図書館ブログ

東北芸術工科大学 図書館
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2014-01-20

<お知らせ>第二閲覧室の新着図書

こんにちは、図書館です。

寒い日が続いているのですが

風邪にお気をつけて下さい。

 

 

皆さんは第二閲覧室をご利用になられたことはございますか。

実はエレベーターの手前にある小部屋が第二閲覧室です。

数多くの文庫本や雑誌のバックナンバーなどがありますので

気軽にご利用ください。

 今回小説を中心に新着文庫本が大量に入荷いたしました。(ぱちぱち)

そこで皆さんにぜひ読んで欲しい5冊をピックアップしたので

ぜひ読んでみてください。

 

 

<ヴェニスの商人 シェイクスピア> 請求記号:932|SH|文庫

 みなさん、シェイクスピア(ウィリアム・シェイクスピア)という名前は

一度ぐらい聞いたことがあると思います。イギリスの劇作家であり詩人でも

あります。シェイクスピアの作品のなかでご紹介したい本は「ヴェニスの商人」。

 

あらすじ_裕福な貴婦人に恋に落ちて悩んでいる友人のために「アントニオ」は

高利貸しの人の「シャイロック」に借金をしてしまいます。担保は自身の肉1ポンド。

商船が難破し全財産を失ってしまった「アントニ」に「シャイロック」は返済を

迫のですが…

 

 

<時雨のあと 藤沢周平> 請求記号:913.6|フジサ|文庫

 山形出身の作家で有名な藤沢周平さん。1973年「暗殺の年輪」で直木賞を

受賞しました。その後も数々の作品を世の中に送り続けた作家です。

そのなかで今回ご紹介するのは「時雨のあと」です。

 

あらすじ_身体を悪くして以来、大変な日々を送っている「案蔵」。

妹の「みゆき」は 「案蔵」の立ち直りをこころ支えにしています。

小銭を拾い兄に会う「みゆき」。二人の背中に、冷たい時雨が降りそそぎます…

 

 

<名画 裸婦感応術  横尾忠則> 請求記号:723|ヨコオ|文庫

 国際的にも著名な横尾忠則さん。1981年にグラフィックデザイナーより

画家に転向します。日本に止まらず海外で沢山の賞を受賞されます。そんな

横尾忠則さんが考えている「裸婦画」について考察した本です。

知識に頼るのではなく、五感を通して楽しむ絵画との旅です。

 

 

<江戸川乱歩全集 第1巻 屋根裏の散歩者  江戸川乱歩> 請求記号:918|エドガ|文庫

 推理小説といえば「江戸川乱歩」だと思います。その「江戸川乱歩」の

全集のなかで「第一巻 屋根裏の散歩者」をご紹介します。

 

あらすじ_何をやって見ても、この世の中はなに一つ、面白くないです。

そんな男が発見した最後の楽しみ、それは屋根裏を歩きまわり、他人に見せない

醜態をのぞき見ることでした。

淫靡な快楽の虜となった男が、ついには完全犯罪を目論むが…そして、表題作の他、

「二銭銅貨」「D坂の殺人事件」「人間椅子」など最初期の傑作群を収録されて

おります。

 

 

最後は<砂の女  安部公房> 請求記号:913.6|アベ|文庫

 「安部公房」さんは1951年「壁」で芥川賞を受賞しました。

その後、1962年に発表した「砂の女」で読売文学賞を受賞したほか、

フランスでは最優秀外国文学賞を受賞しました。

自分の演劇集団を結成し、独自の演劇活動でも知られています。

本の装丁は本校グラフィック学科の近藤一弥先生が担当、独特な

雰囲気の安部公房をもっと際立たせています。

 

あらすじ_砂浜へ昆虫採集に出かけた男が、砂穴の底に埋もれていくいく

一軒家に閉じ込められます。様々な方法で脱出を試みる男。そして、穴の上から

男を邪魔する女…。

 

 

今回、沢山の本が入荷したのでぜひ、素敵な本と出会ってみるのは

いかがでしょうか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2014-01-15

「スタジオ144」と「ガレリア・ノルド」展示のお知らせ

新年、あけましておめでとうございます。

今年もどうぞよろしくお願いいたします。

 

さっそくですが、展示のお知らせです。

 

スタジオ144では

「謎の生物 〜ガオタヒアシとは〜」展が1月14日から18日まで行われます。

「信じてない」を「信じてみようかな」という気にさせる、それぞれの想像力によって

みている人がそれらの可能性に気づき想像力の選択肢を大きく増やすことが狙いの

展示となっております。

 

展示団体名は「架空生物研究会」。名前からも何か様々な雰囲気を感じ取ります。

 

 

ガリレア・ノルドでは

「誰かのまばたきが星を巡らせる」の展示が1月14から1月31まで開催されます。

 

 

蝶の羽ばたきがやがて大きな竜巻を起こすかもしれません。このように、誰かの

まばたきが星を巡らせ、人々はその夜空に願いを願うかもしれません。

日本画とグラフィック学科の松岡さんと井上さんが、異なる接点を見つめ、

一体どんな事が生み出されるのかを探る展示となっております。

 

ぜひ、皆さんこの二つの展示も見に図書館に来て下さい。

 

 

 

 

 

 

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