【公開シンポジウム】海から見た東北
日時 平成24年11月24日(土) 13:30-15:30(開場13:00)
場所 東北芸術工科大学本館407講義室
入場料 無料(※事前のお申込みが必要です。)
企画・申込先 東北芸術工科大学東北文化研究センター(図書館2F、電話023-627-2168)
【開催にあたり】
このたびの東日本大震災では、未曾有の大津波に見舞われた三陸沿岸の村々。今、その集落復興、地域再生のありかたが広く注目されています。各村々、集落が歩んできた歴史とそこで営まれていた被災前の暮らしは、これからの地域社会像を考える上での礎となるに違いありません。
三陸地方をふくめ東北地方沿岸に点在する数多の海村集落では、漁業という生業(なりわい)を軸として海を舞台にダイナミックに展開される暮らしが営まれてきました。本シンポジウムでは東北の海村集落を長く、広く歩いてこられた二人のフィールドワーカーをお招きし、その暮らしと精神文化について紹介していただきます。そして、「海」という視点から東北地方の歴史を捉え直し、そこに秘められた人びとのダイナミズムを、これから地域再生の主役となる若い方々へお伝えしたいと考えています。
東北芸術工科大学東北文化研究センター所長 ・歴史遺産学科教授
田口 洋美
【プログラム】
13:30-13:50 「趣旨説明 -海から見た東北-」 田口洋美
13:50-14:20
「海から見た三陸」
森本 孝(あるくみるきく研究所代表/
東北文化研究センター共同研究員)
14:20-14:50
「漁法の伝播・信仰の伝承」
川島秀一(神奈川大学大学院歴史民俗資料
科学研究科特任教授/東北文化
研究センター共同研究員)
14:50-15:30 「パネルディスカッション」
田口洋美(進行)、森本孝、川島秀一