竹内 昌義
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竹内 昌義教授
エコハウスで循環型社会をつくる
エコハウスのデザインを通して社会のあり方を考えています。きっかけは山形エコハウス。建ててみて、その快適さを知りました。災害にも強く、環境にも優しい。そして。これをもとに地域の活性化ができると考えています。リノベーションと組み合わせて、断熱改修ワークショップも行なっています。寒い日本の家を暖かくすることで、産業振興にもつながります。
今までの取り組みと実績
HOUSE-M
- 山形エコハウスに続いて完成したエコハウスプロジェクト。快適な温度環境を保ちつつ、ほぼエネルギーゼロで暮らせます。生活を楽しみながら環境にも優しい未来の住宅です。
オガールプロジェクト
- 地元の木を使って、地元の工務店で57区画のエコハウス分譲団地を作ります。そのどれもが高性能。エリア内にあるエネルギーステーションから温水の供給を受け、エネルギーも自律的です。
学科での担当演習と教育方針
- 2年次
- 建築設計演習2「住宅の設計」
- 3年次
- 建築設計演習3「エコタウンの設計」、建築設計演習4「 リノベーション演習 -市街地コース- 」、建築設計演習5「構造デザイン/インテリア応用演習」、建築設計演習6「図書館の設計」
- 4年次
- 卒業研究
時代の変化に敏感に気付きつつ、基礎を積み上げることを目標に、演習の指導を行っています。社会と建築のつながりを考えながら、しなやかに現実へ対応し、工夫できる学生を育てたいと思っています。
実現していく未来の姿
これらのエコハウスプロジェクトを通して、林業から住宅までをつくることで、地域外に資本が流出しないような仕組みが作つくれます。そうやって、地域全体の経済がまわり、仕事が増え、豊かになっていくことを目標にしながら、エコやリノベーションも含めた暮らしのあり方、ただ形を考えるだけではないデザインのあり方を追求していきます。この仕組みを学び実践していくことで、卒業生が東北や世界で活躍できる可能性が広がっていくと考えています。
動画
- 「設計の基本のき」#01|建築設計で1番大事なこと
- 建築家の竹内昌義教授より、「設計の基本のき」を紹介します。設計で大事な科目は、物理でも数学でもなく意外な科目でした。
- 「建環ミニ講義」デザインの基礎 図面の役割
- 名建築の図面から見る、建築における図面の役割について、15分ほどのミニ講義を行います。