2012.12.19
『荒井良二とふらっぐしっぷ』in 石巻市鹿妻 (12/16)ご報告
12月16日(日)宮城県石巻市鹿妻にて『荒井良二とふらっぐしっぷ』を開催しました。
今年の夏に「セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン」仙台事務所の飯部つかささんにご連絡を頂き、荒井良二とふらっぐしっぷの石巻開催が決まりました。セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン(以下:SCJ)は国連に公式に承認された、子どもたちのための民間の国際援助団体(NGO)です。東日本大震災発生後は、被災地の子どもたちへの支援活動をなさっています。
震災では多くの公園が津波の影響を受けました。子どもたちが遊び、学べる場所は今でも限られているようです。地域全体の復興も急がなければなりませんが、子どもたちが安心して遊べる場所づくりも重要な部分です。SCJでは石巻市の都市計画課と協働で、ユニリーバ・ジャパン株式会社による「ユニリーバこども笑顔プロジェクト」の支援のもと、石巻市内の4つの公園を整備を行っています。2012年5月13日にオープンした「さくら公園」は、屋内や屋外でも遊べる施設作りを考えてきた社会福祉法人「夢みの里」とSCJが協働で、公園づくりをおこなっています。
会場となった施設は「鹿妻南コミュニティハウス」。こちらの建物は、日本とフランスの文化交流支援をされている「一般財団法人 フェール城桜協会」から石巻市に寄贈され、2012年7月に地域の集会所としてオープンしています。
撮影:川村智美( ARC>T )
朝から快晴のいい天気。あたたかい光に包まれワークショップが開催されました。荒井さんは子どもたちとコミュニケーションをとりながら一緒に4枚の「石巻の旗」を描きました。5月に開催されたさくら公園のオープンの際に子どもたちが描いた絵も、荒井さんの絵と共にデザインし旗をつくります。完成した旗は子どもたちが集まるさくら公園に飾る予定です。そして、参加してくれた子どもたちには「田宮印刷株式会社×コロン×東北芸工大でつくった荒井良二さんの2013年チャリティーカレンダー」をプレゼント。ぜひお家に飾っていただければ幸いです。
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震災から約1年と9ヶ月、沢山の方に支えられ、無事に石巻鹿妻地区での航海を終えることができました。そして、荒井良二さんをはじめ、お手伝い頂いたワタノハスマイルの犬飼ともさん、山形新聞の金森由紀さん
TRSO事務局 役野友美