玉井建也「物語・ゲーム・ライトノベル―ウェブ小説と物語論の関係―」が出ました。

 玉井建也「物語・ゲーム・ライトノベル―ウェブ小説と物語論の関係―」(『東北芸術工科大学紀要』25号、2018年3月)が出ました。大学の発行物になりますので、本学の教員および大学院生の皆さんが執筆しています。私の論文を詳説するのは省き、参考文献に挙げたものを淡々と挙げていきますので、推測してください。ただしこのブログで掲載するのは書籍のみで、学術論文は挙げていません。

 ちなみにこの論文を書く契機としては、2年か3年ぐらい前に「誰かネット小説に関して論文を書いてはいないのか」と思ったことが発端です。何となくそれが頭の片隅にはあったのですが、『幼なじみ萌え』に注力していたので放置していました。そして書き終わったタイミングでも、自分が楽しめる論文が出ていない気がしたので(出ていたらごめんなさい!)、自らが書いた次第です。ちなみに締め切りまで時間がなかったので1週間ぐらいで書きました。以上の動機に関して要はハルヒがSOS団を結成するようなものと同じです。SOS団だって活動自体は自己満足の稚拙なものでしたが(メンバーの本質的な部分がすごいだけ)、同じように……それより質を落としているかもしれませんが、内容を見ると個人的には不満な点が非常に多いです。どなたかが続いてください。

(追記)
こちらで公開されておりますので、ぜひご覧ください。