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【公開講座】最上川の文化的景観―21世紀の地域づくりのためにー

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【公開講座】最上川の文化的景観―21世紀の地域づくりのためにー

日時 平成25年1月26日(土) 14:00-15:00(開場13:30)
場所 東北芸術工科大学本館4階407講義室
入場料 無料(※事前のお申込みが必要です。)
企画・申込先 東北芸術工科大学東北文化研究センター(図書館2F、電話023-627-2168)

【開催にあたり】
集落には、そこで生きてきた人びとの生活の跡が刻まれています。現在の景観は、その生活の跡が何層にも重なりあい、時に壊され、再び築き上げられながら形成されてきました。こうした人々の生活によって形成されてきた景観地を、文化財の新たなかたちとして位置づけたものが「文化的景観」です。そして、この文化的景観は、現在の地域づくりの取り組みのなかでも活かされています。文化的景観は、その集落の過去─現代─未来を考えるひとつの視点と成り得るでしょう。
 そこで本講座では、最上川流域の文化的景観を中心に山形県西村山郡大江町の地域づくりや世界遺産に登録された平泉の町づくりについてお話しいたします。人々の生活によって形成されてきた景観をどのように現代の地域づくりに活かし未来を築きあげて行くのかを、皆さんと一緒に考えるきっかけにできればと思います。            
                  東北芸術工科大学東北文化研究センター研究員・大学院教授 
                                        入間田宣夫

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