昨年10月から野上ゼミ3年生が制作にあたっていた、山形県警察の採用ツールが完成しました。
ツールは全部で3種類。
パンフレットとそれをいれるクリアファイル、そしてポスターです。
企画構想学科の夏目則子先生のゼミと共同で制作しました。
文芸学科としてはおそらく初の外部からの受託事業になるのではないかと思います。
昨年10月、まず昨年度のパンフレットやポスターの問題点を洗い出し、同時に日本全国の警察のパンフレットを収集し、それらを分析。そして企画立案を行いました。
採用された「カモシカ案」のほかにも、「自撮り案」や「アメコミ案」、「芋煮案」などさまざまなアイデアをプレゼンテーション。表紙などのキャッチコピーも多数提案しました。県警の皆様からは「あれもいい、これもいい」とご賛同をいただきつつ、最終的にインパクト勝負で「カモシカ案」に決まりました。
今回の採用ツールの制作は、①採用応募の対象である大学生ならではの視点で、②広く若い人に訴求できるようなものをつくってほしいとのご要望でした。
それをクリエイティブとしても完成度の高い形で結実させることができました。学生たちは本当によく頑張り、素晴らしかったと思います。
昨日は本館206教室にて、お披露目の記者会見も行いました。
テレビ局、新聞社と総勢7社の取材がありました。
ツールの訴求力だけでなく話題性という点でも、県警の採用の応募数増につながるのではないかと思います。
パンフレットは就職合同説明会などですでに配布を始めていて、飛ぶようになくなるそうです。
そうですよね。ほしいですよね、警察のカモシカパンフレット。
外観だけでなく中身も、情報が整理され、非常に見やすく読みやすい構成となっています。編集ゼミとして、徹底的に誌面構成をブラッシュアップした結果です。指導教員としては、中身の完成度も褒めてあげたいです。
これから順次、山形県内の警察署や就職イベントなどにて配布されるそうです。
見かけたらぜひ手にとってみてください。