活動報告

【「戦略」調査報告】「前田村文書」の撮影(第1回「前田村文書」調査)

 

2012年7月15日、大学近くの南原町公民館に収蔵されている「前田村文書」の撮影を行いました。「前田村文書」は、山形市南原町前田地区に伝来した古文書で、江戸時代から現代までのものが約1,000点あります。地域の人たちによって大切に保存されてきたもので、土地台帳や戸籍など地域を知る上での基本的な古文書が多数ありました。 この日は、茶封筒に入っていた古文書を中性紙の封筒に入れ替えながら、今後の研究に活用すべくデジタルカメラで撮影しました。4年生から2年生まで6名の学生が参加し、地元の方々が見守るなか、1点1点撮影していきました。 地域の古文書調査は、ホンモノに触れることができるとても貴重な機会です。今後も定期的に撮影を続け、いずれは「前田村文書目録」を作成し、地元での研究会も開催しようと考えています。

(竹原 万雄)