様子は驚きであった。過疎化に悩まされる日本の山村に必要なのは、この活気と自信であると痛感した。都市化は世界を覆いつくすかのように見えたが、世界各国では地方への田園回帰という兆候が表れていることが本書からわかる。
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「あたらしい家づくりの教科書」
- 新建新聞社 2016年8月31日
- ISBN 978-4-86527-059-4
- エネルギーを減らすエコハウスは、同時に快適でもある。だが、専門家が説明すると途端にわかりにくくなる。しかし、そのような伝え方では一般の人にはなかなか通じない。できるだけ優しく、一般の人に向けて書いた本をつくろうと、多くの専門家の知恵が整理された一冊である。わかりやすいと言っても、断熱の重要性、その施工の重要性、事例など、大事なツボはきっちり押さえている。表現は優しいが、これくらいのことをしなくてはいけないという数値を明記した。わかりやすいけど、意味がある。そういう本である。
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「エリアリノベーション/変化の構造とローカライズ」
- 学芸出版社 2016年5月21日
- ISBN 978-4-7615-2622-1
- 建物単体、点のリノベーションがネットワークしエリア全体に変化が波及していく状況をエリアリノベーションと定義し、そのメカニズムを分析、構造化を試みている。今までの都市計画やまちづくりはヒエラルキー型で計画的に物事が進められてきた。しかし人口減少や財政基盤の不安定さにより、それは通用しない社会となった。その次の概念、方法として「エリアリノベーション」を提唱している。それは、計画的ではなく工作的に都市に向き合っていくもの。実践の中から導かれた理論と手法がまとめられている。
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「パブリックデザイン/新しい公共空間のつくり方」
- 学芸出版社 2015年4月10日
- ISBN 978-4761513481
- 新しいパブリックスペースの可能性を切り開いた6人の実践者へのインタビューにより、それを方法論としてまとめた、マネジメント、オペレーション、プロモーション、プランニング、コンセンサス、マネタイズ。これらをコンセプトがつなぎとめている。所有と共有の間に、僕らが作るべき世界が広がっている。パブリックをデザインすることは、新しい資本主義を描くことにつながっている。
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「2025年の建築『新しいシゴト』」
- 日経BP社 2014年12月16日
- ISBN 978-4822274917
- 建築業界は空き家が15%に達しているにもかかわらず、あいかわず年間100万戸ペースで新築をつくっている。建てられる個人住宅は画一化し、誰もが手に入れられるようにローコスト化が進む。ストックが十分にあり、人口が減りつつある現在、今までどおりのやり方ではなく、新しい働き方が求められていると思う。この本に登場するそれぞれの人は、自らリスクを背負い、小さな実践を積み重ねられる人。既存のやり方に飽き足らずに、あるいは疑問を抱いて、一歩踏み出した人だ。自分たちの将来を考えながらぜひ読んでみよう。
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「日本のカタチ2050」
- 晶文社 2014年8月23日
- ISBN 978-4794968555
- 2050年になると、地方の人口は大きく減少し、ほぼ半減する。マスコミでは「消滅可能性都市」という言葉が語られたりしている。そういう時代はどういう時代なのだろうか。竹内昌義は地域とエネルギーの話、馬場正尊は2拠点居住など暮らし方についての話、マエキタミヤコは政治的な合意形成の話、山崎亮はコミュニィデザインの話をとおして、その時代を予測した。それは特に悲観的なものではなく、状況を最大限に活かす楽観的な未来だった。2050年は学生の皆さんにとって、もっとも働き盛りの頃なので積極的に未来に関わっていってほしいと思う。
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「東北学03『三陸沿岸、今』」
- 東北芸術工科大学東北文化研究センター 2014年2月
- ISBN 978-4899841395
- 本稿は、「東北学」に連載されている「三陸沿岸、今」に寄せたルポである。復興を謳いあげるのではなく、執筆者の眼で見た三陸沿岸地域の現状を静かに点描し、現在の様子を伝えるのが趣旨である。筆者は、支援で定期的に訪れている宮城県気仙沼市、石巻市の今を報告した。執筆時点で震災から3年近く経過していたが、土木的な造成という意味では少しずつ復旧が進む様子が見えたが、人々の生活感はまだまだ戻っていなかった。その中でも時間経過で変化している現地の方々の心情や、人間の意思とは関係ない津波後の自然の動きを伝えた。
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「RePUBLIC ̶公共空間のリノベーション」
- 学芸出版社 2013年9月15日
- ISBN 978-4761513320
- 建物や街のリノべーションを数多く手掛け、その次に対象としたのが「公共空間」。今、学校や役所は余り、公園などの管理には手が回らなくなっている。人口も税収も減り、この後の公共空間をどうするのか。本書では、そんな課題をたくさんのアイデアやスケッチ、実例と理論で解こうとした。同時に公共空間を新たに提案することで、公共の意味、パブリックの概念について問い直そうとしている。
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「屋外広告の知識 第四次改訂版 設計・施工編」
- ぎょうせい 2013年6月25日
- ISBN 978-4-324-09639-0
- 屋外広告物は、景観を構成する重要な要素として周囲に調和したデザインが求められているが、構造物としての安全性が確保されていることが前提となっている。しかし最近では頻発する突風や竜巻、台風の大型化などによる事故も多発している。本書は、このような状況の中で、広告業に携わる方々全般を対象に、安全基準、力学の基礎、材料の性質と強度、設計、施工、安全管理、維持管理等を取り上げ、新しく開発される材料に対応する構造設計をふまえて、デザイン性と安全性を兼ね備えた屋外広告物の設計・施工のあり方を解説したものである。
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「雪国の住まいハンドブック」
- 山形県では近年続く大雪により、雪処理における事故が多発し、また除雪作業の担い手となっている高齢者から次世代へのノウハウ継承も困難になってきた。そこで産学官民で構成されるやまがたゆきみたい推進機構が「雪国の住まいハンドブック」を発行し、広く啓蒙してゆくことになり編集を行った。このハンドブックは、これから住宅を建てようとする施主向けの解説本であり、事故例からわかる危険なこと、屋根のデザインや雪処理の様々な方法を維持費、ヒートショックによる事故を防ぐための室内環境情報、宅地内雪処理法や地域の取り組みなど、住宅設計に際して知りたいこと・知っておくべきことを記載したものであり、県外でも評判となっている。
WEB版はこちら
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「コミュニティ・エネルギー」
- 農村漁業文化協会 2013年3月15日
- ISBN-13: 978-4540121524
- 3.11以降、再生可能エネルギーへの注目度は一気に上がった。特に関心を示すようになったのは地方であり、森林を多く抱える東北地方では森林のエネルギー利用に関する関心が高い。それは、再生可能エネルギーを単なるエネルギー源とみなしてのことではなく、地域の経済資源としての可能性を有しているからである。再生可能エネルギーは地域の資源を活用する、地域のエネルギーである。それは、地域社会が主体的にこのエネルギーを活用していかなければならないことを意味する。つまり、再生可能エネルギーはコミュニティ・エネルギーだともいえる。森林のエネルギー利用はコミュニティづくりなのである。
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「図解エコハウス」
- ISBN-13: 978-4767813790
- 図解エコハウスは、「未来の住宅/カーボンニュートラルハウスの教科書」に引き続き、より具体的、より実践的にエコハウスの建て方について書かれた。前者はエコハウスの経験以前だったが、いくつかの実践により得た知見と森みわさんの長年の知見によって構成されている。太陽の日射や通風を考えながらも、断熱性能をあげることによって、消費するエネルギーを減らすことは、日本に限らず、世界のどこでも求められることでありながら、日本では間違った常識が先行し、なかなかベーシックな考え方が普及していない。本書は科学的に、わかりやすく解説し、実例が多く載った2代目教科書である。
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「風景資本論」
- 朗文堂 2011年11月3日
- ISBN 978-4-947613-85-1
- 風景は、地形や地質、気候、人間も含む生物が生活するさまが合わさってかたちづくられる。これら風景の成因は、大きく自然と社会に分けてとらえられる。 そして、人間集団が成す社会は、人間の生を支える自然の物質循環を狂わしてしまえば成り立たなくなる。それを指して、経済学者E. F. シューマッハーは、自然を「それがないと人間はなにごともできない、代替物のない資本」と見るべきだと訴えた。
筆者は「風景の質を指標として自然と社会の関係を調えつつ人間が生活する場をつくること、またはつくり直すこと」と定義して、ランドスケイプデザインを実践してきた。その探究の過程でシューマッハーの理論を知り、自然を資本と見るのと共に、人間が自然を絶やさずに土地を利用できている状態、およびそれをささえる思想と技術もまた資本であると考えるようになった。
そうした人間の持続可能な土地利用の結果として「自然と社会の関係が調った地域の風景」がかたちづくられる。筆者はそれを「風景資本」と名づけ、その内容確認、管理と充実を図ることを中心に置く地域経営の方法を構想して本書を書いた。
本書は、わが国で一般に行われる、建物の外観を一定の色調や形状に揃えたり、木陰をつくるわけでもない外国産の樹木を街路の並木としたりするような、表面的な「景観整備」事例を紹介するだけの従来の専門書とは違う。公益性を総合的に評価し、長期的に経済をとらえながら、種々の成因にはたらきかけて風景を良好に保持し、もって人間が心身健やかに生き続けられる条件を実現する方法と主に筆者による実例を、本書では紹介している。
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「原発と建築家」
- 学芸出版社 2012年3月10日
- ISBN 978-4-7615-2529-3
- 原発事故以来、たいがいの建築家は沈黙している。そういった専門外のことに全く発言しないことが今回の事故を招いたという気がしている。だから、なにか言わなければならないと思った。この本はそういう建築家のためと、もっと広く一般の人に書かれている。
まず、福島の事故は、東北のある県の話しではない。福島でつくられた電気は東京のものだ。日本の中枢を支えていたのだ。日本全体の問題である。本当に安全なのか。地震国日本でどういう対策をとられていたのか、建築も同じような環境の中におかれている。その立ち場から検証をしなくてはならない。さて、事故が起こった後、どうやって原発なしで先に進めるか。エネルギーの問題を私たちは共有し、理解し、展開していかなくてはいけない。再生可能エネルギーって何か。どう使うといいのか。それはどんな価値を産み出すのか。それらを8人の識者にインタビューしてまとめたのが、この本である。この本はひとまずの通過点であって、それを読者と共有したいので、ぜひ読んでほしい。この本をまとめることで、わたしはわたしなりにその先に目指すべきことが見えた。そのことをすこし語ろう。エネルギーの問題は社会的なシステムを考えても、かなり重要な基底をなす問題である。私たち自身の生き方にも通ずるのだ。今、私たちは20世紀的な拡大再生産をめざした経済のあり方から、限りある中でも自律的に循環する社会を作り上げていかなくてはいけない。それは単なる実験ではなく、具体的な技術の問題として考えられなくてはいけない。社会のなかで、最も大きな部分を占めるのは私たちの建築・環境デザイン学科が取り扱う領域そのものである。単なる建物の単体の話しではない。社会全体のシステムの問題であり、社会のあり方の問題である。本書の中でいえば、飯田哲也氏のいうフローのデザインである。そのデザインの構築、社会の変化の実現のために邁進していきたい。