1月23日（水）より『 三越伊勢丹 KISS THE HEART#2 東日本復興支援 アート&チャリティプログラム』がはじまります。KISS THE HEARTでは、東日本大震災の復興支援プログラムとしてアートを介した支援を目指し、活躍する若手アーティストの作品を展示し、その後「チャリティーオークション」を開催ます。収益金の全ては「こども芸術の家」の支援事業活動への資金として充てられます。この取り組みにより、東北復興支援機構TRSOで開催している福島県南相馬市の児童を招待する『KIDS ART CAMP Yamagata』や山形に避難されている福島のご家族を対象にした『福しまピクニック』、『福しま図案室』等の「子育て支援プロジェクト」を2012年も継続して実施することができました。

 第2回目となる今回は「アートの“自然力”を復興する」というテーマを元に、多彩な作品が出展されています。参加アーティストには、2012年6月に本大学で展示会を開催された写真家の石川直樹さんや、本大学卒業生の近藤亜樹さんの作品も出展されます。そして「こども芸術の家」活動報告として、2012年夏に開催した「KIDS ART CAMP Yamagata」で作り上げた舞台『新訳“てぶくろ”』の様子が、三越伊勢丹のショーウィンドウに登場しています。

KISS THE HEART開催の前日、店舗の閉店から朝にかけショーウィンドウのディスプレイがおこなわれました。ディスプレイ担当デザイナーのPrancs佐藤さんを中心に、舞台衣装の講師を努めた飛田正浩さん（spoken words project 主宰）、TRSO プログラムディレクターの宮本武典准教授も参加され、実際に使われた舞台衣装や舞台美術を使ったディスプレイが完成しました。関係者の皆さま、寒い中の作業本当にお疲れ様でした！新訳“てぶくろ”の展示会場は「伊勢丹新宿店」・「日本橋三越本店」・「銀座三越」3店舗のショーウィンドウです。お近くにお立ちよりの際は、是非ご覧下さい！

 

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今後も東北復興支援機構TRSOでは「こども芸術の家」のサポートを頂きながら、継続して子育て支援プロジェクトを実施していきます。2013年1つ目の復興支援プログラムは2月3日（日）に開催の『福しま図案室vol.5』です。ゲスト講師には2回目の登場となる、イラストレーターの「平澤まりこ」さんをお迎えします！

【福しま図案室 vol.5 】
ゲスト講師：平澤まりこ（イラストレーター）
日時：2013年2月3日（日）
時間：13：00～16：00 ※開催時間は変更になる場合があります
会場：東北芸術工科大学内 こども芸術大学
対象：福島から避難されているご家族15組
参加費：500円（教材費）／高校生以下無料
お申込先：東北芸術工科大学 東北復興支援機構TRSO事務局
　　　　　TEL：023－627－2218　E-mail：y-gakusha@aga.tuad.ac.jp
お申込締切：開催日の2日前まで
※お申込み頂いた後、改めてご案内をさせていただきます。

『福しま図案室』とは？
山形県には現在、福島県各地から約1万4千人の避難者がいらっしゃいます。そのうちの4割が母子だ けで転居されている逆単身赴任型です。東北芸術工科大学（企画=福興会議）では、福島のご家族の、山形での新しい生活を応援するピクニックイベント『福し まピクニック』を、村山市の農業体験施設で実施しました。『福しま図案室』は、その後継企画として、各方面で活躍中の素敵なゲスト講師をお招きし、冬の生 活を家族で楽しく飾るためのデザインワークショップを開講しています。

 

役野友美（TRSO事務局）