2013年1月26日、内藤正敏教授による公開講座「出羽三山の宇宙―羽黒山の開山伝承と景観のコスモロジー―」を開催しました。これは、今年度、2012年度一杯で退職予定である内藤教授の最終講義でもあります。
出羽三山信仰が、この地に暮らす人々の生活と切り離されたところにあるものではなく、人々の日常とも深く関連し、海と山と神仏とが一体となった信仰世界が広がっている。そのような、写真家かつ民俗学者である内藤教授による出羽三山研究のエッセンスが、数多くの自身の作品とともに紹介されました。

※本講演録を『まんだら』vol.53に掲載しました。ご興味のある方は、ぜひご覧ください（入手については本研究センターへお気軽にお問合せください）。

（中村 只吾）

参加者数：294名