加藤 優一
-
加藤 優一専任講師
デザインとマネジメントでまちをつくる
「実践的な建築計画・まちづくり」が専門です。これからの建築・都市で大切なのは、デザインとマネジメントの両立だと考えています。建築の設計だけではなく、事業の企画から運営の実践まで取り組むことで、小さな場づくりをまちに広げていきます。
今までの取り組みと実績
小杉湯となり
- 銭湯を起点にした「まち全体を家」と見立てたまちづくりを展開中。 銭湯がまちのお風呂であるように、小杉湯となりはまちの台所や書斎のように使われています。
万場町のくらし
- 築100年の古民家をリノベーションして、喫茶+間貸しスペースとして運営中。雪国で培われた「自分の手で暮らしをつくる文化」を継承しながら、場づくりを行っています。
SAGA FURUYU CAMP
- 佐賀県の温泉地にある廃校をホテル+コミュニティスペースとして再生。基本計画・設計・運営支援に一体的に関わることで、地域に必要なデザインを見出すことができました。
学科での担当演習と教育方針
- 1年次
- 建築・環境基礎演習、図学製図演習
- 2年次
- 環境計画演習1「フィールドワーク入門」、環境計画演習2「住宅のランドスケイプデザイン」
- 3年次
- 環境計画演習5「実践的まちづくり演習」
- 4年次
- 卒業研究
デザインとマネジメントを横断する総合力と実践力を養います。リアルなまちづくりでは、人との関係性やお金のつくり方に向き合うことになりますが、そのプロセスを通して、建築が成り立つ仕組みや新しいデザインが見えてきます。このスキルは、設計や研究だけではなく、将来社会に出たときにも役立ちます。
実現していく未来の姿
未来を見据えた場づくりの連続が、持続可能なまちづくりにつながります。また、総合的な力を身につければ、多様な働き方を通して、まちづくりに関わることができます。
仕組みをつくる、公務員。事業をつくる、まちづくり会社・不動産会社。計画をつくる、設計事務所・コンサルタント。運営に携わる、店舗運営者など。未来のまちをつくるのは私たちです。