岡本健編『コンテンツツーリズム研究〔増補改訂版〕 アニメ・マンガ・ゲームと観光・文化・社会』に寄稿しました。

 岡本健編『コンテンツツーリズム研究〔増補改訂版〕 アニメ・マンガ・ゲームと観光・文化・社会』(福村出版、2019)に寄稿しました。玉井の文章は「コンテンツツーリズムの歴史」、「史料分析」、「地域の歴史とコンテンツツーリズム」の3つになります。

 本書をお読みいただければわかると思いますが、コンテンツツーリズムという枠組みは非常に多岐にわたっています。作品論という切り口だけではなく、観光学・経済学・経営学・心理学・社会学……の中に歴史学からのアプローチも入れていただきましたが、要は一つのことを見るのにいろいろな考え方が存在するわけです。この4月に大学に入学し、研究したいこと、考えたいこと、書きたいことがたくさんあって、でも、何をどうしていいのかわからないという人も多いかと思います。世の中は複雑で、そんな簡単にわかるわけはないよ、とか斜に構えるのではなく、まずは触れて考えてみましょう。その際、研究の一助として本書を手に取っていただければ幸いです。

https://www.fukumura.co.jp/book/b451080.html