去る11月17日に、弁護士の吉澤尚先生を特別講師にお招きして、著作権に関しての講義を実施しました。
1年次向けの「編集概論」の授業の一環です。
なんとなくわかったような気になっている「著作権」ですが、いざ「これはどうなんだろう?」というグレーゾーンに直面すると、簡単にはOKとNGの判断が下せません。
「軽い気持ちで」使ってしまった他人の著作物が、あとあと損害賠償などの大きなトラブルに発展することもないとは言えません。そうならないような注意点をきちんと教えていただきました。
また、大学生は在学中に論文やレポート、創作小説などをたくさん書きますが、そこで他人の文章を「引用」するにはどうすればいいかについても、きちんと教えていただきました。
講義ではそうした「NG」に関することだけでなく、吉澤先生から、いまITなどの現場でどのように著作権がビジネスに活かされているか、著作権をどのように使うと新しいビジネスにつながるかといった、明るい話もたくさんありました。
小説を書く、本や雑誌をつくるといった活動において、著作権は切っても切れない必須の知識です。1年生の皆さんは授業内容をよく復習して、今後につなげてください。
ところで、実は吉澤先生は野上の中学・高校の同窓生です。
久しぶりに会えて、ヤキトリ四丁目で旧交を温めることができたのも非常に良かったです。
それから弁護士である吉澤先生と会った山川先生、石川先生が、揃って「もし何かあった時にはよろしくお願いします」と同じ挨拶をされていらっしゃったことをここにご報告しておきます。
何か身に覚えがあるのでしょうかね???